自販機補充のバイトはきつい?欠員対応とは?面接や給料も解説

今回は自販機補充バイトについて挙げてみたいと思います。

街中には数多くの自動販売機が設置されています。

今のように気温が低くなってくると温かいドリンクでも…とついつい自販機でドリンクを購入してしまう人も多いかと思います。

そんな便利な自動販売機ですが、補充員の方々が定期的にドリンク補充してくれています。

自販機補充バイトは誰でも取り組みやすく、副業としてこなしている人もいます。

今回はそんな自販機補充バイトについて触れてみます。

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自販機補充バイトの仕事内容は?

自販機補充バイトの仕事内容は、主に助手的な役割である事が多く、ドライバー社員さん等にくっついてルートを巡回していく事が多くなります。

会社や季節によっても担当する販売機数は異なりますが、概ね1日20~30台程度。

ドリンクを補充するシンプルな作業ではありますが、自販機の設置場所は駅構内や商業施設内・ビル内など様々です。

 

自販機に到着すると社員さんは、売上げを回収したりハンディでデータを取得して補充するドリンクをピックしたりといった作業に移ります。

自販機補充バイトの助手は慣れている人であればピッキングまでやらされる事もありますが、大抵は以下のような作業を任されます。

  • 自販機横のゴミ袋を交換する
  • ドリンクを台車に積む(トラックを自販機に横付けできない場合)
  • 余ったドリンクをトラックまで戻す
  • トラックに乗車して待つ(駐禁対策)
  • 空き箱を潰す etc…

 

自販機補充バイトでピックをする場合には、ある程度はドリンクの種類や箱を把握しておかなければスムーズに作業する事もできません。

特に夏場はドリンク補充量も多くなるので1箱6~7kgもあるダンボールを持ち運びするのは腰や足に負担がかかり体力勝負となります。

また補充作業にも時間がかかるので警察の駐禁対策も必要になり、声を掛けられた時に社員さんを呼びに行く等、緊急時の対応のためにあえて助手バイトを置いている意味合いもあります。

また大型トラックはドライバーにとっては後方・左方など死角となる部分があるので、助手が安全確認を頼まれる事も多く、免許を持っていない人やペーパーの人はこの辺に苦労する事もあるでしょう。

 

とは言っても基本的には自販機補充バイトの仕事は体力的にはラクな仕事が多く、勤務中はトラックに乗車している時間が大半を占めます。

また夏場等の忙しい時も普通の会社であれば残業があればきちんと残業代も支給されます。

 

欠員補充のバイトとは?

自販機補充バイトの中には、「欠員補充」の求人もあります。

欠員補充とは、自販機会社の社員やアルバイトが何かしらの事情で現場に行けずに欠員が出た時に、彼らの代わりに仕事をするスタッフの事です。

つまり欠員が出なければ作業をすることはなく、待機をしているバイトという事になります。

待機方法としては主に「現場待機」「事務所待機」があり、現場待機は駅周辺で待機をする事が多く、事務所待機はその名のとおり事務所で待機をします。

待機時間中は本を読んだりしていても問題はないようです。

 

ただし欠員から勤務の要請連絡がくるとすぐに対応しなければならず、業者側と連絡を取り待ち合わせを指定して勤務に向かいます。

待機のみで終了した場合でも日給7000円~程度がもらえる事もある為、割りの良いバイトでもあります。

ですが待機→勤務となった場合には給与や時給の計算方法が変わる場合もありますので、事前によく確認をしておきましょう。

 

自販機補充バイトのきつい所は?

自販機補充バイトでネックとなりやすいのは、社員さんとトラックに2人きりで乗車する事になるので、社員さんの性格や相性によって仕事のしやすさが随分と変わってくる事です。

またこの業界では体育会系のノリの人も多いので、その雰囲気に慣れていけるかどうかによっても勤務状況は変わってくるでしょう。

運転免許を持っていない人でもこの副業は可能ですが、ドライバーの心情やノリを把握しているかどうかも大切です。

 

また自販機補充作業だけならともかく、トラックへのドリンク積み込みから始める仕事もあります。

この場合には何kgものドリンク箱を積んでいくので体力が必要であり、中には腰痛に悩む人もいます。

もしくは階段の昇り降りがある場所やエレベーターのない場所などにドリンクを補充する際も手間がかかります。

 

また自販機補充でアルバイトはさほどきつい作業は求められませんが、正社員となると体力的な問題や賃金の低さで辞める人は多くいます。

もしくは交通事故を起こしたり肉体的な限界など、定年まで安定して働ける人は多くはないでしょう。

自販機補充バイトは基本的には厳しい仕事は任せられませんが、担当する作業や社員さんによってはきついと感じる事もあるかと思います。

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自販機補充バイトは女性もできる?

