バーテンダーのバイトは大学生もできる?女性や未経験者は?

今回はバーテンダーのバイトの副業について挙げてみたいと思います。

成人の方であれば一度はバーに通った事がある人も多いかと思います。

仕事後のリラックスタイムとして通ったり、バーの店主と仲良くなる人・飲み仲間を探しにバーに行く人・仕事の商談でバーを利用する人など、その利用目的は様々です。

色々なシーンで利用されるバーですが、バーにはお酒を作ってくれるバーテンダーが付きもの。

学生さんやサラリーマンの副業など、バーテンダーのアルバイトをしている人も多くいます。

今回はそんなバーテンダーのバイトについて触れてみます。

スポンサーリンク

バーテンダーのバイトの仕事内容は?

バーテンダーのバイトを始める際には覚える事が幾つもあります。

たくさんのお酒の種類を覚えることはもちろんですが、そのお酒の味も覚えなければなりません。

利用客からはお勧めのカクテルを聞かれたりリクエストされる事もあるので、知識を持っておく必要があります。

その他にもシェーカーやスクィーザー・スプーンやバーブレンダーなど、使用する器具の名称も覚えていかなくてはなりません。

バーテンダーのバイトで入社したての頃は雑務を中心にやらされますが、慣れてくるとシェーカーの振り方や調理などもやりますし、お酒などの仕入れを任される事もあります。

 

また接客にしても気持ちよく来店客を迎えなければなりませんし、オーダー1つ取っても顧客の好み等によってお酒の提案の仕方も変わってきます。

以前に来店した顧客であれば以前に注文したお酒やその顧客の好みなども覚えておかなくてはなりません。

お酒を作る時も立ち位置に気を配る時もあれば、顧客がお酒を飲んでいる最中も会話に配慮しながら定期的にお酒の提供を自然に促すなど、顧客にストレスを与えないさりげない気遣いを感じさせる接客が必要になってきます。

 

バーテンダーのバイトはお酒を作る仕事だけでなく、お店の細かな雑務もこなします。

飲食店である事から清潔感にも配慮しグラスや食器を洗浄する事はもちろん、店内の清掃や外壁・看板・カウンターや椅子などクリンネスも徹底します。

厨房やトイレなど普段顧客には見えにくい部分まで清掃し綺麗にしておかなければなりません。

また清掃面だけではなく店内の環境にも気を配り、空調が効きすぎていないか・照明が明るくなりすぎていないか・音響の音が大き過ぎないかなど、顧客が心地よく感じるお店を作るために気を配ります。

 

バーテンダーのバイトは深夜営業がメインとなってくる為、近隣住民や他テナントへの配慮も欠かせません。

住宅街のバーであれば近隣住民から苦情が来ることもありますし、クレームが多ければ退去を宣告される可能性もあります。

静まった深夜に営業するからこそ周囲への細かい配慮が必要になってきます。

またバーとは言ってもお酒を提供する限りは酔っ払い客もおり、そのような顧客に対していかに冷静に対処していけるかもバーテンダーにとって必要な資質となります。

 

バーの種類

バーは夕方以降に開店するお店が多く、夜20時頃~終電間際までをピークタイムとしている店舗が多いため、その間のバーテンダーのバイトを採用している店舗も多いです。

日中サラリーマン等で本業のお仕事を抱えている人の中には、夕方以降に副業としてバーテンのバイトをしているという人もいます。

 

バーと一言に言ってもその店舗の雰囲気は様々で、一般的なバーから珍しい雰囲気のバーまで店舗毎にその特徴を打ち出しています。

例えばバーには以下のような種類があります。

  • ショットバー(1杯(ワンショット)から注文するカジュアルなバー)
  • ダイニングバー(食事も楽しめるバー)
  • オーセンティックバー(ホテル等に見られる正統派のバー)
  • アミューズメントバー(ダーツやゲームが楽しめるバー)
  • ミュージックバー(ジャズやロックなどの音楽を基調としたバー)
  • スタンディングバー(スタンディング形式など回転率やお酒のプライスに重点を置いたバー)

