コンビニバイトのクレーム事例20選。ありえない苦情内容とは
今回はコンビニバイトのクレームについて挙げてみたいと思います。
今ではコンビニでも様々なサービスを展開しています。
一般販売だけでなくチケットサービスやコピー・宅配便・クリーニング・写真プリント・国際送金・イートインなど、コンビニだけで多くの事を済ませることが出来ます。
ですが多くのサービスが展開される中で、それに伴いクレームの数も増えていく傾向があります。
私も以前にコンビニで管理職を経験しており、様々なクレームを体験してきました。
今回はそんなコンビニでのクレーム事例を挙げていきたいと思います。
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コンビニバイトのクレーム事例
コンビニバイトではどのようなクレームが発生するのでしょうか。
ここではコンビニバイトであり得るクレーム事例を挙げてみます。
よくあるケースですが、レジではアルバイトさんが手で袋詰めをするため、たまに商品の入れ忘れをしてしまう場合があります。
当然に帰宅した顧客から電話が入り、「○○(商品)が入っていない!」とクレームになり、社員などがお詫びに行きます。
現在のコンビニでは今のところは人間が対応しています。
バイトの学生さんでも接客が上手な人もいれば、何度注意をしても一向に改善されない人もいます。
接客が悪いとクレームの連絡が入ることもあります。
これはスーパー等でも同じですが、袋の入れ方次第でクレームに繋がることもあります。
特に袋詰めはある程度の慣れが必要なため、コンビニバイトで初心者の方はクレームになりやすい事例です。
例えば袋の下の方にあるデザートが潰れているとか、惣菜が逆さまに入っていた等、色々なクレームがあります。
コンビニバイトでは衛生面の指摘・クレームを受けることも多いです。
バイトさんの服装や髪型もありますし、接客中に髪の毛を触っていてクレームを受けた人もいます。
また少し変わった所では、おでん鍋の付近にハエが飛んでいて殺虫剤をかけている所を顧客に見られ、食品を扱う店舗で不注意だとクレームになった事もありました。
コンビニバイトでは釣り銭は画面に表示される金額を見て、レジ内から釣り銭を出し顧客に渡します。
目視のため中にはベテラン店員でも釣り銭金額を間違えてしまう事もあります。
釣り銭を渡してしまって後にクレームを受けると、防犯カメラでその時の様子をチェックしたり、時にはレジ締めをし直して金額を確認することもあります。
現在のコンビニでは宅配便だけでなくチケットやネットショッピングの荷物の預かり・引き渡しも行っています。
ですが何かしらの事情によって集荷が遅れていたり該当の荷物が見つからないといった事故が起こります。
顧客としては荷物が受け取れない事に対して不満を持ち、コンビニバイトに対してもクレームに繋がります。
コンビニバイトでは時間毎に廃棄商品を見切って捨てています。
ですがバイトさんのチェックが甘かったりすると、廃棄商品を販売してしまう場合があります。
現在のコンビニでは廃棄商品をスキャンするとレジで分かるようになっているので問題はありませんが、古いチェーンのコンビニだと未だにクレームになる事があります。
コンビニではフランクフルトやからあげなど揚げ物も店頭で販売しています。
揚げる点数や商品は社員などが管理している事もありますが、コンビニバイトだけの店舗では管理が行き届いていない店舗も中にはあります。
そのためいつ行っても「ホットドッグがない」「ドーナツがいつも売り切れ」など、品数にバラつきがあったり売り切れが多く、不満やクレームに繋がる場合もあります。
コンビニ弁当ではソースなどが付いている事もありますし、おでんを購入する顧客にはからし等の薬味を付けてあげます。
