パン屋のバイトは男でも出来る?口コミや志望動機も解説

今回はパン屋のバイトの副業について挙げてみたいと思います。

お店の前を通るとこんがりといい匂いがするパン屋さん。

ご飯よりも好きという人もいるほど、パン好きな人は多いものです。

色々なパンに囲まれながらアルバイトをしたいと考える人も多いのではないでしょうか。

中には女性だけでなく、男性でもパン屋のバイトを志望する人はいます。

今回はそんなパン屋のバイトについて触れてみます。

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パン屋のバイトの仕事内容は?

パン屋のアルバイトの仕事内容は、「店内の販売」「製造」に分けることが出来ます。

ここではパン屋バイトの販売と製造についてご紹介します。

 

販売

販売ではレジ操作・パンの品出し・袋詰め・パンの陳列・トレイやトングの整理・清掃作業などがあります。

その他にも慣れてくるとお店によっては、POP作りや試食品のカット・ドリンク作り・開店前や開店後の準備が含まれてくることもあり、販売と製造を両方任されるスタッフもいます。

コンビニ等と異なる点として、パン屋の場合には商品ごとにバーコードが付いていないお店が多く、パン毎の金額や商品名を覚えなければいけない点が大変です。

そのためレジ受付時に金額を打ち込む必要があり、慣れるまでには多少時間がかかり、時には並んでいるお客さんを待たせてしまう事も。

ただしそれ以外には難しい仕事は少なく、パンの陳列やレジ会計・清掃がメインとなってきますので、2~3か月もすれば基本的な業務はこなせるようになります。

 

製造

一方で製造においては、店内でパンの製造が行われている店舗もあれば、別の工場にてパン製造を行っているパン屋もあります。

個人店のようなパン屋では店内製造も多く、チェーンのような大手店では別工場で製造を行っている店舗が多いでしょう。

 

店内での製造の場合には、個人店のように朝早くに粉から一からパンを製造する店舗もあれば、冷凍パンを成形として焼くだけで良い製造もあります。

特に大手店では冷凍パンを使っている店舗も多いかと思います。

アルバイトの場合には、どちらかと言えば冷凍パンを使った製造が多く、粉から一から作る過程をやる事は少ないかと思いますので、未経験者でも慣れるのには時間がかかりません。

個人店で製造を任されるとなると、生地を粉から練ったり発酵させるのに時間がかかるので、朝早くの勤務となる事も多くなります。

 

工場での製造については、数人で分業しているライン作業が多く、ひたすら自分の工程での作業を続けることになります。

工場内では成形ラインや包装ラインなど工程毎に作業が分かれており、日によってポジションが変わる事もあります。

例えばパンに具材を乗せたりパンをベルトコンベアに流すなど、単調な作業を繰り返していく事が多く、一人に対して複数の仕事を任される事は少ないでしょう。

工場の場合には煩わしい人間関係等が少ない反面、本格的にパン作りに携わっていきたい方には物足りなく感じることもあるかもしれません。

 

パン屋のバイトは男でもできる?

パン屋のバイトは男性でもできます。

ですがどちらかと言えば男性の場合には製造に回されるケースが多いでしょう。

 

材料を運ぶにも重労働となる事もありますし、釜は100度を超え焼き上がりのパンを取り出す時にはヤケドをする事もあります。

室内も蒸し暑くパンや鉄板が重いので肉体労働となり、特に製造は男性が担当しているお店も多いです。

小麦粉なども業務用のものであれば20~30㎏にもなりますので、面接時には「体力に自信があるか」質問をされる場合もあるかと思います。

 

またパン屋というと穏やかなイメージを持つ人も多いですが、お店によっては指導が厳しめの所もあります。

製造と言えば職人の世界。中には体育会系のノリの職人さんも多いので、時にはきつくあたられる事もあるかもしれません。

 

店内販売には男性スタッフがいるお店もありますが、やはり衛生面や清潔感には特に気を配る必要があります。

やはり接客を優先するとなると、どうしても女性のほうが採用されやすい傾向がありますので、男性が販売を希望するとなると髪型や身だしなみにも十分に配慮する必要があるでしょう。

パン屋の場合には頭にネットや帽子をかぶったりエプロン等を着用する店舗も多いですが、やはり不衛生な髪型や服装では採用されにくいかと思います。

 

男性がパン屋のアルバイトを希望した場合、お店によっては断られたり何度か不採用が続くことも多いかと思います。

過去に男性を雇ったことがあるお店であっても、多くの男性スタッフは辞めていく事も多いからです。

それだけ女性が多い職場の中で男性が混じってやっていく事は簡単ではありませんし、製造の場合には体力的にきつくて辞めてしまう人も多いという事でしょう。

 

ですが自分が作ったパンが綺麗に店頭に並び、それを美味しく食べてくれるお客さんがいるという事は、喜びを感じる事もあるかと思います。

これからパン屋のアルバイトをしたい男性は、もし一度~二度不採用になったとしても、やりたい仕事であれば諦めずにチャレンジしていきたいですね。

 

パン屋のバイトで男性との出会いは?

