髪の毛を売るバイトとは?長さや値段・買取サイトまで解説

今回は髪の毛を売るバイトについて挙げてみたいと思います。

髪の毛を売る?と言うと不思議な感じがするかもしれませんが、実際に存在するアルバイトです。

一般のアルバイトのように肉体労働や接客を必要とせず、単純に自分の髪の毛を買い手に送るだけで報酬を得られる可能性があります。

珍しいアルバイトではありますが、髪質に自信がある人や髪の毛をこれから切ろうと考えている人はちょっとしたお小遣い稼ぎになるかもしれません。

今回はそんな髪の毛を売るバイトに触れてみます。

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髪の毛を売る方法は?

髪の毛を売る方法としては、まずは自分の髪の毛を「人毛買取り業者」に送る事が必要になります。

髪の毛買取り会社としてはtamtamさんや美さいくる工房さんは有名ですね。

自分が送付した髪の毛が買取り業者に届いた後、実物のチェックがなされてから自分の口座にお金が振り込まれる事になります。

 

ですがいきなり髪の毛を送りつけるのではなく、まずは買取り業者の申込みフォーム等で名前や住所等の情報・髪の長さや髪質などについて入力をし、申込み手続きをしてから髪の毛を送付する事が一般的です。

また以下のような髪の毛は買取NGとなる可能性もあるようです。

  • 髪の毛の長さが短かすぎる
  • 髪が傷んでいる
  • 極端なくせ毛
  • 髪の束が同一人物でない
  • 重さが規定外の場合 etc…

 

髪を切る時には美容室で切ったり自分で切る場合もありますが、どちらの場合でも後々に業者に送付する事を想定して髪を切る事が大切です。

美容室で切る場合には床に髪の毛が落ちて行ってしまっては後から収集するのも手間がかかりますし、売る事を考えれば美容師さんのカット方法も多少変わってくる事もあるでしょう。

また自分でカットする場合でも髪の毛がバラバラにならないように自分でヘアゴム等でしばってバラバラにならないようにカットする必要があります。

買取り業者によってカット前とカット後の画像写真の送付を求められる場合もあるので、買取り業者側の事前注意事項をよく確認しておくようにしたい所です。

 

そして買い取り業者の仮審査が通過すれば、実際に髪の毛を買取り業者へ送付する事になります。

髪の毛をラップでくるんだりと送付方法に指定がある場合がほとんどなので、会社の注意事項をよく確認しながら送付手配しましょう。

送付した髪の毛が買取り業者へ到着し、会社側で髪の毛をチェックした後、問題がなければ指定の口座へ後日入金となります。

夏などに向かってこれから髪の毛を切る予定がある人は検討してみるのも良いかもしれませんね。

 

髪の毛を売る長さは何cm?

髪の毛を売る場合、その長さは何cmくらいから売れるものなのでしょうか。

これは買取をする業者によって異なります。

10cm~15cm程度から買い取ってもらえる業者もあれば、40cmからでないと不可といった業者もあります。

また買取業者によって40g以上など重さの指定が入る場合もありますし、髪の毛を切った日から1か月以内など有効期限が指定されている場合もありますので事前の確認が必要です。

 

長い髪と短い髪ではどちらが高値で売れやすいかと言えば、当然に長い髪の毛の方が売れやすくなります。

例えば人毛ウィッグの製作では髪の毛の長さが〇cm以上など最低限の長さが必要な場合もありますので、当然に長い方が売れる傾向があります。

また買取業者だけでなくネットオークション等では、長い髪の毛は数万円の高値で取引された事例もあるようです。

買取相手によって〇cm以上~など指定が入るケースも多いので、事前にしっかりと条件を確認しておきましょう。

 

髪の毛を売る値段はいくら?

髪の毛を売る場合、その値段はいくらくらいになるのでしょうか。

髪の毛買取りバイトの報酬は、その髪の毛によって変わってきます。

買取り業者によって買取り表が提示されている事が多いので、自分の髪の毛がどれくらいの査定になるか事前に確認をしておくと良いでしょう。

 

主には査定額は髪の毛の「長さ」「重さ」によって変動し、例えば髪の毛が30センチ・重さ500グラムなら5000~6000円程度、100センチで500グラムなら30000円~など、会社ごとに買取り価格が設定されている事が多いです。

値段の幅としては、1000円~30000円くらいまでの価格が多いように思います。

 

また個人で出品をするフリマアプリやネットオークションでは、さらに強気の値段設定をしている出品者も多い様子。

例えば50センチ50グラムで3000円~など、自分の希望の値段を設定しています。

フリマアプリでは個人間で取引ができ値段も自由に設定できるのが魅力ではありますが、自分の髪の毛がどのような事に使用されるかは心配する人も多いかと思います。

ネット上で取引をする際には、事前に購入者とよくコミュニケーションを図った上で安全な取引をするようにしたい所です。

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髪の毛の買取サイトって?

