クリーニング店のバイトは男性もできる?離職率が高い理由とは

今回はクリーニング店のアルバイトについて挙げてみたいと思います。

大切な衣類を綺麗にしてくれるクリーニング店。

スーツやコート・ジャケットなど、自分では中々洗濯できない衣類までクリーニングしてくれます。

クリーニング店のアルバイトと言うと、どちらかと言えば女性が多いイメージがありますが、男性でも可能なのでしょうか。

今回はそんなクリーニング店の仕事に触れてみます。

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クリーニング店のバイトの仕事内容は?

クリーニング店のアルバイトの仕事の流れを簡単に説明すると、まずお客様から衣類を受け取り分類を確認し、衣類によって決められた料金を受け取り、お客様に仕上がり日の確認をします。

この時に衣類に傷、ほつれ・汚れ等がないかしっかりと確認をし、お客様にも承諾をしてもらいレジで精算を行い、控えを渡します。

また衣類の状態によっては、オプション加工の提案をする事もあります。

 

そして預かった衣類にタグ付けをしクリーニング工場に引き渡す準備をし、衣類を袋に詰め込み工場へ輸送されます。

工場でのクリーニング処理が完了し、お客様の来店時に衣類の引き渡しを行います。

引き渡しは店内からお客様の洋服をピックアップし、傷や汚れが付いていないか等を確認してもらってからお渡しします。

 

チェーン店等と異なり、個人店の場合には工場と店舗が一緒の所も多いので、アルバイトでもクリーニング作業を手伝うこともあります。

クリーニングに持ち込まれる衣類としては、型崩れしやすいものやドライマーク表示があるもの・シワになりやすいものなどが多く、経験に応じてお客様の相談に応じられる程度の知識が必要とされます。

特にクリーニング業界は多くの職種の中でも苦情・クレームが発生しやすいお仕事と言われますので、受付時の衣料品と仕上がり品のチェックを店側と消費者側の双方でしっかりと行っておく事が大切です。

 

クリーニング店のバイトは男性もできる?

クリーニング店で働く人の多くは女性で、受付の9割方はパート女性であると考えておいた方が良いでしょう。

男性のスタッフもいますが、その数は僅かです。

やはり下着等を含めて衣類というデリケートな商品を扱う上では男性は敬遠されがちです。

またクレームを受ける事も多い事から、やはり物腰の柔らかい女性が採用されやすい側面もあるのかもしれません。

 

男性の場合にはどちらかと言えばルート配送クリーニング工場勤務で多く募集をしています。

男性がクリーニング店の受付をやる事は全く問題はありませんが、店舗によっては採用ハードルが高めになる事もあるでしょう。

土日祝など人手が足りなくなりやすい曜日シフトを中心に応募していくのも良いかもしれません。

もしくは独立して個人宅のハウスクリーニング業を請け負う男性もいるようです。

関連記事:ハウスクリーニングの副業とは?

 

クリーニング店では狭い店内で1~2人で廻している店舗が多いので、スタッフ同士の相性が悪いと居心地は悪くなります。

また一人勤務の場合には受付だけでなくクレーム処理や電話対応まで全て自分でこなす必要があります。

特に立地が良い店・価格が安い店・仕上がり時間が早い店・ポイント割引などが大きい店は来店客が多い傾向があります。

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クリーニング工場の仕事内容は?

男性の場合、どちらかと言えば工場勤務の募集が多いかと思います。

長期だけでなく短期・単発の求人もありますので、まずは職場環境を知ってみたいという方は短期のお仕事から始めてみるのも良いでしょう。

特に4月あたりの繁忙期においては求人も多くなってくるかと思いますので、求人をマメにチェックしておきましょう。

 

クリーニング工場の仕事内容は、まず検品・仕分けから行います。

クリーニング店舗側でも検品(ポケット等に物が入っていないか等)は行っていますが、念のため工場内でも再度検品をします。

そして衣類の色や素材を判断し、衣類に応じた適当な作業場に持ち込みます。

持ち込まれた衣類を洗い場で洗濯をします。水洗い製品やドライクリーニング品等、製品毎に分けて洗濯をします。

次に洗いが終わった衣類をアイロンやプレス機を使用して仕上げていきます。

仕上がった衣類を問題がないかどうか最終確認をし、問題がなければビニールに梱包し各店舗用に仕分けをしていきます。

 

クリーニング工場のきつい所はやはり暑さです。

工場内には業務用クーラーが設置されていますが、それでも機械が動いているのであまり効果は期待できません。

また立ち仕事がメインとなってくるのである程度の体力は必要であり、黙々と作業をこなすので人間関係が苦手な人なども多く勤めているようです。

作業に集中したい方やストイックな男性はチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。

 

クリーニング店の受付を辞めたい理由?

クリーニング屋の受付の仕事は辞める人も多いようです。

忙しそうな店舗だと常に求人ポスターが貼ってある店舗もよく見かけます。

クリーニング店の受付を辞めたいと思う理由には以下のような点が挙げられます。

  • とにかく忙しい(特に一人勤務の店舗)
  • 覚える事が多い
  • 苦情・クレームの多さ
  • 料金清算を間違えたら自腹の店舗
  • サービス残業がある
  • 時給が低い
  • 減給・ペナルティ制度
  • 休憩がまともに取れない店も
  • 汚い衣類を扱う事もある
  • 休めない・遅刻できない(特に一人勤務の場合)
  • 繁忙期が特に忙しくなる

 

もちろん上記の点が全てのクリーニング店で当てはまる訳ではなく、店舗によって働きやすい店舗とそうでない所はそれぞれかと思います。

特に業務に慣れてさえしまえば、クリーニング店受付の仕事を長くやっている人も多くいます。

最初の半年~一年程度は根気強く仕事をこなして、早く業務を覚えられるように努力する事も必要なのかもしれませんね。

 

クリーニング店のバイトは男でもできる?まとめ

クリーニング店のアルバイトについて幾つか挙げてみました。

確かにクリーニング店受付では男性は少なく圧倒的に女性が多いですが、それでも僅かながら男性が勤務しているケースもあります。

また受付にこだわらなければ配送や工場勤務としてバイトをする方法もあります。

 

自分に合ったお仕事を見つけて出来るだけ長く仕事に打ち込んでいきたいですね。

それでは今日はこの辺で。

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