家に届く内職で稼げるのはどれ?面接やシール貼りの実際も解説

今回は家に材料が届く内職の仕事について挙げてみたいと思います。

現在では在宅ワークの求人が多くなってきている事もあり、自宅で副業をしたいと考える方も多いと思います。

家から出たくないという人もいるでしょうし、家事や育児・介護で外出できないといった人もいるでしょう。

そんな方々には、材料が家に届く内職仕事があれば助かりますね。

今回はそんな内職の副業に触れてみます。

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家に届く内職の副業とは?

内職とは企業に雇用され、材料などを送ってもらい、それを加工・組み立て等をする仕事の事を言います。

よくある内職仕事としてはシール貼り・値札付け・袋詰めなどがあります。

内職の大きなメリットとしては、やはり自宅で好きな時間だけ作業に取り組めるという事です。

家事などで忙しい主婦の方々でも取り組め、また作業内容が簡単な仕事が多い事から初心者でも可能です。

 

内職の簡単な流れとしては、まず求人情報サイト等で内職仕事を見つけて応募し採用されると、ダンボール等で材料が家に届きます。

そして決められた作業をこなし完成品を会社側に送り返すと、後日に作業量に応じた給与が振り込まれるといったシンプルな流れです。

 

内職とよく似たワードとして「在宅ワーク」というものがありますが、雇用の形態が異なります。

内職の場合には労働者として定義され、「家内労働法」という法律に基づき、工賃の最低額や安全面など最低限の労働環境が守られています。

一方で在宅ワークの場合には個人事業主の扱いとなり、内職のような労働環境の保証はありませんので、自己責任の側面も強くなります。

また在宅ワーカーはデータ入力などPCを用いた仕事が多いのに対し、内職の場合には手作業が多いなど、仕事の種類も異なりやすいといった違いがあります。

 

家に届く内職の面接は?

上記でも挙げたように、内職の場合には会社から材料が家に送られてきますが、採用面接があるのかどうか気になる人もいるかと思います。

内職の場合でも、面接はあります。

また面接する場所は会社によって様々で、例えば以下のような指定場所で面接を行います。

  • 会社内
  • 説明会の会場
  • 応募者の自宅
  • 電話面接

 

応募者が特に抵抗があるのは自宅面接ではないでしょうか。

内職会社側としては材料を送る住所の確認や作業場を確認する意味合いで自宅面接をするのかもしれませんが、応募者からすれば家の中を見られるのは抵抗感がある人もいるかと思います。

 

また注意しなければならないのは面接時の対応です。

内職の中には詐欺とも言えるような内職商法が存在しており、例えば説明会に行ったら悪質な内容の契約書に無理にサインさせられたり、高額な教材や機材を買わされるなど、内職仕事をしたいという主婦等の気持ちを逆手に取った悪質な手口があります。

そのため面接をしたとして、もしも内容に違和感を感じたり無理に契約書等に署名をさせられるような事があればサインをしないようにしましょう。

自分で納得ができるきちんとした内容の内職仕事をしたいですね。

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家に届く内職仕事の種類は?

それでは家に届く内職の仕事にはどのような種類があるのでしょうか。

簡単に幾つか挙げてみます。

 

シール貼り

(シール1枚につき0.2~1円程度)

シール貼りの内職は封筒やはがき・パッケージなどにシールを貼っていく仕事です。

シールとしてはバーコードシールやダイレクトメールの宛名・成分表シール等を貼っていきます。

シール貼りと言うと簡単な仕事に見えますが、シールの位置がズレていないか随時確認しながらの作業をしたり、納期に間に合わせるように急いで作業を進めたりと、難しい部分も多少あります。

 

ティッシュのチラシ入れ

(ティッシュ1つ1円程度~)

ポケットティッシュの中には広告が入っていますが、その広告を入れていく内職です。

業者から大量のティッシュが入ったダンボール等が送られてきて、ひたすらそのティッシュの中に広告を一枚一枚入れていきます。

広告を破いたり折れたりしないようにする注意は必要ですが、作業はさほど難しいものではありません。

 

袋詰め

(1アイテム0.5~20円程度)

商品アイテムを袋に詰めて封入していく内職です。

アイテムとしては例えばポスターや洋服・アクセサリーなど様々。

報酬単価もアイテムによってだいぶバラつきがあります。

 

カプセル詰め

(1個1円程度~)

主にガチャガチャの中身を詰めていく内職です。

ガチャガチャのカプセルの中におもちゃや説明書を入れてカプセルを閉じていきます。

おもちゃを破損させずに説明書をカプセルの局面に綺麗に入れる・カプセルを割らないようにする等の注意は必要となります。

 

野菜・果物の皮むき

(1キロあたり300~400円程度)

栗や玉ねぎなど、指定の野菜等の皮をむいていく内職です。

レストランなど皮むきされた食材が必要な業者があり、皮をむくだけなので難しい内職ではありませんが、食品によってはむきづらいものもあります。

ダンボールで食品がどっさりと送られてきて、報酬もキロ単価で計算される事が多いです。

主に季節の野菜等を取り扱うことが多いですが、食品を扱うために作業場の衛生面にも配慮する必要があります。

 

家に届く内職で人気の「シール貼り」の実際は?

数多くの内職がありますが、家に届く内職で人気があるのがシール貼り。

シール貼りと言うとペタっと貼るだけの内職という簡単そうなイメージから人気があるようです。

上記でも少し挙げましたがシール貼りのシールはバーコードシールや成分表・ラベルやロゴ・タグシールなどを商品に貼っていく内職です。

シール1枚で0.2円~1円程度が報酬となっていますので、例えば2時間内職をして1000個のシールを貼ると200円~1000円ほどの収入になります。

 

シールを貼るだけなので資格などは必要ありませんが、完成した商品を指定の事業所まで運ばなければならない事もあるので、その場合にはを持っていると便利でしょう。宅配便を使用する場合には送料が誰の負担になるのかも事前に確認しておきます。

 

またシール貼りの内職の求人は見つかりにくいという声もあります。

会社や作業場に出向いてアルバイトとして行うシール貼り作業の求人は多くありますが、内職仕事となるとその数はグッと減ります。

例えば公的機関のホームページ等で内職のシール貼りの求人が掲載されている場合もありますので、時間がある時にチェックしてみても良いかもしれません。

 

またシール貼りと言うと単純作業のように見えますが、とても神経や集中力が必要な内職です。

商品のシールの位置がズレていたり曲がっていたりすると、それだけで商品の売り上げに影響する可能性もある事から、慎重に一枚一枚シールを貼っていきます。

そのためピンセットを使いながら貼っていったり、指紋や髪の毛が付かないように注意を払ったりと、常に集中して作業に取り組む必要があります。

根気強さが求められる内職ですのでコツコツ作業が好きな方は挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

関連記事:シール貼りのバイトは在宅でできる?きつい仕事って本当?

 

家に届く内職仕事まとめ

家に材料が届く内職仕事について幾つか挙げてみました。

人には様々な事情があり、中々外出ができない等、内職の仕事をしたいという人は多いと思います。

ですが実際に作業をしてみると「割に合わない」「意外ときつい」といった声も多いようです。

過去の1時間当たりの平均工賃額も大抵は500円前後となっており、決して多くを稼げる仕事ではないでしょう。

家に届く内職作業をする場合にはその作業ボリュームや拘束時間を調整しながら、無理をしない範囲で内職をしていきたいですね。

 

今では内職を始め様々な在宅ワークがありますので、自分に合った副業をじっくりと探していきたいですね。

それでは今日はこの辺で。

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