ゴミ屋敷片付け・清掃の副業

今回はゴミ屋敷片付け・清掃の副業について挙げてみたいと思います。

人によって部屋の片づけが出来ない人というのは割と多くいます。いつかは片付けようと思って

いても忙しくて片付けができない人や片付けが苦手な人・もしくは心理的な病が原因で片付けを

しないという人もいるでしょう。そして酷いケースでは自分では手が付けられない位に部屋が

ゴミや荷物で散らかってしまい、ついにはゴミ屋敷化してしまう人もいます。ここまで来ると

自分で一から片づけを試みるよりは、ゴミ屋敷片付け業者などに任せてしまった方が効率が良い

場合もあります。

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片付けられない人たち

ゴミ屋敷片付けの仕事内容はその名の通り、ゴミ屋敷化してしまった部屋のゴミを回収し、部屋を

綺麗にしてあげる事です。脱ぎ捨てた服が1,2着置いてある程度であればまだしも、中には何か月も

前に食べたカップラーメンの容器が放置してあったり殺した虫の死骸がそのまま部屋に残っている・

カビが生えた腐りかけの食べ物が転がっているといった部屋もあり、居住者の本人は何も気にして

いないといったケースも少なくありません。部屋が汚いという事は衛生上の問題だけではなく、身体

への悪影響も心配されます。普段から綺麗好きな人からしてみればこのような環境はとても耐え難い

ものかと思いますが、ゴミ屋敷の住人からすれば「普段から手に取りやすいようにわざと周辺に

散らかしてある」「いつかは貴重品になる可能性がある」「捨てる事は勿体ない事」「物を増やして

しまう習性がある」「片付けなくても自分は物の位置を把握しているから大丈夫」といったように

ゴミ屋敷居住者ならではの理屈があるのも特徴的です。これらは本人の心理的な部分が影響している

事が多く、自分で一念発起して一から片付けようと思っても中々難しい場合もあり、ケースによっては

やはり業者に依頼してしまった方が良いこともあります。また粗大ゴミの回収としては自治体の回収が

一般的ではありますが、自治会回収だと回収までの期間が1週間前後かかる事も普通で

粗大ごみ毎にゴミ処理券を購入してそのゴミに張り付けて出すなど、多少の手間がかかります。

また粗大ごみの分類も細かく、今まで一切片付けが出来なかったゴミ屋敷住人が全てのゴミ分類を

出来るかと言えば、かなりハードルが高いと言えるでしょう。また今後も若年世帯~高齢者の単身世帯

の増加に伴い、今後も片付け業の需要は見込まれます。

ゴミ屋敷片付けの仕事内容は?

さてこのような方々を手助けするためにゴミ屋敷片付けの仕事があります。

多くの場合、ゴミ屋敷住人である依頼者が片付け業者に連絡をし、見積もりを取りゴミの量に見合った

トラック(軽トラ・1.5㌧等)と作業員で指定日に部屋に向かい、作業を開始するといった流れに

なります。1Rであれば1~2時間程度・3LDK程度の広さであれば4~5時間の作業時間が必要に

なる事もあります。その場で分別はせず部屋内にあるゴミをトラックに次々と乗せていく作業です。

またゴミ回収だけではなくリサイクル業者のように買取り可能なゴミはその場で現金買取りしている

業者もあります。

ゴミ屋敷片付けを副業として考える場合には主には2通りあり、1つはアルバイト等で片づけ業者

に入社し仕事をするケース、2つ目は自分で片付け業を開業し営業等も自分でこなしながら仕事を受注

していくケースになります。

1つ目のアルバイトのケースでは片付け会社が直接募集をかけている場合もありますし、単発系の

派遣会社などが募集をかけているケースもよくあります。またゴミ屋敷片付け業者の名称で事業を

行っている会社もあれば、便利屋や遺品整理業の兼業としてゴミ屋敷片付けを請け負っている所も

多くあるでしょう。いずれにしてもアルバイトの場合は多くが時給制となっており、金額も

1000円~1200円前後の時給設定の業者が多いかと思います。例えば時給1000円として

週2日で1日5時間勤務をすれば、月に4万円程度の副収入になりますので、副業としても一応成立

はします。

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2つ目として自分で独立開業をして片付け業を始める場合には一般的には許可が必要になってきます。

