家電量販店のバイトは大学生もできる?面接内容やノルマ・服装も解説

今回は家電量販店の派遣アルバイトについて挙げてみたいと思います。

私達の身の回りの生活において家電製品は必須となっています。

スマホやPC・電子レンジや照明・洗濯機・ドライヤー等、電化製品がなくては生活も成り立ちません。

その他にもマッサージ機やテレビ・家庭用ゲームなど、趣味や娯楽として利用する家電製品も多くあります。

家電量販店では多くの店員が勤務しており、私達に丁寧に商品について説明をしてくれます。

今回はそんな家電量販店のバイトについて触れてみます。

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家電量販店のバイトの仕事内容は?

家電量販店のバイトの仕事内容は主に「レジ受付」「販売スタッフ」に分かれます。

ここではレジと販売それぞれを説明します。

 

レジスタッフ

家電量販店のバイトのレジスタッフは、店舗の中のレジ受付に立ってレジ操作や袋入れ・お金の精算などを行うのが仕事です。

商品をレジに持ってきたお客さんの商品のバーコードをスキャンし、袋に入れてレジにて清算をし釣り銭とレシートを渡します。

そして閉店時には社員と一緒にレジ閉め作業をする事もあります。

 

またレジに立っていると顧客から家電の売り場等を聞かれる事もあるので、店舗内の商品の配置程度は頭に入れておきたい所です。

もし家電製品について自分が分からない細かい質問された場合には、売り場担当などに聞かなければなりません。

ですが質問される度にその都度聞いていたのでは売り場担当者も逼迫しますので、常識的な家電の知識くらいは頭に入れておく必要があります。

 

その他にも修理の受付や返品対応について聞かれる事もありますし、製品の保証制度について聞かれる事もあります。

量販店によって無料保証と有料保証があったりするので、そのシステム内容についてもある程度理解していなければなりません。

 

お客さんが商品を購入した場合でも、自宅まで配送を希望する商品と持ち帰りをする商品の区別をしなければならない事もありますし、お客さんの希望で会計を分ける場合もあります。

ポイントが貯まっていればそのポイントの使い分けをする顧客等もおり、会計が複雑になる事もあるでしょう。

どちらかと言えばレジ受付は女性が担当している事が多く、男性はNGとされている店舗もあるようです。

 

販売スタッフ

家電量販店のバイトの販売スタッフの仕事内容としては、店舗の中の1つの部門を担当する事が多く、特に売り出しや製品のキャンペーンシーズン等に販売スタッフを増員する事があります。

担当する商品としては様々ですが、カメラやマッサージチェア・プリンタや電動カミソリ等、求人案件によっては様々です。

キャンペーンによってはユニフォームを着用することもあります。

その他にもPCやネットプロバイダ・スマホ販売等は日常的に派遣社員やアルバイトが担当しています。

 

基本的にはその販売部門エリアに立ち、商品を見ている顧客に対してお声掛けをしながら商品の説明を行ったり申込みの説明などを行います。

レジ受付よりは専門的な知識を要することが多く、顧客から聞かれる内容も深い知識が必要となる場合もあります。

顧客からしてみればそのスタッフが量販店の正社員なのか派遣社員なのかといった事は判別はできないので、おかまいなしに細かい事を質問されるケースもあるでしょう。

 

また新製品があったとしてもそのメーカーの商品だけ把握していれば良い訳でもなく、スペックや機能など他社製品と比較してどの点が優れているのか・顧客の使用環境にはどの製品が適しているか等、相談に応じられる程度の知識が必要になってきます。

また顧客から値引き交渉を迫られる事もありますが、この場合には派遣社員が独断で決めるという事は少なく、先輩上司や社員等に確認を取りながら交渉を進めていくのが通常になります。

 

家電量販店のバイトでは、レジ・販売共に未経験者でも応募可能な求人も多くあります。

時給が高めなのが魅力ですが、研修制度が無かったり慣れるまで時間がかかる場合もあります。

家電量販店のバイトは売り場により様々なので、自分に合った仕事を選ぶようにしたいですね。

 

家電量販店のバイトの面接の内容は?

家電量販店のバイトをするには求人誌やネット求人などから応募をする事が一般的です。

雇用主としては家電量販店自体が求人を出しているケースもありますが、派遣会社からの派遣スタッフとして勤務する事もあります。

 

家電量販店での面接

まず家電量販店の求人に直接応募した場合には、バイト前に面接が行われます。

事前に面接日を決定され、店舗の事務所へ出向き面接をします。

面接で聞かれやすい内容としては以下のような事です。

  • 志望動機
  • 勤務可能な曜日・日数
  • 土日祝勤務の可否
  • 家電についての知識・関心
  • アルバイト経験の有無
  • 通勤方法
  • 過去の退職理由
  • 希望のシフト曜日など

 

派遣社員の面接

派遣社員の場合にはまず派遣会社に登録をし、その後に派遣先である家電量販店に派遣されるという流れが一般的です。

派遣会社の登録会では、家電量販店の仕事内容の説明やスキルチェック・コーディネーターによるカウンセリング等が行われます。

カウンセリングでは過去の職歴や今後の希望の職種などについて話し合いをします。

そして登録会が終わった後、社内選考が行われ派遣が決まれば、派遣先である量販店へ派遣されます。

実際には勤務前に派遣先量販店と顔合わせが行われる事もありますので、担当者と事前に顔を合わせる事もあります。

派遣の場合、特に新商品のプロモーション案件では派遣会社が数十名の大量募集をしている事も多く、採用枠は広めと言えます。

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家電量販店のバイトは大学生もできる?高校生は?