 

またバーはその立地によっても客層に特徴があり、例えば駅前であれば幅広いエリアからの来店客が多く、繁華街であれば若者が多かったり土日の来店客が多い傾向があります。

もしくはオフィス街のバーであれば仕事終わりのサラリーマンやOLをターゲットにしているバーが多いですし、住宅街のバーであれば近所の顔馴染み客も多い事でしょう。

 

副業としてバーテンダーのバイトを始めるのであれば、自分がどのような特性のバーに勤めたいのか、どのような客層をイメージしているのかを考えて店舗を選んだ方が良いでしょう。

 

バーテンダーのバイトの時給は?稼げる?

バーテンダーはアルバイトの場合、時給にして1000~1200円程度が相場となっています。

都内のバーでは時給1400~1500円程度のバーもあります。

深夜の仕事にしてはさほど時給は高くはないというのが実情かと思います。

バーは周囲にも競合店が多く、中には個人営業のお店もあり、またバーテンダーには特別な資格等も必要ない事から比較的低めの時給設定となっているようにも思えます。

 

例えばバーが混み合う週末の2日間だけ1日5時間程度を時給1200円で勤務したとすると、月に5万円前後の副収入にはなりますので副業としても成立はします。

ただしアルコールを含むお仕事である事や体力勝負である事を考えると、本業を抱えている人の副業としては厳しい部分もあります。

また時間帯によっては終電に間に合わないケースなども考えられるので、勤務地などは出来るだけ自宅に近い店舗を選択した方が良いでしょう。

 

またバーテンダーのバイトで経験を積み、ついにはバーを開業したという人もいます。

バーの開業には飲食業許可や深夜酒類提供など基本的な許可の他には特別な免許も必要とせず、開業しやすい業態でもあるため、将来的にバー開業を検討している人はアルバイトからスタートしてみるのも良いかもしれません。

スポンサーリンク

バーテンダーのバイトは大学生もできる?

バーテンダーのバイトは大学生でも出来ます。

むしろ大学生や20代~の学生さんが多く勤めているバーもあります。

深夜時間帯である事やお酒を扱うため高校生はできませんが、大学生・専門性などはバーでのバイトは可能です。

 

またバーの中にはシフト曜日を調整できるお店もあるので、サークル活動や授業に合わせて働ける事もあります。

特にバーでは大学生やフリーターも多く男女のスタッフがいるので、仲間が出来やすいというメリットもあるでしょう。

出会いが多いのもバーのバイトの利点です。

またお店によってはまかない食事が付くバーもありますし、カラオケやダーツやり放題の店舗もあるようです。

バーと一言に言っても、賑やかで明るいお店からしっとりと落ち着いたバーまで様々なので、自分の性格に合った店舗を選びたいですね。

 

バーテンダーのバイトは女性もできる?

バーテンダーのバイトは女性ももちろん出来ます。

お店によっては男女割合が半々~くらいのお店も多いでしょう。

特に気遣いや配慮ができる女性は喜ばれますし、お客さんとの会話が上手な女性バーテンダーはそれがウリになる事も。

中にはお客さんから頻繁にアプローチされる女性バーテンダーも多いようです。

夜に働くことに抵抗がなかったり、お酒に強い女性にはこの仕事に向いているかもしれません。

 

ですが女性のバーテンダーの場合でも、基本的には黒服にヒールを履いて仕事をする事になります。

フォーマルな制服がきついと感じる人もいるでしょうし、夜間に長時間ヒールで立っているのが苦痛という女性もいるかもしれませんので、事前に服装や職場環境はチェックしておきましょう。

またいきなりバーテンダーとして仕事をするのが不安な方は、ガールズバーで働いてみたり居酒屋等で働いてみるという方法もあります。

女性バーテンダーは今後も増えてくると思いますので、自分なりの個性やウリがあると良いのかもしれませんね。

 

バーテンダーのバイトは未経験者OK?

