コンビニバイトで一人暮らしはできる?

今回はコンビニバイトと一人暮らしについて挙げてみたいと思います。

アルバイトの定番と言っても良いコンビニバイト。

皆さんの中にも経験をした事がある人も多いかと思います。

学業の合間にバイトをしたり、副業として働いている人もいますが、中には本業としてコンビニバイトをして生計を立てている人もいます。

コンビニバイトだけで一人暮らしをしていく事はできるのでしょうか。

スポンサーリンク

コンビニバイトで一人暮らしはできる?

コンビニバイトだけで一人暮らしはできるのでしょうか。

まずは都内で一人暮らしをすると仮定すると、例として以下のような費用がかかってきます。

家賃:約60000円

食費:約40000円

水道光熱費:約10000円

通信費:約6600円

交際費:約15000円

雑費(消耗品等):約10000円


合計:141600円

 

食費・水道光熱費・通信費は過去の総務省調査の金額を元に目安として表示しています。

都内で一人暮らしをするとなると、ワンルームでも60000円程度はかかってきますし、その他にも交際費や雑費も計上する必要があります。

上記だとざっくりな計算にはなりますが、月に141600円ほどのお金がかかる事になります。

 

コンビニバイトの時給は年々上がってきていて、今では昼間でも1000円前後の時給のコンビニが多くなってきています。

ここでは仮に時給1000円とすると、月に20日勤務するととしても1日に7時間程度は勤務する必要があります。

またこのくらいの時間勤務するとなると社会保険に加入する事もありますので、実際にはもう少し勤務時間は多くなるでしょう。

深夜時間帯であればもう少し時給も上がりますが、深夜帯の勤務は週4日程度が限界で、身体の事を考えるとそれ以上の勤務はあまりお勧めできません。

コンビニバイトだけで一人暮らしをする事は可能かもしれませんが、あまり余裕のある生活は期待できない場合が多いかと思います。

 

コンビニバイトで廃棄商品はもらえる?

コンビニバイトでは廃棄商品をもらえたといった声を聞くことがあります。

確かに廃棄商品でも無料でもらえるのであれば、一人暮らしの家計にはだいぶ助かるのかもしれませんね。

 

ですが確かに昔は一部のお店でそのような店舗もあったのかもしれませんが、今ではそのようなコンビニは殆どないように思います。

直営店ではまず無理でしょうし、フランチャイズ店であっても本部からの目が厳しいので廃棄商品を無料で従業員に配っている店舗はほぼないでしょう。

通常、コンビニでは本部との契約において廃棄商品は処分する事が決められている為、無料で配るといった事はできないようになっています。

また期限切れ商品を食べてしまう事は、お腹をこわす可能性も出てきます。

無料で廃棄商品を渡すことができない以上、もし従業員が勝手に廃棄を持ち帰ったりすればそれは窃盗罪となる可能性もあり、弁当などを無断で持ち帰るような事はしてはいけません。

スポンサーリンク

コンビニバイトにノルマはある?

 

コンビニバイトにはお店によっては季節商品毎に販売目標を掲げているお店もあります。

私が昔に勤めていたコンビニでも、様々な商品の販売目標が掲げられていました。

クリスマスケーキ・おせち・お中元・チキン・おでん等、あらゆる商品に目標が掲げられます。

バックルームには従業員毎に購入金額がグラフで表示され、誰がどのくらいの金額を購入したかがはっきりと分かるようになっていました。

もちろん従業員には自主的に自己判断で購入をするようなルールにはなっていましたが、実質的には全員が購入しないといけない空気というか…個人的にはそんな雰囲気もあったような気がします。

 

販売目標があるかどうかはコンビニ店舗にもよるかと思いますが、もし目標があるとなると一人暮らしの家計にも多少影響してきます。

一度の購入で2~3千円購入する事も多いので、決して無視できる金額ではありません。

また年に一度の目標であればまだしも、コンビニによっては年に何度もイベント時の購入があるので、年間で換算すると結構な金額になります。

コンビニバイトで一人暮らしをする際には、そのお店で販売目標等があるかどうか事前に聞いてみるのも良いかもしれませんね。

 

コンビニバイトはスキルになる?

コンビニバイトの業務は接客や品出し・補充・清掃・発注などが挙げられます。

最近ではコンビニでも宅配便や公共料金の支払い以外にも、チケット予約や弁当予約・通販商品の受け取りや写真プリントまで出来てしまいます。

昔よりも従業員に課せられる仕事量は多くなっているようにも思います。

また時間区切りで配送されてくる弁当や総菜・デザートなども品出ししていかなければなりませんし、合間を見て清掃なども行う必要があります。

仕事を覚えてくると発注も任されるようになり、一人当たりの仕事量は他のアルバイトと比較しても多めにも感じます。

 

接客を始めコンビニで経験できる業務は幾つかありますが、それが自分にとって将来に役立つスキルになるかどうかは分かりません。

ましてコンビニバイトだけで一人暮らしをしているとなると、将来を不安に思う人も多くいるかと思います。

コンビニバイトと並行しながら、他の技術やスキルを経験を積んでおく事も大切なことです。

 

コンビニレジは無人化する?

大手コンビニを始め、今後はレジの無人化が進むとも見られています。

現在でもスーパー等ではセルフレジを見かけますが、それらはバーコードを利用し商品を一つずつ読み込ませていくものです。

ですが今後は、ICタグを利用することで顧客は商品をカゴや袋に入れたまま瞬時に会計できるようになると言われています。

 

これにより人手不足の解消にも繋がり、アルバイトやパートの需要が減っていく可能性も考えられます。

コンビニバイトで一人暮らしをしている方はコンビニだけが収入源となっている事も多く、もしその仕事を失えば生計を立てていく事も難しくなります。

一人暮らしをしていく事は可能ですが、コンビニだけに限定せず、同時に将来を見据えた働き方も考えていく必要があるのかもしれませんね。

 

コンビニバイトと一人暮らしまとめ

コンビニバイトと一人暮らしについて挙げてみました。

コンビニバイトだけで一人暮らしをする事は可能ですが、収入的には決して余裕のある生活を送れるとは限りません。

まして今後は自動化等により、コンビニバイトにどれだけの雇用が見込めるのか不透明な部分もあります。

その時の状況や環境に合わせて、どのような仕事にも対応できるスキルや経験を積んでおく事も大切なのかもしれませんね。

それでは今日はこの辺で。

スポンサーリンク