廃棄物は厳密に言えば一般廃棄物と産業廃棄物があり、一般家庭のゴミは一般廃棄物になりますが

家庭での不用品等を処分するには一般廃棄物処理業の許可を持っている業者でなければならない

とされています。古物業等でリサイクルショップのように不用品の買取りをしている業者は

この限りではありませんが、一般的な廃棄物回収には収集運搬の許可が必要となってきます。

しかしゴミ屋敷回収業者をはじめ一部の業者ではこのような許可を取らずに営業をしていたり

またはコストを下げる為に不法投棄をしている業者もあります。この収集運搬許可を取ることは

簡単ではありませんが、やはり長く営業を続けるためには法令・ルールを守って営業するように

したい所です。また副業とは言え独立となると営業も自分でこなさなければなりませんし経理等も

こなす必要があります。また片付け業者であれば周囲への環境配慮や顧客への対応・ゴミから出る

個人情報の管理等も併せて考慮していかなくてはなりません。

ゴミ屋敷化してしまうには居住者本人の意識の問題の他にも、経済的な理由や身体的な理由が絡んで

いるケースも多く、不況が続く昨今や高齢者が増加する今後の社会では更なる需要も見込まれます。

しかしネット等を閲覧しても今では多くの回収業者が広告を打っていますのでそれだけに競争が激しく、

また料金単価は高めですがそこから車両維持費や人件費・ゴミ処理費等を考慮すると、利益率自体は

さほど高くはないという事は言えるでしょう。

ゴミ屋敷片付けのつらい所は?

ゴミ屋敷片付けのつらい所はまずは想像が付くかと思いますが、とてつもないゴミの量が散らかる

部屋を一から綺麗にしなければならない事です。一般ゴミだけならまだしもゴミ屋敷では決まって

食べ物の食べ残しや虫の死骸・埃・カビ・異臭といった状況に遭遇します。慣れている人であればあまり

抵抗感を感じなくなるようですが、初心者にとってはすぐに断念してしまい退職してしまう人も多い

ようです。

またイメージの問題も存在します。片付け業者は人によってはあまり良いイメージを持たないという

人もいるようです。中には片付け業者を「ゴミ屋」のように呼ぶ人さえおり、肉体労働の中でも厳しい

イメージを植え付けられているケースもあるでしょう。

また環境に対しての配慮の声も世間にはあります。ゴミが適切に処理されなければ将来的には

私達の住む環境が汚染されてしまう可能性もあり、片付け業者も大きな責任を背負っています。

特に産業廃棄にしても一般にしてもきちんと許可を取得している業者でなければ依頼者側が困りますし、

不法投棄等をすれば依頼者が疑われる可能性すらあります。また時には周辺住民の同意を得る等の

処置を取らなければならない事もあるでしょう。ゴミを回収するという事はそれだけに大きな役割を

担った仕事であると言えます。

また片付け・廃棄物回収の業界では会社にもよりますが一般的には低賃金の所も多いものです。

やはり処理コストがかさみやすい事や競争業者が多い事などから他の肉体労働職種と比較しても

賃金は低めです。雇用されるにしても自分で開業するにしても、厳しい道となる事は覚悟して

おいた方が良いのかもしれません。

条件面では厳しい面もありますが、それでも片づけられない人の手助けをしてあげたり、環境改善

に配慮できる仕事という意味では大切な役割を担った仕事です。

片付けが得意な人・回収業務に興味がある人は検討してみるのも良いかもしれませんね。

今回はゴミ屋敷片付けの副業について挙げてみました。

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