家電量販店のバイトは大学生もエントリーできます。

売り場には大学生や専門生など20歳前後の学生さんも勤務しています。

ですが量販店によっては経験者を優遇している所もあるので、未経験でも応募可能か・十分な研修制度があるか等は事前に確認しておきましょう。

 

また家電量販店によっては大学生はレジ専門など、仕事が指定されている事もあります。

量販店にもよりますが男女比も半々くらいなので、その意味では出会いもあるかもしれません。

また大学生でも量販店でアルバイトをすると、社割として商品を5~10%引程度で購入することができる店舗もあります。

映像機器やPC・オーディオ関係に詳しいなど、 普段から家電が好きな人にとっては家電量販店バイトは良い社会人経験にもなるでしょう。

 

高校生の場合には、アルバイトは家電量販店や仕事内容によります。

高校生不可の所もあるようですし、品出しや商品補充・短期バイトなど簡単な作業では高校生OKとしている求人もあります。

ですが高校生の場合には一般よりも時給が多少低めに設定されている事も多いです。

事前にしっかりと募集内容を確認をしてみると良いですね。

 

家電量販店のバイトにノルマはある?

家電量販店の派遣バイトでノルマを課せられることは少ないです。

ですが個人毎の「売上目標」を課せられる事はあります。

もちろんそれが未達だったからと言って即クビという事はありませんが、昇給や昇格に影響する可能性はあります。

特に正社員の場合には自分の査定に関係してくるでしょうし、派遣の場合には次回更新に響く事もあるのかもしれません。

ですがアルバイトや派遣ではさほどノルマを気にし過ぎることもなく、達成できなかったからと言って罰金などのペナルティーもないので、積極的に仕事に取り組むようにしたいですね。

 

家電量販店のバイト時の服装は?

家電量販店の派遣バイトの服装はスーツが基本ですが、その他にもユニフォームや制服を着用する事もあります。

また量販店によってエプロンやポロシャツのような物を着ることもありますし、「白シャツ+黒ズボン」など指定されている事もあります。

靴も「革靴」や「白色スニーカー」など様々。

 

また家電量販店のバイトは服装・身だしなみに厳しい店が多く、染髪や過度なメイク・ネイルやアクセサリーなども禁止となっている店舗があります。

もし勤務開始が決まっていて服装が気になるのであれば、実際の店舗内のスタッフさんの服装を事前にチェックしてみるのも良いかもしれません。

接客をする以上は清潔感が重視されますので、きちんとした服装で臨むようにしましょう。

 

家電量販店のバイトの時給は?

家電量販店のバイトの給料としては時給形態が多く、相場としては1000~1300円程度で、店舗や仕事内容によっては1500円~の時給になる事もあります。

そのため日給換算では1万円を超える事も珍しくありません。

派遣社員の場合には一般求人よりも若干時給が高めなケースもあります。

また週末に来店客が多い事から土日祝の仕事になるケースも多く、平日に本業を抱えている人でも取り組みやすい副業と言えるでしょう。

 

例えば土日のみの勤務だとしても日給1万円とすると月収ベースで8万円前後の収入にはなる為、副業としても十分に成立します。

また交通費が支給される案件も多い事から、多少遠めの勤務地であった場合にも交通費を気にする事なく通えるのが利点でもあります。

 

家電量販店のバイトのつらい所は?

家電量販店の派遣バイトのつらい所は、まず立ち仕事がメインとなる所です。

レジ受付にしても売り場担当にしても、座って仕事をする環境というのは少なくなります。

立ち仕事が苦手な人や腰痛持ちの人などは苦痛に感じる事もあるでしょう。

 

また量販店によってはノルマや販売目標を立てさせられる所もあります。

目標を達成しないからと言って即クビとなる事は少ないですが、それでも継続的に成果をあげられなかったり実績が付いてこないと期間途中で仕事が終了となる事はあり得ます。

また欠員補充目的の仕事の場合には週ごとに店舗の移動をさせられる場合もあり、いつまでも環境に馴染めず思うようにつらいと感じる事もあるかもしれません。

 

特に最近のお客さんは実店舗での購入を控えている傾向もあり、例えば店舗で実物を眺めてデザインや機能を確認してから、実際に購入するのはネット注文で、というケースも少なくありません。

そのため店舗内で購入したいと思わせるようなトークや営業は必須となってくるでしょう。

 

またお客さんの中には欲しい商品にあらかじめ目星しを付けて来店する人も多く、顧客の中にはその家電ジャンルに詳しい人やネット等で情報武装してくる人も多くいます。

そのような詳しい客に対しては付け焼刃的な知識で対応できるものではなく、知らない事を聞かれるたびに先輩上司などにバトンタッチして対応を求めるといったケースも多くなってきます。

そのため出来れば自分が得意なジャンルの仕事や、過去に経験がある分野を中心に仕事を探していった方が良いでしょう。

また家電製品の知識に自信が持てない場合には、無理してつらい販売の仕事をせずに、チラシやサンプリング配布の仕事を中心に探すといった手もあります。

関連記事:サンプリングのバイトの評判は?配布のコツやノルマ・給料など解説

 

家電量販店のバイトまとめ

家電量販店の派遣バイトについて幾つか挙げてみました。

家電量販店の仕事は高時給の案件が多いものですが、それだけに一般のバイトと比較するとスキルが求められる事もあり、難易度が高めの求人もあります。

ですが家電に詳しくなれるだけでなく、接客や営業スキルも身に付けられる貴重なアルバイトでもあります。

家電が好きな人や販売に興味がある方は挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

今回は家電量販店のバイトについて挙げてみました。

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