レンタルビデオのバイトは楽?仕事内容や面接・志望動機まで解説

今回はレンタルビデオのバイトについて挙げてみたいと思います。

自宅にいる時や休日・雨などで外出が難しい時にDVDやCDを借りて楽しむという人は多いですね。

特にこれからの寒くなる季節は自宅でのんびり映画でも観ながら過ごしたいという人も増えてくるかと思います。

最近ではオンラインレンタルも増えているようですが、一般的にはDVDやCDはまだまだレンタルビデオ店等で借りる人も多いものです。

自宅の近所や通勤の帰り道に馴染みのあるレンタルビデオ店があるという人も多いのではないでしょうか。

今回はそんなレンタルビデオ店のバイトに触れてみます。

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レンタルビデオのバイトの仕事内容は?

レンタルビデオ店のバイトの仕事内容はどのようになっているのでしょうか。

まずレンタルビデオ店での仕事内容は以下のように、幾つかに分かれます。

  • 貸し出し受付
  • 商品返却
  • 返却対応・返却処理
  • 新規会員・更新・紛失等の入会・更新手続き
  • 電話等の問い合わせ対応
  • 延滞者へのご案内(連絡)
  • 新規商品等の陳列・配置換え

 

またバイトリーダーになったり社員登用された場合には、新商品や棚の配置・ディスプレイ等を任されたり、月毎のお勧め商品のコーナー作成など顧客へのPRを中心とした作業をこなすケースもあります。

しかし入社当時は基本的に売り場内に返却された商品を戻す「商品返却」と、基本的なレジ操作である「貸し出し受付」「返却処理」の操作を覚える事が多いでしょう。

商品の陳列場所とレジ・接客を入社時に徹底的に覚える事が最初の仕事になります。

 

ツ〇ヤやゲ〇等のように大手店であればこのように段階を踏んで少しずつ作業を覚える事になりますが、個人店のようにスタッフが1~2名のレンタルビデオ店であれば上記の仕事を全て1人でこなすように指示される事もあります。

また最近ではカフェ併設の店舗や本屋併設のレンタルショップ等、複合的なショップも多く誕生しているので、それらのショップではカフェ接客や本の陳列・荷受け等の作業が入ってくる事もあります。

 

ここでは基本的な「商品返却」「レジ接客」を説明します。

 

商品返却

まず「商品返却」は返却された商品を売り場内に戻す仕事になりますので、売り場のどこにどのような商品が置いてあるかという事を把握しておかなければなりません。

大きな売り場になると慣れていないうちは迷ってしまい時間がかかりますし、返却作業中でも顧客に声を掛けられて質問をされる事も多いので、商品知識等がないうちは商品配置メモ等を取って自分で覚えていかないと苦戦する事になります。

またゴールデンウィークや夏休み・冬休み・年末時などは特にレンタル本数が多くなる傾向があり、スピーディーな返却作業が求められます。

最近では顧客が24時間返却できるよう夜間返却ポスト等を設置している店も多い為、例えば返却処理がまだ済んでいない商品を売り場に戻してしまう等のミスをしてしまうと顧客が延滞している事にもなり兼ねませんので、商品をきちんとチェックしてから売り場に戻すようにしましょう。

 

レジ接客

次に「レジ接客」に関してですが、レジはさほど慣れれば難しい事ではありません。

まず商品(DVD・CD等)を顧客から預かりバーコードをスキャン・次に会員証をスキャンし、商品盤面に傷がないか確認します(傷があったり顧客からの要望があれば簡易クリーニング)。

そして顧客が希望するレンタル日数を聞き、レジに表示された金額を会計し専用袋に入れ貸し出すといった流れになります。

店舗により多少の操作手順の違いはあるかと思いますが、大まかな流れとしては変わらないでしょう。

大手店になるとセルフレジも導入していますが、やはり昔からの馴染みか人員レジに行列を作って並ぶ顧客もまだまだ多くいます。

 

またレンタルビデオ店によってはレンタルのみだけではなくDVDや本・雑貨の販売・スマホや本・洋服の買取り等を行っているチェーン店もあり、その場合には買取り商品の加工・メンテナンス等も絡んできます。

買取り等は慣れてきてから覚える事が多いですが、やはりシンプルなレンタル店と比較すると覚える事は多くなります。

 

店舗によっては会員カードの獲得を目標に掲げる所もあり、接客や商品返却だけではなく多少の営業要素を含む場合もあります。

またチェーン系列のレンタルビデオ店では、直営店と加盟店では作業の進め方や方針・職場内の人柄が異なる事もあるので、バイトとして入社する前に自分が配属される店舗に実際に来店してみて、雰囲気を確認しておくと良いかもしれませんね。

 

レンタルビデオのバイトは楽?

