コーディネート代行の副業は稼げる?仕事内容や資格・収入は?

今回はコーディネート代行の副業について挙げてみたいと思います。

皆さんは自分のファッションコーディネートに自信がありますか?私は正直自身はありません(苦笑)。

やはり自分の洋服選びのセンスに自信がなかったり、自分のセンスが周囲から共感してもらえるか分からない・デートだから普段とは違った自分を演出したい等、コーディネートをしてほしいという需要はたくさんあります。

そんな自分のセンスに少し自信がない人のコーデを手助けしてあげるのがファッションコーディネート代行の副業です。

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コーディネート代行の仕事内容は?

ファッションコーディネートをお願いしたいという需要は割と豊富にあります。

例えば女性向けメディアの中にはコーディネートアプリやキュレーションメディア・コーディネートサイトなど豊富ですが、男性向けのコーディネートサイトは意外と少ないものです。

周囲に相談しようと思っても洋服に詳しい人がいない・お店の店員に相談すると似合わない服まで買わされる可能性もある…なんて事に陥る事もよくあります。

 

そのように自分のセンスに少し自信がない方々に、コーディネートを提案してあげる事がファッションコーディネート代行の仕事内容です。

サイトによって手順・方法等は異なりますが、多くのサイトでは以下のような手順でコーディネートをしていきます。

 

  1. 依頼主の希望のスタイル・予算・サイズ等をアンケート
  2. 予算や希望に合わせてコーディネート(買い物に同行 or もしくはメール等で提案)
  3. 依頼主が納得をしてくれるまで提案を継続
  4. 洋服を購入(お店で購入 or 自宅に洋服が届けられる)

 

上記のように、一般的な仕事のお仕事の始め方としては、コーディネート代行サイトにスタイリスト登録をし、コーディネート依頼が来たら依頼者と事前にメール等で希望のスタイルや予算等について打ち合わせをします。

そして提案内容が決まったら指定日時に待ち合わせをして買い物に同行するといった流れが一般的です。

買い物へ同行する場所は百貨店やアパレルショップ等、セレクトショップ等へ足を運び本人の希望するコーディネートを提案していきます。

 

また最近では買い物へは一緒に同行をせず、依頼者の希望イメージを元にスタイリストが自分で洋服を選び、メール等を通して相談をしながらコーディネートを決定するといったように、買い物同行なしのコーディネート提案も増えています。

買い物同行をしなければスタイリストは自分の好きな時間に洋服選びをすればよく時間を効率的に使える反面、やはり依頼者が実際に洋服を見ておらず試着もしていないので、洋服を送付後にクレームや不満に繋がるケースも想定されます。

そのため同行なしの場合には、事前にどれだけ細かくコーディネートイメージを詰めて依頼主と綿密な打ち合わせが出来るかがキーとなってきます。

 

普段ファッション系で勤務しているスタイリストや服飾系の学生・時間のある主婦さん等、様々な人がスタイリストとして活躍しているようです。

また実際に様々な人にコーディネートをしてあげる事で、スタイリストとしての自分のスキルを磨いていけるメリットもあります。

 

コーディネート代行は稼げる?報酬は?

1コーディネートで数千~3万円程度が平均的な所ですが、その他にも提案内容や買い物に同行するかどうか等により報酬は変わります。

 

例:コーディネート料金5000~8000円

メール・SNS等でやりとりをし、2~3パターンのコーディネートを提案

例:コーディネート料金20000~30000円

依頼主の買い物に同行し、コーディネート提案や分析・アドバイス等を含む。

 

月に2~3回程度のコーディネートでも数万円の副収入にはなりますし、HP等である程度のアクセス数があればブログ等での広告収入にも繋がるでしょう。

有名なスタイリストになればコーディネートBOOKを発売する等、その活動方法は考え方次第で無限にあるかと思います。

またスタイリストによっては洋服が安く仕入れられる仕入先を幾つか抑えている人もいるようです。

 

コーディネート代行の副業の良い所は利益率が高い所。

物販のように商品在庫を抱える必要もありませんし、会社のようにオフィスを構える必要もありません。

自分の能力がそのまま収入に直結しやすい副業とも言えますし、またリピーターも付きやすいので固定収入に結びつきやすい仕事でもあります。

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メンズ・レディースのコーディネート代行

男性(メンズ)と女性(レディース)ではよくファッションに対する感覚やセンスが異なるという話を聞きます。

確かに男性が良いと思っている洋服でも、女性から見るとダサく見えたり個性的過ぎると感じるケースも多いようです。

例えば女性は全体の雰囲気やパッと見を重視する傾向があるのに対し、男性は自分のこだわりや自分の世界観・個性を重視する傾向があるような気がします。

洋服は自分の好きなものを着るのが一番かとは思いますが、それでも他人にコーディネートをするからには依頼者本人にも納得をしてもらわなければなりません。

 

