ティッシュ配りのバイトのコツは?仕事内容や給料・セリフも解説
今回はティッシュ配りのバイトについて挙げてみたいと思います。
街頭ではチラシやティッシュを配布している人をよく見かけます。
特に駅前や繁華街など、人通りが多い場所ではティッシュ配りをする人の姿を見た事がある人も多いかと思います。
ティッシュ配りは単純な作業がほとんどなので副業としても適しています。
また立ち仕事ではありますが力仕事ではないので、本業を抱えている人であっても副業として取り組みやすいと言えるでしょう。
ただしティッシュを配るとは言っても、通行人に受け取ってもらうにはちょっとしたコツが必要です。
今回はそんなティッシュ配りのバイトについて挙げてみます。
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目次
ティッシュ配りのバイトの仕事内容は?
ティッシュ配りのバイトの仕事内容は、街頭などでティッシュを配布する事が仕事です。
まず最初に配布するティッシュを用意する必要があります。
ティッシュは広告主 (雇用主) のオフィスに取りに行くか、現場担当者が車で現場まで運んできてくれる場合もあります。
配布するティッシュの広告主としては、コンタクトレンズや消費者金融・飲食店・フィットネスクラブなど様々ですが、その広告主の指示に従って現場に配置されます。
ティッシュは誰にでも自由に配布して良い場合と、配布ターゲットが決まっている場合があり、例えば中高年女性や若年層などあらかじめティッシュを配布する年齢層や性別を指定される場合もあります。
ティッシュは無言で配って良いというものではなく、大抵は会社名やキャンペーン名を元気よく大きな声でPRをしながら配布するように指示される事も多いでしょう。
また路上でのティッシュ配りでは道路使用許可が必要であり、仕事開始時には担当者から道路使用許可証と簡単な地図を受け取ります。
配布場所としては、未経験者よりもベテランスタッフが良い場所を確保するといったケースもあるようです。
ティッシュ配りの配布が終了すると、余ったティッシュを事務所に持ち帰り、会社によっては報告書を記入する等してから帰宅をします。
ティッシュ配りのバイトではノルマを掲げられる所は少ないですが、それでも1時間にどれくらい配布して欲しいと指示があったり、時間内に段ボール~箱分は配布するようにしてください等の指示が出される事は多いです。
細かなルールはあるにしても、ある程度自分のペースで配布出来る為、副業としても適しています。
ティッシュ配りのバイトのコツは?
ティッシュ配りは他のチラシやサンプル品と比較しても受け取ってもらいやすい配布物ですが、それでもちょっとした工夫をする事でより多くののティッシュを受け取ってもらう事ができます。
ここではティッシュ配りのちょっとしたコツについて幾つか挙げてみます。
まずティッシュを受け取ってもらうには、歩行者の相手の目を見て配布すると受け取ってもらえる事が多いです。
通行人は見てないふりをしていても、相手が自分の目を見て配布しているかどうかは視界に入るのでわかるものです。
そのため相手の目を見て丁寧にティッシュを差し出してあげるのがコツと言えます。
ティッシュを配る際には邪魔にならない程度に歩行者の1歩前に出て渡してあげると受け取ってもらいやすい傾向があります。
隅の方でこっそり差し出されるのと、自分の目の前でグイッと差し出されるのでは、反射的に後者の方が受け取ってしまう可能性が高くなります。
ただし歩行者の進行を妨げない配慮は必要です。
交差点や信号待ちなど、人が時間を持て余している瞬間を狙って、ティッシュを配布するのもコツです。
暇な時間のため、ティッシュを受け取ってもらいやすくなります。逆に忙しそうに歩いている人は受け取ってもらいにくいです。
ただし自分の持ち場からあまり離れないように注意をしなければなりません。
当たり前かもしれませんが、無表情でいるよりは笑顔で配布する人の方が印象が良く、受け取ってもらいやすくなります。
特に高齢者層には笑顔の方が配布しやすいと思います。
立ち仕事で大変ではありますが、出来るだけ笑顔を心掛けましょう。
ティッシュ配りのバイトでは、もらい手のメリットを伝えてあげる事が大切です。
無料のティッシュというだけでも多少のメリットを感じさせますが、例えばクーポン付きであったりキャンペーン情報などを一緒に伝えると更に受け取ってもらいやすくなります。
少し配布してはダンボールまでいちいち取りに行くのは効率が悪いです。
両手には10個以上~など出来るだけ多くのティッシュを持ち、効率よく配布しましょう。
単純にティッシュを欲しがっている人を中心に配布するという方法もあります。
例えば女性であればティッシュをメイクや化粧直し等に使用する事もありますし、主婦であれば無料ティッシュに喜ぶ人もいます。
また春のシーズンであれば花粉症でマスクをしている人もいますし、冬のシーズンでは風邪を引いている人にも受け取ってもらいやすいでしょう。
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ティッシュ配りのバイトってどう?
