スーパー銭湯のバイトがきつい理由?給料や仕事内容も解説

今回はスーパー銭湯のバイトについて挙げてみたいと思います。

日常の疲れが溜まった時や汗を流したい時、銭湯に通っているという人も多いかと思います。

全国的には銭湯施設の数自体は減っているようですが、それでも昔ながらの銭湯の雰囲気や大きな浴場に魅力を感じている人もいるでしょう。

また最近では銭湯に似た形態でもある「スーパー銭湯」の施設も増えています。

どちらも似たような部分があり個人の好みは分かれる所ですが、スーパー銭湯の受付やスタッフの仕事を副業にしている人もいます。

今回はそんなスーパー銭湯のバイトについて触れてみます。

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スーパー銭湯のバイトの仕事内容は?

銭湯とスーパー銭湯は少し似ていますが、2つの違いはまずその設備に表れています。

スーパー銭湯にはジャグジーやサウナ・岩盤浴や食事所・駐車場など、普通の銭湯には備え付けていない娯楽等の設備が備わっているのが特徴的です。

また「公衆浴場法」における普通公衆浴場に分類されるか否かの違いもあるようですね。

 

料金も一般的にはやはりスーパー銭湯のほうが高いことが多く、銭湯が400~500円が多いのに対しスーパー銭湯は600~1000円程度の施設が多いかと思います。

その他にも24時間営業など営業時間が長いのもスーパー銭湯の特徴であり、営業時間が長いので本業を抱えている人の副業に向いています。

 

スーパー銭湯のバイトの仕事内容として、受付業務は入場者からチケットを受け取ったりタオル等の備品を入場者に渡す・鍵など返却品の受け渡しをする事が主な仕事になります。

スーパー銭湯の客層は主には40代~60代男性が多く、常連も多いことから愛想のよい接客が求められます。

 

また受付だけでなく、その他にも以下のような業務も行います。

  • サウナマットの交換
  • 浴場の温度管理
  • アメニティ品のチェック
  • 浴衣やタオルを畳む
  • ゴミ箱交換
  • 開店前のロッカーの中の確認
  • トイレのペーパー補充
  • 設備の動作確認 etc…

 

また浴室内だけでなく、スーパー銭湯には「食事所」もある所も多く、飲食のホールスタッフとしてバイトを募集している事もあります。

食事所では主にホールとキッチンの募集が主になり、ホールは注文受付や配膳・キッチンは調理を行います。

特に土日祝日はスーパー銭湯も混雑する事が多く、食事所でも同様に混雑します。

銭湯内とは言ってもメニュー数を豊富に取り揃えている所もあり、最初のうちはメニューを覚えるだけでも苦労するでしょう。

また当然に衛生面には注意しなければなりませんし、手際の良さや段取りのスピード等、体力勝負となります。

 

スーパー銭湯の中でも大きな施設では実に日に1500~2000人前後の入場者数が見込まれると聞きます。

それだけに特に週末などはスタッフの忙しさはピークに達します。

また大抵のスーパー銭湯では清掃業務が大半を占める為、バイト面接時では掃除が好きな事や体力に自信がある事をアピールした方が良いでしょう。

服装や髪型の指定は無い施設が多いので若い人でも応募しやすいですが、一方でアクセサリー類の着用がNGな施設もありますし、接客が苦手な人は不向きとなる場合もあります。

 

スーパー銭湯のバイトのきつい所は?

スーパー銭湯のきつい所はやはり体力勝負となる点です。

勤務する曜日にもよりますが受付にしても巡回にしても食事所にしても、入場者が多い時はスピーディーな作業が求められます。

銭湯なだけにトイレ清掃サウナマット交換は体力的にきついと感じるスタッフも多く、制服を着用しながらマット交換をする際には真夏や真冬は特にきついと感じるようです。

特にサウナや岩盤浴などは真夏など蒸し暑い中での作業となり、作業を続けているといつの間にか体重が減っているスタッフもいます。

体力仕事も多いので、筋肉痛を起こしてしまう人や重い洗濯物を持って腰痛がクセになってしまう人等もいます。

 

また衛生面でも抵抗を感じる人も多く、銭湯ですから汗まみれの洗濯物が放置されている事もあるでしょうし、脱衣所等では髪の毛や埃にまみれながら清掃をしなければならない事もあります。

トイレ内では汚物生理用品がそのままになっている事もあります。

特に潔癖症の人などはスーパー銭湯のバイトはきついと感じるでしょうし、女性スタッフであっても清掃や交換業務では男性浴場内に立ち入る事も多く、あまり神経質な人には向かないかもしれません。

 

また銭湯なだけにお年寄りの利用者も多く、時にはご老人への接客や急病時の対応なども考えておかなくてはなりません。

飲食では酔っ払いの対応などに迫られるケースもあるでしょう。

接客業である以上は顧客を優先して考えなくてはなりませんし、お年寄りやおじさんのあしらいが下手な人は苦戦します。

特に銭湯のような施設では顧客にリラックス・娯楽を感じてもらう事が第一なので、気持ちの良い入浴サービスを受けてもらえるように配慮する必要があります。

開店前などは時間との戦いになる事も多く、午前中にシフトで入るスタッフは特にテキパキとした作業を求められます。

きつい事も多いスーパー銭湯のバイトですが、利用客に気持ちよく入浴してもらう為のやりがいのある仕事と言えるでしょう。

 

スーパー銭湯のバイトは女性もできる?

スーパー銭湯のバイトは女性でも可能です。

女性スタッフが多く働いているスーパー銭湯もたくさんあります。

仕事内容は男性と同じく清掃業務や風呂の仕込みなどを任される銭湯もありますし、女性は受付だけといった銭湯もあります。

男性スタッフが女性風呂に入ることはありませんが、女性スタッフは男性風呂に清掃で入室するケースはあります。

またスーパー銭湯によっては無料で入浴できる特典もあるので、光熱費を浮かしたい女性なども検討できるかと思います。

ただしどうしても裸の男性とすれ違うことなども考えられる為、気になる方は他のアルバイトを検討した方が良いかもしれませんね。

 

スーパー銭湯のバイトは稼げる?

スーパー銭湯のスタッフはアルバイトでの勤務が主になってきます。

スーパー銭湯のアルバイト時給は850~900円前後が多く、さほど高い時給設定とはなっていない事が殆どです。

ただし夜勤勤務になれば1000円~1100円前後の設定となっており、仮に1日3時間でも週3日程度の勤務で月に4~5万円前後の副収入を得ることができ、副業としても成立はします。

特にスーパー銭湯では早朝時間帯や深夜時間帯の募集をしている所も多いので、時間帯によっては採用されやすいかもしれません。

またスーパー銭湯ではバイトスタッフに向けて従業員割引や優待制度が設けられている店舗も多く、銭湯無料入浴や食事割引券などを配布している店舗もあります。

 

スーパー銭湯のアルバイトまとめ

スーパー銭湯のアルバイトについて挙げてみました。

どのサービス業でも同じですが、やはり利用客に快適に利用して欲しいというまごころや接客が大切になってきます。

特に最近では銭湯の数も激減している中、スーパー銭湯のような新しい施設でのサービスに期待をしている人も多いかと思います。

スーパー銭湯のバイトは大変なお仕事ではありますが、銭湯が好きな人・体力や接客サービスに自信がある人は挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

今回はスーパー銭湯のバイトについて挙げてみました。

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