ですがコンビニバイトさんの中には、弁当を温めた後にソースをつけ忘れてしまったり、薬味を入れ忘れてしまう事もあり、それがクレームになる事もあります。
弁当などは電子レンジで温めをしますが、中には「十分に温まっていない」というクレームをつける人もいます。
温め方は一応統一されていますが、コンビニバイトでは人によってレンジの押すボタンが違ったりする事もあるので、温め具合に個人差が出る場合もあります。
また顧客の自宅までの距離によっても冷め方が変わってくるため、微妙な問題でもあります。
上記の弁当のソースなどはレンジでチンする時に取り外して温めることが普通ですが、バイトさんの中にはうっかり外し忘れて温めてしまう人もいます。
温めすぎると膨張してソース袋が爆発してしまう事があり、バイトさんの中にはその場でのクレームを恐れてこっそりそのまま袋に入れてしまう人もいて、それが後にクレームになる事もあります。
きちんとしたコンビニであれば、1~2人の顧客が並んでいるだけでもすぐに店員が駆け付けレジ清算をします。
ですが中には並んでいるのにいつまで経っても応援が来ない店舗もあり、このようなコンビニではクレームになります。
タバコや酒は成人年齢に達していない方には販売することが出来ません。
コンビニバイトさんの中にはあまりチェックしていない人も中にはいますが、うっかり販売してしまうと店側の罪が問われる事もあります。
また利用客に対して身分証の提示を求める事もありますが、いちいち確認される事に激怒する顧客がいたりもするので、タバコや酒の販売には注意が必要です。
上記タバコや酒・公共料金など、精算の際には目の前のタッチパネルで顧客自身が「確認ボタン」を押さなければならないシーンもあります。
ですが人によってはいちいち確認ボタンを押さなければならない事にイライラしたり、タッチパネルが上手く反応せず怒る人もいます。
このような些細な事も、コンビニバイトではクレームに繋がる事もあります。
例えば上記のようなタバコなど、種類が多い商品ではバイトさんが全てを把握していない場合もあります。
タバコの前には番号が振られているので番号で言ってくれれば助かりますが、銘柄名で指定してくる顧客も多いのでモタモタして待たせるとクレームに発展する可能性もあります。
コンビニバイトではその作業中のオペレーションにクレームが付くこともあります。
例えば1人がおでんを入れている時の他のスタッフの動き方や、宅急便を受け付けている時の顧客を待たせる時間など、店側のオペレーションや従業員教育に不満を持つ顧客もいます。
また最近ではレジ待ち時の列の作り方(1列か2列かなど)にクレームをつける人もいます。
レジで精算をした場合には、必ず領収書として釣り銭と一緒にレシートを渡します。
ですが顧客の中にはそれが面倒に感じる人もおり「いらないって言ってんだろ!」といった感じで怒鳴る人もいます。
これも実際にあった例ですが、コンビニによっては従業員が自分で持ち帰ってユニフォームを洗濯する事もあります。
ですが生乾きや部屋干しのユニフォームは臭うこともあり、特に高校生のバイトさんには臭いをあまり気にしない人もいました。
食品等を扱う以上は衛生面や臭いはクレームになりやすく、指導をしなければならない事もあります。
コンビニ店舗によっては少し体育会系寄りであったり、とにかく大きな声で接客をするように指示される店舗もあります。
そのためコンビニのバイトさんでも頑張って大声で接客をする人もいます。
ですが顧客の中にはそれが逆に「うるさい」と感じる人もおり、最悪の場合には苦情になることもあります。
上記のうるさいとは逆に、接客時の声や挨拶が小さ過ぎてクレームになる事もあります。
声のボリュームのさじ加減は難しい所ではありますが、印象の良い接客を目指すようにします。
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コンビニクレームは理不尽?
