オープニングスタッフのバイトで落ちる理由は?早い者勝ちって本当?
今回はアルバイトのオープニングスタッフについて挙げてみたいと思います。
今までアルバイト等でオープニングスタッフに応募した事がある人もいるかと思います。
既存の店とは違い、新鮮な気持ちでお仕事がしやすいのもオープニングスタッフの特徴の一つですね。
ですがオープニングスタッフのバイトに応募しても、落ちてしまう人も多くいます。
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目次
バイトのオープニングスタッフとは?
まずオープニングスタッフとは何の事を指しているのでしょうか。
ご存知の方も多い通り、オープニングスタッフとは新しくオープンするお店で働くスタッフの事です。
お店の開店準備や運営・商品の棚入れなど、新装開店のお店のために新しく採用されたバイトのスタッフさんを指します。
オープニングスタッフの場合には開店前に研修等が実施される事が多く、未経験者でも取り組みやすいでしょう。
また同僚・仲間も同時期に入社したスタッフさんが多いため、打ち解けやすいというメリットもあります。
入社のしやすさもあり、オープニングスタッフの募集を中心にアルバイト求人を探す人もいるようです。
オープニングスタッフのメリットは?
オープニングスタッフは比較的人気が高まりやすい求人と言えます。
それではアルバイトのオープニングスタッフにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
以下に幾つか挙げてみます。
- 仲間が出来やすい(上下関係があまり無い)
- 採用されやすい(オープン時のスタッフ確保のため)
- 大量募集されている(オープン時のスタッフ確保のため)
- オープニング時給が高めの場合も(オープン時のスタッフ確保のため)
- シフトの融通が効きやすい(週1日~勤務OKなど)
- 未経験者でも挑戦できる(丁寧な事前研修がある)
- スキルアップ度が高い(自分達で店作りをしていく為)
- 開店前の準備に携われる(店の内部を知れる)
- お店の雰囲気を一から作り上げる喜び・楽しさ
オープニングスタッフのメリットは他にも幾つかありますが、採用されやすいという理由の他にも、お店を自分達で作り上げていく楽しさをメリットとして挙げる人もいるようですね。
オープニングスタッフのバイトで落ちる理由
アルバイトのオープニングスタッフにももちろん面接があります。
オープニングスタッフは採用されやすい傾向がありますが、一部の人は落ちてしまう人もいます。
一般的なアルバイト面接で落ちやすい人は以下のような理由が考えられます。
- 面接時の態度が悪い
- コミュニケーションが取れない
- 身だしなみに清潔感がない
- 履歴書の書き方が雑
- 志望動機が曖昧
- 熱意がない
- 目を見て話さない
- 面接担当者との相性
- 面接に遅刻をしてきた
またオープニングスタッフの面接で落ちる理由としては以下のような理由も考えられるでしょう。
- 大量募集で採用枠が埋まった
- 経験者を優遇した
- 本部の規定に不適格(染髪・ピアス・ネイル禁止など)
- 学生よりフリーターを優先採用した
- 条件が合わない(勤務日数・曜日など)
- 同チェーン系列店で過去に退職歴がある(無断退職等)
上記のような点をクリアしていれば、限りなく採用に近づきやすいという事は言えます。
特にアルバイトのオープニングスタッフの場合には、採用されやすい傾向があります。
その理由は誤解を恐れずに言えば「辞める人が一定数いる事を見込んでいるから」です。
オープン後の数週間は新規店の目新しさやオープンセールなどで混雑しますのである程度人員を確保しておく必要があります。
また全体的に人間関係が出来上がっていないので、どうしてもスタッフが辞めやすいという理由もあるでしょう。
オープニングスタッフは仲間が出来やすいという利点もありますが、付いていけない人はすぐに辞めてしまいます。
オープニング時のスタッフが半年後も全員残っているという事はあまりありません。
またチェーン店などの場合にはオープン前や研修時に本部から視察が来るので、髪型やネイル・服装などのチェックが厳しめな事もあります。
研修時に社員から厳しめに注意・指摘をされる事も多いでしょうから、その段階で辞めてしまう人もいます。
またオープニングスタッフは上記のような理由もある事から開店時に大量募集しますが、オープンして数カ月が経ち店の様子が落ち着いてくると、店側としては今度は従業員の多さが気になり出します。
店が落ち着いてくればそれほど多くの人員は必要ないので、店のオーナーとしては一人当たりの勤務日数を削減したりシフトの変更を出してくる事もあります。
そのためスタッフとしては従来の希望通りの給与を稼ぐことが出来なくなり、辞めてしまう人もいます。
オープニングスタッフのバイトの志望動機はどう書く?