パン屋で働く場合、恋愛として異性との出会いはあるのでしょうか。

まず店員が女性だけの場合には、当然に男性がいないか、いたとしても店長だけなので、出会いは少ないです。

また個人店など小さなお店の場合には、女性店員だけで2~3人で対応している事も多く、男性のバイトスタッフはいないので出会いも少ないでしょう。

老舗パン屋みたいな昔からあるパン屋やサンドイッチ製造だと、おばさんが中心の店舗もあるので若いバイト同士の出会いはほぼ無いです。

 

逆に大きめの店舗商業施設内のパン屋・カフェ併設のベーカリー店等になると、バイト同士の出会いも機会も出てきます。

年齢層も10~20代が多く、人数も7~10名ほどで店内を回すこともあり単純に人数が増えるので、その分男性や女性の出会いの確率は上がりやすいでしょう。

パン屋やカフェの制服というのは可愛らしいものも多く、男性から見ると私服の時以上に綺麗に見えてしまう事もあります。

関連記事:カフェのバイトのコツ。面接前と採用後に覚えておく20の事

 

ですが製造と販売で男女が分かれてしまっている場合、コミュニケーションが取りずらい事もあり、恋愛に進展しないケースもありますし、逆に販売同士だと頻繁に話す機会が出てきます。

また大抵のパン屋は女性が多いので、男性としては他の女性スタッフの目を気にしながら恋愛をするといったケースも多いでしょう。

居酒屋やカフェバイト等と比較すると、どちらかと言えば恋愛に発展しにくい部分もあるのかもしれません。

出会いがあるかどうかはパン屋にもよりますが、仕事がそっちのけにならない程度に恋愛を楽しみたいですね。

 

パン屋のバイトの男女比は?

パン屋のバイトの男女比は店舗にもよりますが、7:3~9:1(女:男)程度の割合のお店が多いように思います。

ほとんどが女性で占め、男性は少なめです。販売でなく製造の場合だと上記の割合が逆転します。

販売の年齢としては10代~20代が多く高校生や大学生が多めで、午前中~お昼頃までは中高年のパートさんがいたりもします。

パン屋のバイトは男性でも応募可能ですが、女性職場が苦手な人にとっては厳しく感じることもあるでしょう。

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パン屋のバイトの口コミ・評判は?

 (パン屋でのアルバイト経験:20代前半 / 女性)

以前に商店街のパン屋でアルバイトをしたことがあります。

お店では常に私のほかに店員が4~5名くらいで対応をしていました。

パンの種類が多くて最初には覚えるのに時間がかかり、すぐに新しいパンが出てくるので意外と大変です。

私のお店だけでもたぶん100種類以上はパンがあったと思います。

また混んでいる時はレジだけで忙しく、お客さんによってはパンをカットしなければいけなかったので余計に時間がかかることもありました。

忙しい中でもレジと袋詰めや陳列を平行しながらやらなければいけないので大変でした。

4~5名の店員がいましたが、そのうちの2名は成形など製造担当だったので、店内は実質2~3名で回さなければいけません。

私は店内作業だけだったのでなんとかこなせましたが、たぶん体力的には製造の方がもっと大変だと思います。

私のお店はお昼時が忙しかったですが、商店街の中にあるので夕方の帰宅時もOLさんや主婦の人が買っていきます。

最初はパンの匂いに囲まれて仕事できるなんてうらやましいと思っていましたが、実際に仕事をしてみるとそんな事は忘れていました。

帰りには廃棄するパンや出来の悪いパンは持ち帰りOKだったので、そこはメリットだと思います。

これからパン屋さんでアルバイトをする人は、仕事をする前にお店の雰囲気とか忙しさをチェックしてから始めると良いと思います。

 

パン屋のバイトの志望動機は?

パン屋のアルバイトをする際、履歴書の志望動機はどのように記入すれば良いでしょうか。

パン屋のバイトの志望動機の例文を挙げてみます。

以前から通学の帰りに貴店をよく利用させて頂いておりました。

利用するたびにスタッフの方の対応が丁寧で、私もパンのおいしさや魅力を伝える仕事をしてみたいと考えるようになりました。

パンの販売経験はありませんが、以前のスーパーでの接客経験を活かして、貴店で新たな経験を積んでいきたいと考えております。

私は食べることが大好きで、特にパンは毎日のように食しています。

貴店にも普段からよく通わせて頂いており、パンのおいしさや魅力を伝える仕事をしたいと考えました。

接客業は未経験ではありますが、パンの販売を通して接客マナーを一から身に付けていきたいと考えております。

宜しくお願い致します。

 

パン屋の志望動機として決まった内容はありませんが、なぜパン屋で仕事をしたいと思ったのか、その理由を明確に記入するようにしましょう。

また先にも挙げたようにパン屋の仕事は大別すると「販売」と「製造」がありますので、自分が希望する職種も交えて記入をしても良いかと思います。

面接時には、「清潔感・きちんと感」を意識した身だしなみで臨み、好印象を抱いてもらえるような面接にしたいですね。

 

パン屋のバイトは太るって本当?

パン屋でバイトをすると太る人は意外にいます。

やはり廃棄品などを持ち帰りOKとしている店舗だと、毎日のようにパンを食べるので太りやすいのでしょう。

特にパンは炭水化物でもありますし、夜遅くに食べると太ることが考えられます。

 

コンビニのパンと比較するとパン屋さんのパンはカロリーが低めである場合もありますが、それでも毎日大量にパンを食べていると太ります。

店舗によってはパンだけでなく、ケーキ等も併設で販売しているお店もあるので、その場合には特にカロリーには注意しましょう。

パン屋のバイトで太らないようにする為には、廃棄品や試食をもらう頻度を少なくしたり、食べた後は適度に運動をする・食べる時間帯に気を付けるなど、自分なりに工夫が必要と言えます。

 

パン屋のバイトは男もできる?まとめ

パン屋のバイトと男性について幾つか挙げてみました。

確かにパン屋で男性スタッフを見かける事は少ないですし、応募しにくい事もあるかと思います。

お店によっては不採用として断られてしまう事も多々あるでしょう。

ですがパン職人やパティシエを始め、自分が本当にやりたいお仕事であれば、性別の壁を考える必要はない筈です。

パン屋を始め、自分がやりたいお仕事に積極的にチャレンジしていきたいですね。

それでは今日はこの辺で。

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