コンビニクレームは確かに理不尽と感じる部分も多いように思います。
多くのバイトさんが一生懸命頑張ってくれているかとは思いますが、中には防ぎようのないクレームが発生する事もあります。
また理不尽なクレームがあったとしても、コンビニというのは商圏が狭く近隣の客も多いため、納得がいかない場合でも丁寧にお詫びをしなければならない事もあるのかもしれません。
コンビニバイトというのは1日に100人以上の接客をする事が多く、全ての利用客に満足をしてもらう事はなかなか難しい場合もあります。
バイトさんの中にはクレームに対して感情的になってしまう人もいますが、本部へのクレームなど苦情が発展してしまうケースもあるため冷静な対処が必要です。
またクレームを対処するというのは1つのスキルでもあり、アルバイトであったとしても今後の接客経験にも繋がります。
もちろん必要以上に下手に出る必要はありませんが、理不尽なクレームと感じたとしても真摯に丁寧な対応を心掛けたいですね。
コンビニバイトのクレームでクビになる事はある?
店舗にもよりますが、クレームが原因で即クビになる事は少ないかと思います。
少なくとも私が勤務していたコンビニでは、本人に原因がない理不尽なクレームや、仕事に対してやる気がある子をクビにした事はありませんでした。
ですがその中でも2人クビになった子がいました。
1人は高校生で、その日の気分によって接客対応が雑になってしまう子でした。
顧客への対応が乱暴になってしまい、日によって複数件の苦情を受けることもあり、何度注意・指導をしても改善が見られなかったためオーナーと相談の上残念ながら辞めて頂いた事があります。
もう一人はレジのお金を盗んでしまった高校生でした。
レジの操作をごまかしシフトに入るたびに1000円~2000円程度のお金を盗んでいた事が発覚したため、保護者に連絡の上辞めて頂いたことがあります。
コンビニクレームでクビになってしまう事は少ないですが、むしろバイトさんが辞めてしまうケースで多いのは「同じシフトに入るメンバー絡み」が原因になる事も多いです。
時間帯にも寄りますがコンビニでは3~4名体制でシフトで入る事が多いため、その時間帯のメンバーと気が合わないと仕事がやりづらくなるケースがあります。
特にコンビニ店舗は面積自体もさほど大きくはないので、スーパーやホームセンターのように逃げ場が少ないのも難点であったりもします。
確かに他店のコンビニでもクビになったりすぐに辞めたという話を聞くことはありますが、余程のケースでなければ簡単にクビになる事はありません。
あまり気にし過ぎずに、利用客に対して気持ちの良い接客を目指していきたいですね。
コンビニバイトの仕事内容は?
ここではコンビニバイトの仕事内容について簡単に幾つか挙げてみます。
これからコンビニバイトを始めるという方は参考にして頂ければと思います。
- レジ接客
- 袋詰め
- 商品陳列
- 在庫補充
- フェイスアップ
- 清掃(ほうき・ポリッシャー掛け等)
- トイレ掃除
- 廃棄商品チェック
- POP作り
- 切手・収入印紙・年賀状販売など
- 各ギフト受付(クリスマス・恵方巻・お中元など)
- レジ締め
- 商品発注
- フライヤー・調理(ホットスナック等)
- 展示棚・食器洗い(肉まん・揚げ物・ドーナツなど)
- 雑誌返品(深夜が担当する事も)
- 機器管理(コピー機・チケット販売等)
- 各種受付(宅配便・公共料金・クリーニング取次など)
コンビニバイトでは様々な仕事内容がありますが、どれも一度に覚える必要はありません。
最初は1つ1つ覚えていき、少しずつレベルアップしていくようにしましょう。
またこれからコンビニバイトを始めたい方は、こちらの記事も参考になるかもしれません。
参考記事:コンビニバイトの面接で落ちる12の理由
コンビニバイトのクレームまとめ
コンビニバイトのクレームについて幾つか挙げてみました。
クレームの中には納得がいかないものもありますし、理不尽と感じる苦情もあります。
特に最近ではモンスタークレーマーと呼ばれるような、頻繁に苦情を言ってくるような人もいるようです。
ですがどのようなクレームに対しても真摯に受け止め、誠実に対応する事が大切です。
コンビニバイトに興味がある方は一度挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
今回はコンビニバイトのクレーム事例について挙げてみました。
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