それではオープニングスタッフのアルバイトの志望動機はどのように書けば良いでしょうか。
オープニングの場合でも一般的なアルバイト面接と同様に志望動機を書けば特に問題はありませんが、できればオープン時からお店の仕事に携わりたいという動機を書ければ尚良いと思います。
オープニングスタッフの志望動機の簡単な例を挙げてみます。
私は人と話をするのが大好きで、以前から接客業をしてみたいと考えておりました。
以前から通学の帰りに友人と御社の系列店を利用させて頂いており、お店の味や雰囲気などが大好きでした。
また普段から料理を作ることが好きで、アルバイトのお仕事を通じて調理技術を学びたいと考えた事も応募した動機の一つです。
今回はオープニングスタッフの募集という事で、一からお店の立ち上げに参加して業務に貢献させて頂きたいと考えております。
宜しくお願い致します。
上記はオープニングスタッフの志望動機の簡単な一例ですが、やはり新規開業のお店の立ち上げに積極的に携わっていきたい事・オープン時の研修を受けられる事などをポイントに書いておくのが良いでしょう。
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オープニングスタッフのバイト面接で落ちる志望動機は?
オープニングスタッフのバイトだからと言って特別な志望動機を考える必要はありませんが、逆にあまり適していない動機があるのも事実です。
できれば避けておいた方が良い志望動機としては以下のような例が挙げられます。
- 家が近いから
- 時給が高かったから
- 仕事がラクそうだから
- 友達と一緒に仕事ができるから
- 制服が可愛いから
- 自分でもできそうだから
- バイトが初めてだからオープニングが良かった
- まかないが食べれる
確かに本音としては上記のような志望動機があるのかもしれませんが、面接では本音と建て前を使い分けた方が良い場合もあります。
お店側としても特にオープニング時には、やる気・熱意のあるスタッフを求めている場合が多いので、自分なりに仕事に対しての意気込みを表してみましょう。
オープニングスタッフは早い者勝ち?
中にはオープニングスタッフのアルバイト面接は「早い者勝ち」とイメージする人も多いようです。
ですがオープニングスタッフの募集でも、基本的には早い者勝ちという事はありません。
特に大量募集の求人の場合には、一定期間内で応募者全員と面接をしてから採用を検討するという流れが多いので、早い者勝ちとしている面接は実際には少ないかと思います。
ですがやはり面接する側としては、早めに応募してきた人の方が意欲的なイメージも持ちやすいですし、人員が足りておらず人を雇いたくて求人募集をしている訳ですから、どちらかと言えば早めに応募した方が良いでしょう。
また細かい話をすれば、面接官としても最初に面接をして好印象だったスタッフは記憶に残りやすい場合もありますし、良い人員が集まった時点で求人を打ち切ってしまう可能性も考えられます。
求人広告会社に支払う掲載コストを考えても、早く求人を集められた方が余計なコストがかからないケースもあるでしょう。
そのため基本的にはオープニングスタッフだからと言って早い者勝ちという事はありませんが、出来るだけ早めに応募した方が採用確率は高くなるケースが多いという事は言えるのかもしれませんね。
オープニングスタッフの面接時の服装は?
それではオープニングスタッフの面接時にはどのような服装で臨めば良いでしょうか。
職種にもよりますが、アルバイトの場合には基本的にはスーツを着る必要まではないと思います。
以下のようなきちんとした服装で面接に臨むようにしましょう。
例
- 襟付きのシャツ・ジャケット等(シワや汚れのないもの)
- キレイめのパンツ(できればデニムNG)
- 汚れのない革靴(職種によってはスニーカーでも)
- 清潔感のある髪型(職場により染髪NG) etc…
面接時の服装は考え方によって様々ですが、やはり「清潔感+きちんと感」を感じさせる服装で臨むのが良いかと思います。
また清潔感のある服装であっても、サイズ感があっていなかったりアイロンがきちんとかけられていない服装もだらしなく見えます。
特にオープニングスタッフのバイト面接では、第一印象は重視されやすいものです。
いくら面接でハキハキ受け答えできても、身だしなみで落ちるという事も十分に考えられます。
客観的に見て好印象を持たれやすい服装で臨みたいですね。
オープニングスタッフの面接のコツは?
オープングスタッフの面接の場合、面接室では通常のバイト面接よりも緊張感がある雰囲気の所も多くあります。
例えばコンビニバイトを例に挙げると、既存店の面接であればオーナーが一人で15~20分程度の面接をし終了する事が一般的ですが、オープニングスタッフの面接の場合には「オーナー+社員」「店長+マネージャー」など、複数人や2対1での面接になる事も少なくありません。
また面接時間の短縮のため、オープニングスタッフの面接の場合には「集団面接」が行われる事もあります。
そのため面接に来たスタッフさんとしては、必要以上に緊張してしまう事も多いようです。
ですが面接では気負う必要はなく、リラックスして臨むようにしましょう。
必要以上に自分を良く見せる必要はなく、質問をされた事に素直にきちんと答えられれば問題ありません。
またオープニングであるため、面接官さえも面接に慣れていない事も多いものです。
お仕事に対して前向きな姿勢をアピールするようにしたいですね。
オープニングスタッフで落ちてしまった方へ
アルバイトのオープニングスタッフについて幾つか挙げてみました。
オープニングスタッフは最初からお店の立ち上げに参加できたり仲間ができやすい等、メリットもたくさんあります。
ですが競争倍率が高いこともあり、中には残念ながら落ちてしまう人もいます。
お店のオープン当初はお客さんも多く大変な事も多いですが、開業当初から仕事に携われる事は自分にとっても貴重な経験になります。
落ちてしまっても様々なアルバイトがありますので積極的にエントリーしていきたいですね。
それでは今日はこの辺で。
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