髪の毛の買取サイトにはどのような所があるでしょうか。

代表的なサイトとして、以下のような会社があるようです。

  • タムタム
  • 美さいくる工房
  • ベルニケ

 

どの買取サイトも髪の毛を送付することで、いくらかの値段で買い取ってもらえる可能性があります。

ですがそれぞれのサイト毎に申し込み方法も違いますし、買取価格も異なります。

自分の髪の毛の長さや重さによって買取サイトを選ぶのが良いかもしれませんね。

 

メルカリで髪の毛を売るのってアリ?

今や人気アプリとなったメルカリ。

メルカリで髪の毛を売るというのは可能なのでしょうか。

 

実際にメルカリで検索をしてみると、ウィッグや人毛エクステを販売している人はいましたが、人毛(髪の毛)そのものを販売している人は見つかりませんでした(探し方が悪かったのかも…?)。

もしかしたらメルカリの販売規約等に引っかかる可能性があるのかもしれませんね。

当然に、販売サイト側のルールに違反するような行為は慎む必要があります。

詳細が気になる方はメルカリさん側に問い合わせをしてみると良いでしょう。

 

他のオークションサイトではたまに髪の毛が販売されているのを見かけましたが、個人間で販売するのはハードルがあるのかもしれません。

やはり上記で挙げたような専用の買取業者に申し込みをするのが無難な気もします。

またアプリやオークションで販売をした場合には、必ずしも買い手が付くとは限らない事に注意が必要ですし、個人相手の場合にはその髪の毛がどのような用途で使われるのかも気になります。

特に個人間取引はリスクが伴う可能性もありますので、販売は慎重に検討をしましょう。

 

売った髪の毛は何に使われる?

さて自分が売った髪の毛は何に使われるのでしょうか。

他人の髪の毛なんて需要があるの?と思う方もいるかもしれません。

 

一般的に売った髪の毛はカツラやウィッグ・エクステ等に使用されます。

やはり人工毛よりは人毛の方が自然な色合いが出たり馴染みやすさが出る事も多く、カツラ等でも自然な人毛の方が高値で取引される傾向があります。

その他にも人形制作等で人毛が使われる事も多く、人形にリアリティを持たせる為には自然な人毛を使いたいといったニーズもあるのでしょう。

どうせ髪の毛を売るのであれば、人や社会の役に立つ形で使われて欲しいものですね。

 

髪の毛を売るバイトのつらい所は?

髪の毛売りバイトのつらい所は、やはり髪の毛が伸びるには「相当な時間」が必要だという事。

人間の髪の毛は伸びるスピードに個人差があり、標準的には1日に0.3~0.5ミリ程度伸びるといわれていますが、1か月で1センチ程度伸びるとしても1年で12センチ。

売るほどの髪の毛を伸ばすには相当な時間がかかりますし、その間のメンテナンスも要します。

やはり髪の毛を売るバイトはあくまで髪の毛をカットする機会がある人に向いており、定期収入を得るには難しい部分があります。

 

また前述したように髪質や髪の色によっても買取りが出来ない場合もあり、せっかく髪の毛を伸ばしたとしても買取りがなされないのであれば意味がありません。

季節や心情によってヘアスタイルを変えたくなる事はよくありますが、最初から髪の毛を売る事を考えている場合には、自分が希望する自由なヘアスタイルをしたいと思っても制限が出てくる場合もあるでしょう。

 

髪の毛を売るバイトまとめ

髪の毛を売るバイトについて幾つか挙げてみました。

世の中には様々なアルバイトがありますが、この髪の毛を売るバイトもレアバイトの1つです。

これから髪の毛をカットする予定がある方には向いている副業かもしれません。

ですが買取業者によってもルールや買取条件があるので、事前にしっかりと確認した上で申し込みをする必要がありそうですね。

今回は髪の毛売りバイトの副業について挙げてみました。

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