ティッシュ配りのバイトのきつい所は、まず立ち仕事という事が挙げられます。
4~5時間の勤務が多いとは言え、立ちながら次々にティッシュを配っていく事になるので終業後は意外に疲れます。
声を出しながら1つ1つのティッシュを手渡していく作業は、シンプルながら割と重労働です。
またティッシュ配りのバイトと言うと、1人で気楽に配っているだけ…というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実際にはそうでない場合もあります。
例えばティッシュを配布していても「さっき断ったでしょ!?」とか歩行者に怒られる事もありますし、あからさまに歩行者に嫌な顔をされる事もあります。
ティッシュ配りのバイトでノルマがあるかどうか気になる人もいるかもしれませんが、ノルマはある会社と無い会社があります。
またノルマというよりは「目標数」を設定される事も多く、〇個配って欲しい等の指示をされる事も多いでしょう。
ティッシュを配っている最中も担当者がたまに監視として通って見張っていたり、派遣社員の場合には勤務終了後に配布個数を聞かれる場合もあります。
ダンボール1箱がティッシュ500個として1日に千人前後に配布すると考えると、それなりにプレッシャーがかかります。
また広告主から配布するターゲットを決められている場合でも、ターゲット以外の人からティッシュを欲しがられる事もあります(特におばさま方など)。
大抵そのような時は渡してしまう事も多いのですが、しつこく迫ってくる通行人もいたりします。
ターゲット以外の人に渡して良いかや、一度に2個~渡して良いかはその会社のルール次第です。
またティッシュ配りのバイトを始めたばかり頃は通行人との間合いが掴めない事もあり、通行の邪魔をすると舌打ちをされたり怒られるケースもあるでしょう。
気持ちばかりが焦ってしまい、ティッシュを受け取ってもらえず通行人に無視され続けるとモチベーションが落ちてしまうような事もあります。
慣れてくると自分なりのコツが掴めてきますが、自分のペースで配布できるようになるまではある程度の慣れが必要です。
ティッシュ配りの給料は?
ティッシュ配りのバイトの給料は時給制になっている事が多く、1000円~1200円前後の時給設定である事が多いでしょう。
また日給制である場合には、1万円前後の給料が支給される所もあります。
ティッシュ配りのバイトはフルタイムと言うよりは4~5時間の時短勤務も多いため、がっつり稼ぎたいという人にとっては不向きの場合もあります。
それでも例えば毎週3日間1日5時間程度の勤務をしたとすると、月に6万円程度の副収入にはなりますので副業としても成立します。
また広告主によって時給が異なることもあり、例えばキャンペーン系や金融系・水商売系の広告ティッシュは時給が高めな事もあるようです。
ティッシュ配りのバイトは高校生もできる?
ティッシュ配りのバイトはアルバイト情報誌やネット求人などで見つける事が出来ます。
また単発系の派遣会社の求人でも見つける事は出来るでしょう。
大抵は単発・短期の案件が多いのでスポット的にティッシュ配りの仕事をしたい人にも良いと思います。
また1つの会社で長く勤務している人の中には時給が1200円程度まで昇給したという人もいるようです。
ただしどちらかと言えばティッシュ配りの仕事は女性や若年層が採用されやすい傾向があり、中高年は採用されにくい場合もあります。
またティッシュ配りのバイトは高校生でもできます。
特にティッシュ配りでは高校生や大学生・フリーター群は多いです。
ただしピンク系など、学生のアルバイトに適さない広告の場合には高校生不可となっている所もあります。
一般のティッシュ配りのバイトは高校生や大学生でも可能なので、興味がある方は挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
ティッシュ配りのセリフは?
ティッシュ配りのセリフは、当然にその広告主の会社によって異なります。
大抵は仕事開始時に担当者から「○○~とPRしながら配布してください」といった指示が出されるので、その通りのセリフで配布をしましょう。
ティッシュ配りのセリフは会社にもよりますが、以下のような感じです。
- ○○のセールのご案内で~す。宜しくお願いします。
- 〇日から○○店が新しくオープンします。宜しくお願いしま~す。
- 最大〇%引きのクーポンが付いたティッシュを配布してま~す。 etc…
セリフの内容によって、歩行者はティッシュを受け取るメリットを頭の中で確認してから受け取ることができます。
そのためセリフではっきりとメリットを提示してあげる事は、配布率を高めることにも繋がります。
元気の良い発声セリフでティッシュを配布していきたいですね。
ティッシュ配りの効果とは
これだけ多くの求人があるティッシュ配り。
時給も比較的高めで、無料でティッシュを配布することにどんな効果があるのか?気になる人もいるかもしれません。
ティッシュ自体の原価は3円~6円程度で、チラシ等と比較しても受け取ってもらいやすい面があります。
またティッシュは常に携帯するもの。
利用者はティッシュを取り出す度に広告を目にすることになるので、費用対効果も高いようです。
またティッシュは男女問わず利用されるものですし、年代も問わないので幅広い世代に広告をPRする事が可能です。
加えてティッシュの中に無料券やクーポン券を入れる事により、それが来店動機へ繋がることもあるでしょう。
人によってはバッグの中やポケットに同じティッシュが1~2カ月入っている事も珍しくありませんので、その意味では広告効果が長期間続くとも考えられます。
また上記でも挙げたようにティッシュ配りのバイトの給与は時給1000円前後。
仮に1時間に100個のティッシュを配布したとすると、1個あたりにかかる人件費は10円程度でしかなく、他のチラシ配りや新聞折り込みと比較しても割りが良いとも考えられます。
現在ではネット広告が主流となりアナログ広告は下火になっている風潮がありますが、それでもティッシュ配りのバイトが無くならないのは、その高い広告効果が認められているからなのかもしれませんね。
ティッシュ配りのアルバイトまとめ
ティッシュ配りのバイトについて幾つか挙げてみました。
ティッシュ配りは土日祝に求人を出しているケースも多く、空いた時間で取り組めるので副業にも適しています。
ですがティッシュを受け取ってもらうにはちょっとした工夫やコツが必要と言えそうです。
人に話しかけるのが好きな人や短時間勤務を希望している人は挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
今回はティッシュ配りの副業について挙げてみました。
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