プラモデル製作代行の副業は稼げる?高く売るには?

今回はプラモデル作成代行の副業について挙げてみたいと思います。

どのカテゴリにもマニアというのは存在するものですが、プラモデルや模型においてもそれは同様です。

ガンプラや仮面ライダー等のテレビやアニメキャラものを始め、建築・鉄道・アダルト等の模型まで幅広くマニアの方々が存在しています。

それだけにそのプラモ等はマニア間で時には高値で取引される事も少なくありません。

また一方ではそんなプラモ制作代行を副業としている人達も存在します。

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プラモデル製作代行の仕事内容は?

プラモデル作成代行の副業の仕事内容はその名の通り、プラモデルの作成を依頼者に代わって代行製作してあげる作業です。

いくらそのプラモデルが欲しくて購入したとしても、誰もが美しい完成品を作れるとは限りません。

作業に不器用な人もいますし、自分のイメージ通りに製作できないという人もいるでしょう。

また魅力的で美しい完成品を手に入れたいという欲求はマニアであればひとしおです。

プラモだけでなくガレキなど難易度の高いものはより高値が付くこともあります。

 

そんなマニアたちの要求に応えてモデラーが加工や塗装を組み入れながら作成を代行してあげるのがこのプラモデル制作代行の副業です。

作業時間はプラモデルにもよりますが1~3週間が平均的なところ。

またプラモや模型の種類によっては既に多くのマニアが存在していて、マーケットが確立されているので販売もしやすいのが利点にもなります。

また腕の良いモデラーにもなると個人でもプロ以上の腕を持つ人も中にはおり、そのようなモデラーには直接名指しでオーダーをしてくる顧客もおり、根強いリピート購入者が付いているという点も、安定的な収入を生み出す原因となっているようです。

 

プラモデル製作代行の上達には?

プラモや模型作成代行の副業をしている人には、自分の趣味としてプラモや模型製作が好きな人や、過去にその分野で働いていたという経験を持つ人も多いものです。

販売チャネルもヤフオクやHP・フリマアプリ等が主になっているようですが最近では作り手側のレベルも上がってきており、モデラー間の競争も激しくなっています。

そのため素人レベルが製作した作品では値が付かない事も多く、やはりプロと認められる高い技術・センスが必要とされます。

 

プラモ作成代行として技術を磨いていくにはやはり他の出品者の作品を見て組立や塗装を参考にする・カメラや照明など写真撮影技術を学ぶ・他のモデラーのサイトやブログのチェックする・コンテストへの出品やヤフオク等で過去の高値取引となっているプラモの商品説明を参考にする等、やはり他のモデラーの作り方を逐一参考にしていく事が上達への近道になります。

 

このプラモデル製作代行の副業に関しては自分の腕を認めてくれるリピーターが一度付くと、固定客が付いていきやすい傾向がある為、数をこなしていく事で収入も安定し技術も向上していきます。

またそれらの顧客を自分のサイトやブログに牽引してファンを増やしていく工夫も必要になってくるでしょう。

普段から趣味で模型やプラモ製作をしている人であれば、これらもそれほど高いハードルではないのかもしれません。

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プラモ製作代行は稼げる?

プラモ作成代行は稼げるのでしょうか。

例えばヤフオク等のオークションサイトを見てみると過去の取引では5000~20000円程度で取引されている作品は数多く存在し、中には10万円

以上で取引されている作品もあるようです。

元々の販売品価格が2000円前後としてもおよそ3~5倍の金額で取引されている事が分かります。

 

またどのようなプラモデルでも売れているという訳ではなく、高値で取引されるプラモデルは技術が飛び抜けた一部のものという事にも注意が必要です。

例えばヤフオク等に出品しても並みレベルの製作者が作ったプラモデルは殆ど売れず、高い技術が必要とされます。

 

また確かに金額だけを見れば単価が高く稼げるようにも思えますが、やはりネックとなるのはその製作時間です。

プラモ製作は時間がかかり量産がしにくい点が難点と言えます。

製作に2週間かかったとして仮にその作品が売れて取引代金が1万円だったとしても、製作時間を考えれば個人的にはあまり割りの良いビジネスだとは思えません。

 

サラリーマンの方々が仕事終わりに製作に取り掛かるとすれば1か月で製作できる個数は1~3個といった所でしょう。

確かに希少性の高いレアな作品であれば高単価を狙えたり、趣味の1つが副業に出来ると考えれば合理的かもしれませんが、お金を稼ぐことが第一の目的であれば他の副業を検討しても良いのかもしれません。

 

権利侵害となる可能性もあるので注意

また扱うプラモやキャラクター・その作品の意匠などによっては権利侵害を犯してしまう可能性も考えられます。

ケースによっては著作権法や意匠権の点からメーカー側より訴えられる可能性もゼロとは言えないでしょう。

通常プラモやガレキ等には版権があり、メーカー等の権利者から認可を受けていれば良いですが、無認可で許可を得ずに製品化してしまったり複製したりするとやはり権利侵害となる可能性があります。

プラモや模型販売をしている人の中にはそれを本業としている人もいますが、イベント時などだけ当日版権を取ってやっとの思いで販売している人達も多くおり、ネット等で有名なキャラクターもののプラモの改造品が普通に販売されている事が問題視されているケースも中にはあります。

 

また現実問題としてもキャラクターや戦隊モノのの改造品をオークション出品したとして事件となった事例も過去にはあります。

特に顧客から人気があり売上・取引量が多いモデラーはメーカー側から注意を受けたり最悪の場合には逮捕に至るケースもあり、やはり副業と言えども法律を遵守した責任感ある活動が求められます。

プラモ製作に関してはどこまでが改造・模倣でどこまでが完全オリジナルなのかといった線引きが難しい場合もありますが、出品者自身としても慎重な判断・行動が求められる所です。

尚、作品売買に関してはあくまで自己責任にてお願い致します。

今回はプラモ製作代行の副業について挙げてみました。

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