宝くじ売り場のバイトの仕事内容は?男性もできる?時給や研修も解説

今回は宝くじ売り場のバイトについて挙げてみたいと思います。

一攫千金の代名詞として昔からファンも多い宝くじ。

年末と言えば年末ジャンボ宝くじですが、毎年11月頃になると一斉に販売を開始し、大当たりを狙う人たちで売り場は賑わっています。

ですが宝くじは昔と比較すると今では売上げは減少気味の様子。

以前には売上高が1兆円を超えていた時代もありましたが、現在は9000億円前後で収まる事も多いとの事。

また一方では宝くじ売り場のバイトを副業にしている人たちもいます。

今回はそんな宝くじ売り場のバイトについて挙げてみます。

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宝くじ売り場のバイトの仕事内容は?

宝くじ売り場のバイトは未経験でも可能ではありますが、出来れば銀行等の金融機関経験者が優遇されやすくなります。

大金というほどではありませんが、5万円程度までのお金を扱うので(それ以上は銀行換金)お金の管理や釣り銭計算に慣れている人が求められます。

 

売り場によっても異なりますが、例えば2人体制の売り場であれば早番が10:00~14:00くらい・遅番が13:00~19:00くらいが一般的。

売り場へは直行直帰となり、事前の研修制度やマニュアルもきちんとあります。

 

宝くじ売り場の仕事内容として、出勤をした際には機械の立ち上げや前日の当たり番号の確認、マークシートやエンピツの準備・宝くじの枚数があっているか等の確認をします。

店外でものぼり等をセッティングし、開店準備をします。

 

仕事中は主に販売・換金がメインとなり、宝くじやスクラッチ等のくじを販売し、当たりくじを持参した客に対しては換金対応をします。

宝くじの当選しているかどうかの判断は主に機械が行いその操作をしますが、普段からスマホ等をいじっている人であれば操作自体は難しくはないでしょう。

5万円以上の当選の場合は換金依頼書等が必要になり銀行窓口での払い戻しとなりますので、当たり券の返却と銀行への案内するようになります。

 

現在ではジャンボや100円くじ・スクラッチやロト6・ナンバーズなどたくさんの種類がありますので、販売間違えには十分に注意しなければなりません。

特に宝くじ売り場では違算に厳しく、券の数え間違えやつり銭の間違えから違算が発生する事も多いので、お金のやりとりは復唱しながら行います。

また宝くじ売り場のバイトでは営業トークや利用客との会話を交えながら作業をするので、慣れていないうちはミスが多くなりがちです。

 

売り場内はほとんどが小スペースでこじんまりとした小規模な店舗が多く、歩き回るようなスペースはほぼありません。

金庫や換金・FAX・PCなど備品を置けばそれだけで一杯になるような売り場がほとんどで、売り場によって1人体制の売り場と2人~体制の売り場があります。

1人の場合には気楽な反面、防犯等にも特に注意する必要がありますし、2人体制の場合には相性の悪いスタッフと同席だと気まずいといった事もあるようです。

 

また宝くじ売り場のバイトはシンプルな仕事ながら責任は重く、開店~閉店準備等も行いますし宣伝物や金銭管理まで自分でこなさなければなりません。

そのためきっちりと仕事をこなす責任感の強い人に向いている副業と言えます。

また宝くじ売り場のバイトの客層は中高年が多い為、気軽に話しかけてくる人も少なくありません。

営業トークを喋る機会もある事から、ある程度のコミュニケーション力は必要とされる仕事と言えます。

 

宝くじ売り場のバイトの時給は?

宝くじ売り場のバイトは正社員求人は少なく、殆どがパートタイム等の時短勤務がメインとなってきます。

時給としては800~1100円程度であまり高い時給とは言えませんが、売り場によっては午前に始業してから夕方まで1人で勤務といった売り場も多くある為、長時間勤務が可能であればその分稼ぐことは出来ます。

社員の月収ベースであれば月収15万円~23万円程度となるようです(正社員募集は少ない)。

 

例えば7時間勤務で週2日だけ勤務したとすれば月給ベースで4~5万円程度は稼ぐことが出来ます。

また販売元のみずほ銀行の直営店勤務であれば賃金が多少優遇されているといった話も聞きますし、派遣社員であれば直雇よりも時給が高めに設定されているケースもあるでしょう。

 

売り場としては30代~50代程度の女性が多く、どちらかと言えば若手よりも中高年女性が多く勤務しており、2年3年と働いていくと若干ながら時給が上がっていく事もあります。

 

また個人的にはやはり人通りがあまり多くない、ある程度落ち着いて自分のペースで作業ができる売り場をお勧めします。

人通りが多い売り場では休憩がまともに取れなかったりトイレが行きづらい・計算・カウントミス等も発生しやすくなり、副業として考えた場合でもある程度のんびり仕事がしやすい環境が適していると思います。

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宝くじ売り場のバイトは男性もできる?