レンタルビデオのバイトは楽そうとイメージする人も多いかと思います。

確かに肉体労働ではありませんし、そのように見えるのかもしれません。

ですが実際には割りときつい事も多いです。

 

レンタルビデオのバイトのきつい所は、まず覚える事が多いという事です。

DVDやCDのジャンルだけを見てもアクション・SF・ホラー・コメディー・海外・邦画・アニメと幅広いですし、売り場内の商品陳列だけでなくレジ操作・返却・延滞管理やPOP作成など、経験を積んでいくと任される仕事が次々に多くなっていきます。

任される仕事が多いという事はやりがいを感じる部分でもありますが、責任感も増してくるので副業としてこなす上ではネックにもなってきます。

 

また苦情・クレームを受ける事が多いのもこの職種の難点です。

例えばレンタルビデオ店のバイトでは以下のような苦情があります。

  • 盤面に傷が付いていて観られない
  • 映像が飛んだ
  • 接客態度が悪い
  • レジで待たせ過ぎる
  • 専用袋がタバコ・ペット臭かった
  • 延滞金クレーム
  • 返却の有無(返却したはず)

上記のように顧客によって様々なクレームを付けてくる場合があります。

 

店員の多くはきちんと接客を行っている場合が殆どではありますが、商品自体が顧客に何度もレンタルして使い廻す商売である為、どうしても前に利用した客の使い方によって苦情に繋がることもあります。

ユーザーの年齢層が幅広く老若男女様々な世代の顧客がレンタルをしていくので、クレームの種類も幅広いと考えておいた方が良いでしょう。

 

また最近ではレンタルビデオ店でもスマホやゲーム機の買取もしています。

人によってこれらの機器に詳しい人とそうでない人がおり、向き不向きが出ることもあります。

特に買取を行っている店舗では中古機器を扱うことも多いので、普段からスマホやPCをあまり利用しない方は苦手意識を持つこともあるでしょう。

 

またレンタルビデオ店の店長や先輩上司などリーダー・管理職をしている人は、やはり映画や音楽が好きな人が多いです。

やはりこの業界は本当に映画好きな人や、音楽などが趣味という人が集まり易い職種でもあります。

もちろんそうでない人でもアルバイトは出来ますが、職場内の話題においても同じ趣味を持っている人の方が職場に溶け込みやすい部分はあるのかもしれません。

 

レンタルビデオのバイトは最初はきついと感じる事もありますが、慣れてくると楽しい事も増えてくる筈です。

またスタッフの年齢層としても10~20代が多いので、同世代の仲間が増えるのも嬉しいですね。

レンタルビデオのバイトは最初から楽と感じる事は少ないかもしれませんが、慣れればやりがいのある仕事と感じられるでしょう。

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レンタルビデオのバイトは高校生もできる?

レンタルビデオのアルバイトは高校生でもできます。

特に大手チェーン系のレンタルビデオ店でも、高校生OKとしている店舗は多数あります。

レンタルビデオ店は高校生~大学生も多いので、職場にも溶け込みやすいと言えるでしょう。

応募条件としても週2日以上1日4時間程度から応募ができ、学校帰りや土日の空いた時間にバイトをしている高校生も多いようです。

ただし高校生なので、当然に22時以降は勤務できない事には注意しましょう。

レンタルビデオ店は接客も学べますし仲間もできやすいので、高校生の初めてのアルバイトとしてもお勧めです。

 

レンタルビデオ店のバイトの面接対策は?