バーテンダーのバイトでは未経験者OKの店舗も多くあります。

バーテンダーになるために専門学校に通う人もいますが、アルバイトでは未経験可能な求人も多くあります。

特に最近では若者のお酒離れもあり、未経験OKのように間口を広げて求人募集をかけている店舗も多いようです。

 

ですがバーのバイトが未経験でやっていけるかどうかは、実際にはお店にも寄ります。

特に上司や管理者が未経験者に対して寛容な気持ちがあったり長い目で指導してくれる人であれば良いですが、そうでない店舗もあります。

 

また未経験者で重視されるのはコミュニケーション能力です。

未経験者ですから、お酒の名前や仕事が分からないのは当たり前。

ですがお客さんとコミュニケーションが取れないとなると、仕事が窮屈に感じることも多くなるかと思います。

バーに来るお客さんはお酒を飲みに来るだけでなく、会話を楽しみに来る方もいます。

そのためコミュニケーションを取るのが苦手という人は、未経験かどうかに限らずバーテンダーに向いていない可能性もあります。

 

また未経験者の場合、最初のうちはお酒を作らせてもらえず、雑務をこなす事も多いと思います。

掃除や配膳・洗い物など、簡単な作業を中心にこなしていきます。

そのため最初から華やかなバーテンダーの仕事がしたいと考えている人は、少しイメージ違いと感じる事もあるかもしれません。

ですがコミュニケーションが取れてお酒に興味があり、お仕事に対しても熱意があれば、未経験者でも十分に活躍していけるかと思います。

未経験だからと言ってネガティブにならず、自分がやりたいお仕事には積極的にチャレンジしていきたいですね。

 

バーテンダーのバイトのきつい所は?

バーテンダーのバイトのきつい所は、まずアルコールが絡むという事です。

お酒がよほど好きな人にとっては良いかもしれませんが、お客さんからお酒を頂くこともあり、酔っ払いの相手をしなければならない事も多くあります。

理不尽な事を言われても丁寧な接客・対応が求められる事もあります。

 

またバーテンダーのバイトは夕方頃から始まり深夜に仕事が終わります。

そのため生活のリズムが逆転し、本業にも支障が出てしまう事もあるでしょう。

生活時間が狂わない範囲でバーテンダーのバイトを検討したい所です。

 

またバーには様々なお客さんが来店します。

中には仕事で嫌なことがあったりストレスを抱えているお客さんもいる事でしょう。

そんな時でもバーテンダーとしては丁寧な対応が求められ、大人としての接客が必要となります。

自分の気分が悪い時であっても表情には出さず、利用客に対して紳士な対応が求められます。

 

またバーは私達が知らないエリアにも数多く存在し、新しい多くのバーが開業しては、同じくらい多くのバーが廃業しています。

個人的な話になりますが、私の家の近所でも庶民的な雰囲気をウリにしたバーがあり、平日・土日含みそこそこの数のお客さんで賑わっていましたが、先日見たところ店舗入口に管財人名義で「破産手続き開始」の張り紙が貼ってありました。

そのバーのオーナーは気さくな感じの人でとてもそのような雰囲気は感じさせない人でしたが、実際の経営面では厳しい状況が続いていたのかもしれません。

バーテンダーのアルバイトをしていても、自分の働いているお店が潰れてしまうケースというのは珍しい話ではありません。

 

バーテンダーのアルバイトまとめ

バーテンダーのバイトについて幾つか挙げてみました。

バーテンダーに憧れる人は多いものですが、実際のお仕事は体力仕事や雑務も多く発生します。

そのため仕事に慣れるまでは、自分が思い描いていたバーテンのイメージとは異なる事もあるでしょう。

色々な顧客に出会えるのもバーテンダーのお仕事の醍醐味の1つではありますが、自分に合った副業アルバイトを選びたいですね。

今回はバーテンダーのバイトの副業について挙げてみました。

スポンサーリンク