宝くじ売り場のバイトは女性スタッフが圧倒的に多いです。

ですが男性スタッフが全くできないかと言えば、そうでもありません。

 

少ないながら男性が販売をしている売り場もありますし、実際の宝くじ売り場の求人にも「主夫歓迎」のように記載されている事もあります。

男性の場合、売り場によっては宝くじ販売に付帯する業務を任される事もあるかもしれませんし、立地上で防犯面が懸念される売り場で男性が配置される可能性も考えられます。

また基本的には一人業務となりますが、引継ぎ時など他女性スタッフと上手にやっていけるコミュニケーション力も必要とされるでしょう。

 

宝くじ売り場のバイトを探すには、ハローワークや求人誌・または宝くじ売り場に求人案内が貼ってある場合があるのでそこから申込みをするようにします。

またデパートやスーパーの敷地内にある宝くじ売り場であればその店舗内に求人案内が貼ってある場合もありますし、最近では派遣会社から派遣されて宝くじ売り場で働くといったケースもあるようです。

 

宝くじ売り場のバイトの研修は?

宝くじ売り場のバイトで採用が決定すると、事務所にて研修が行われます。

大体一週間程度の研修として、宝くじの種類や仕組みやロープレ・作業の流れを教わり、コンプライアンスや仕事上のルールも学習します。

その後は実際の売り場で先輩スタッフがそばに付きながら、実際の業務を体験して慣れていきます。

人によって入社後3か月目くらいからは研修から外れ、一人で勤務することも多くなってくるようです。

中には途中で辞めてしまう人もいますが、慣れてしまえばさほどきつい業務ではありませんので、興味がある方は挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

 

宝くじ売り場のバイトのきつい所は?

宝くじ売り場のきつい所は、まず売り場がかなりの小スペースである事が多いという事です。

動き回るスペースに余裕がないだけでなく、冷暖房も効き過ぎていたりすると室温が肌に合わないといった事もあるかもしれません。

室温によってある程度調整が可能な服装で仕事に臨みたいですね。

 

また売り場は1人体制であったとしてもその売り場で働いている人は1人ではありません。

売り場は午前と午後の交代制の所も多いですが、交代の際には顔を合わす事になりますし売り場は女性職場なのでちょっとした事が悪い噂を生まないとも限りません。

交代時にも次の人がスムーズに仕事ができるように引継ぎしましょう。

 

また中には酔っ払い当選しなかった腹いせを売り場に文句付けてくる顧客もいたりなど、やはりお金を扱う職種だけにきつい部分もあります。

もし防犯面等が心配なようであれば人通りの多い駅近や交番近く・ショッピングセンター内等の売り場を探すと良いでしょう。

 

また売り場勤務であったとしても、ジャンボ発売時などは外で呼び込みの仕事をするケースもあるかもしれません。

売り場の座り仕事とは異なり、ハッピを着てメガホンを片手に大きな声で呼び込みをします。

「本日大安~!」「1等○○円~!」「買わなきゃ当たりませ~ん!」といったフレーズを売り場外で連呼する姿はよく見かけますね。

声が枯れてしまう事もあるでしょうし、真夏や真冬の下で販売応援をするのは意外ときついと感じる人もいるでしょう。

販売応援はスポット的な仕事発注が多い為、単発派遣等の仕事を探していくと見つかるかもしれませんね。

 

宝くじ売り場のバイトまとめ

宝くじ売り場のバイトについて幾つか挙げてみました。

宝くじ売り場はシフト勤務である事が多く、バイトやパートとしても取り組みやすいと言えるでしょう。

ただし宝くじは1年のうちで定休日が少ない売り場なので、月に〇日以上の出勤が必須など事業所によって縛りがあるケースもあります。

面接時に条件については詳細を確認しておくようにしたいですね。

 

宝くじ売り場のバイトは仕事さえきっちり行っていれば、座り仕事でもあり体力的にもラクな仕事にあたります。

面倒な人間関係も比較的少なく、顧客がいない間はのんびりと過ごせる事も多いでしょう。

人によって向き不向きはありますが、環境が自分に合うようであれば宝くじ売り場は副業としても向いている職場と言えます。

興味がある方は求人を検討してみるのも良いかもしれませんね。

今回は宝くじ売り場のバイトについて挙げてみました。

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