レンタルビデオ店でのバイトの面接対策としては、どのような事に気を付ければ良いのでしょうか。

結論から言えば、レンタルビデオ店だからと言って特別なことを質問されるケースは少ないです。

例として、面接では一般的に以下のような事を質問されます。

  • 店舗までの通勤方法
  • 勤務できる日数(曜日)
  • 映画や音楽が好きなどうか
  • 好きなアーティスト・作家は?
  • 前のバイトを辞めた理由
  • 土日に勤務できるか
  • 接客業に抵抗はないか

 

またレンタルビデオ店によっては面接前にエントリーシート用紙を記入させられる所もあります。

シートには氏名や住所・学校名などを記入しますし、その内容も参考にしながら面接が進みます。(店舗により異なります)

 

またレンタルビデオ店は接客業なのでピアスやアクセサリー類は禁止の店舗も多いです。

染髪については軽めの茶髪程度であればOKの店舗も多いですがお店次第と言えます。女性の方は過度なメイクにも注意しましょう。

 

レンタルビデオ店の面接は難しい事は聞かれません。

むしろそれよりもきちんとお話ができるか・接客としてハキハキとした受け答えができるか等、基本的な部分を見られます。

緊張し過ぎずにリラックスして面接に臨むようにしたいですね。

 

レンタルビデオのバイトの志望動機はどうする?

レンタルビデオ店の志望動機はどのように言えば良いでしょうか。

やはり面接では担当官から最初に志望動機を聞かれることが一般的です。

レンタルビデオ店の志望動機の例を挙げてみます。

私は普段から映画や音楽が好きで、自分の趣味を活かしてアルバイトが出来ればと思い、この度志望させて頂きました。

高校生の頃から通学帰りに貴店を利用させて頂いており、店員さんの対応がとても丁寧で、私も是非こちらのお店で働いてみたいと考えた事もきっかけになりました。

また学生のため、授業に合わせてシフトが柔軟に組めることも魅力的に感じています。

人と接することも好きなので、勤務を通して明るい接客をしていきたいと考えております。

接客業は未経験ではありますが、根気強く頑張ります。宜しくお願い致します。

 

レンタルビデオ店の志望動機は色々な理由が考えられますが、やはり映画や音楽が好きな事・接客が好きなことなど、前向きな内容を中心にアピールしていくのが良いかもしれませんね。

特に普段から映画が好きな人にはこのアルバイトは向いています。

関連記事:映画館のバイトの評判は?きついって本当?志望動機や求人も解説

 

レンタルビデオのバイトは稼げる?

さてレンタルビデオ店でのバイトは稼げるのでしょうか。

ご存じの方も多い通り、レンタルビデオ店では従業員はほとんどパート・アルバイトで賄われています。

給料は「時給制」となっている所が多く、相場としても900~1000円前後の設定となっています。

 

例えば週末等に毎週2日間・1日6時間勤務をしたとすると月に4~5万円の副収入になりますので副業としても一応成立はします。

レンタルビデオ店では深夜の時間帯や24時間営業の店舗も多く、夜間であれば深夜手当が付くので、本業を終えた後の副業としても向いています。

 

また作業内容にもよりますが、基本的には肉体労働は少なめであり、本業に大きな支障をきたさずにバイトが出来る事も多いでしょう。

ただし人件費の影響であまり多くの人員を雇いたがらない店舗もあり、その場合には丸1日ロングタイムで勤務に入る事もよくあります。

またレンタルビデオ店に勤める人には映画や音楽好きの人が多いかと思いますが、アルバイトでも「社割」が利くお店も多いので、安くレンタルできる事もメリットと言えるでしょう。

特に動画配信サービスでは見られない新作を格安に観れるのは嬉しい利点です。

 

レンタルビデオ店のアルバイトまとめ

レンタルビデオ店のバイトについて幾つか挙げてみました。

覚える事も多いレンタルビデオのバイトではありますが、慣れてくると自分なりのやりがいも見つけられます。

共通の趣味を持つ同僚が多いので、気が合う仲間が見つかりやすいのもこのアルバイトもメリットと言えます。

 

普段から映画や音楽が好きな人は一度挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。

今回はレンタルビデオ店のアルバイトの副業について挙げてみました。

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