自販機補充バイトは女性も活躍しています。

確かに男性スタッフが圧倒的に多いですが、女性スタッフも存在します。

中には主婦の方が短時間のパートで勤務している例もあるようです。

 

ですが自販機補充のバイトでは商品仕分けやゴミ回収などの軽作業もあるので、女性スタッフでも対応できます。

不安は方は最初はパートや単発派遣から始めてみるのも良いでしょう。

特に昨今では肉体労働を敬遠する若者も多いので、男女問わず間口を広げて採用している会社もあるのかもしれません。

 

ただし自販機の女性スタッフの傾向としては、20~30代女性が多いです。

実際に〇歳まで~など、年齢制限をかけている会社もあり、50~60代の女性スタッフの方がルート配送している姿はあまり見かけません。

その意味では短期間のアルバイトであったり家計の足しとして等、仕事の選び方も大切なのかもしれませんね。

 

自販機補充バイトの面接は?

自販機補充のバイトは、派遣会社自販機管理会社の求人が主になります。

派遣会社の場合にはまず派遣登録をする必要があり、履歴書等を持参し事務所に出向いて登録手続きをします。

会社によってはコーディネータ等との面談もありますが、単発系会社の場合には簡単な登録手続きのみで完了する場合もあります。

派遣登録時には自販機バイトについての質問よりは、過去の職歴や今後の希望職種などについてを中心に聞かれるケースも多いでしょう。

登録が完了すれば求人にエントリーができるようになるので、自販機バイトをしたい場合にはその仕事に応募をします。

 

自販機管理会社の求人の場合には、一般的なアルバイトと同様に指定された日時に会社に出向いてバイト面接をします。

志望動機や自販機バイト経験・運転免許の有無など、基本的な条件を質問されるケースが多いでしょう。

特に「体力に自信があるかどうか」という質問については、対応できる事を自信を持って答えるようにしましょう。

自販機バイトの面接はさほどハードルは高くはありませんが、質問にはハキハキと丁寧に答えられるようにしたいですね。

 

自販機補充バイトの給料は?稼げる?

自販機補充バイトは、現在では派遣社員や単発系求人にて見つける事が出来ます。

時給としても1000~1200円程度と単発仕事にしては多少割高な時給設定になっている事が多く、別途交通費が支給されたり会社出社不要で直行直帰での勤務も少なくありません。

 

例えば1日8時間の勤務で週2日勤務したとすると、月に6~7万円程度の副収入を得る事ができるので副業としても成立はします。

また求人自体も比較的簡単に見つける事ができ、特に繁忙期の夏場や、東京・大阪などの自販機台数が多いエリアにおいては配送助手の求人案件は多めかと思います。

またドリンクだけに限定せずタバコやカップ・ペットボトルなど他の自販機に目を向けてみるのも、自分に合った求人を見つけられるコツなのかもしれませんね。

関連記事:ペットボトルのおまけ付けのバイト。その実態とは

 

様々な自動販売機

私達が普段目にする自販機は、ドリンクやタバコの自販機が大半になっています。

ですが全国を見渡してみれば、実に様々な種類の自販機がある事に気が付きます。

 

おでん缶を売る販売機やクレープを売る自動販売機・サッカーボールを売る販売機やバナナを販売する自動販売機など、その種類は豊富です。

自販機を置くメリットとしても、補充作業等を除いては人件費がかかりませんし、店舗の前に配置すれば集客にも繋がります。

また自販機の明るさから防犯対策や災害時のライフラインの一助にもなっていますし、好きな時に無人で気楽に購入できる自販機の存在を貴重に考える人もいるのかもしれません。

 

最近ではコンビニ大手店が自販機業界に参入する事も発表しており、おにぎりやサンドイッチ・パンやデザート等、今までの自販機ではあまり見られなかった商品の展開をも施策しているようです。

私達に身近な存在でもある自動販売機が今後どのように変化していくのか楽しみな部分もありますね。

 

自販機補充のバイトまとめ

自販機補充のバイトについて幾つか挙げてみました。

自販機補充のバイトは勤務する会社や同乗するドライバー・季節等によって仕事量が変わりやすい事もあります。

そのため安定的に稼ぐことが難しい場合もありますが、副業や一時的なバイトとしても向いています。

 

体力に自信がある方やドリンク補充に興味がある方はこの仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

今回は自販機補充バイトの副業について挙げてみました。

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