またファッションコーディネート代行を依頼してくる人は、一般的に以下のようなことを期待して依頼してきます。

  • プロのスタイリストにコーディネートを提案してもらえる
  • 異性にウケの良い洋服が欲しい
  • 新しいブランドやコーディネートに挑戦できる

 

そのためなぜそのコーディネートを提案したのか依頼主に理解をしてもらわなければなりませんし、また客観的にもその理由を説明できるくらいの能力が必要と言えます。

今後はコーディネート代行やパーソナルスタイリストが増えてくるとも言われていますが、逆に言えばその中でプロ意識が高いスタイリストがどれだけいるのかは不透明な所です。

依頼主がどのようなスタイリングを希望しているのかをじっくりとヒアリングし、その人の希望に合ったスタイルを提案していくプロのスタイリストやコーディネート代行が増えていく事が望まれます。

 

買い物に同行してコーディネートを相談する不安

コーディネート代行が徐々に普及していく中で、実際に買い物に同行してもらってコーディネートを相談する事に抵抗を感じるといった人も多いようです。

スタイリスト側からすれば今までの実績がある事から、どのような依頼者であってもその人に合った洋服を提案できる自信があるかもしれませんが、依頼者側からすればファッションに対して全くの無知であることも多く、コーディネートを他人に相談する事に対して不安を感じる顧客もいます。

例えば買い物に同行してコーディネート相談をするとなると、以下のような不安点があります。

  • 自分に似合うコーディネートを提案してくれるのか
  • 自分とは違うセンスや趣向のスタイリストだと困る
  • 待ち合わせ場所はどこにするか
  • スタイリストは男性か女性か
  • 買い物場所のショップはどこになるのか
  • 購入金額の相場はいくらくらいになるのか
  • スタイリスト側の交通費の負担は?
  • 買い物に同行してもらったら絶対に購入しないといけないのか
  • 人見知りで買い物中の会話に困る
  • スタイリストと繋がりのあるショップに連れていかれるのでは?
  • コーディネート後のキャンセルはできるのか

 

特にリピーターでもない場合、依頼者とスタイリストは初対面となるため、当日に想定外のトラブルなどが起こる可能性はあり得ます。

そのため事前に打ち合わせできる事はお互いにメール等でしっかりと確認をし合い、不安点を解消した上で当日のコーディネートに臨むのがベターと言えるでしょう。

 

コーディネート代行に資格は必要?

ファッションコーディネート代行に資格は必要なのでしょうか。

このようなコーディネート代行業には資格は必要ありません。

無資格者でもスキルがあればすぐに仕事に取り組むことができますし、「私がコーディネーターです」「私がスタイリストです」と名乗っても問題はありません。

 

ですがコーディネートの依頼主は初対面の人がほとんどであり、依頼主からしてみればそのスタイリストの実力やセンスを図るモノサシはありません。

そのため時にはコーディネートに関する資格が役に立つこともあるでしょう。

例えばファッションビジネス能力検定・ファション販売能力技能検定・服飾インストラクターや色彩検定など、資格も取得しておくと依頼者へのPRに繋がるかもしれませんね。

 

コーディネート代行サービスのサイトは?

今ではファッションコーディネートサービスを展開している会社やサイトがたくさんあります。

またサイトによって、コーディネートの提案内容や費用なども異なります。

ここではファッションコーデサービスを展開している幾つかのサイトをご紹介します。

 

Dinate

丸井織物株式会社が運営するコーディネートサービスを展開しているサイト。

 

bemool

男性向けの月額定額制のファッションレンタルサービス。

 

ルックアップ

セレクトショップ店長やプロスタイリストがコラボレーションし設立したサイト。

 

leeap

スタイリストのコーディネートがレンタルできるメンズファッションサービス

 

Changing Me

現役のプロのスタイリスト等がコーディネート提案をしてくれるサービス。

 

スタイリスト自身の集客

コーディネート代行を副業で始める場合には、どこかのコーディネート代行サイトにスタイリストとして登録をし、依頼がきたら仕事に取り掛かるという流れが一般的です。

しかし現在では実際のところ、コーディネート代行サイトもスタイリスト募集枠が狭くなっていたり、募集自体を打ち切っているサイトもあり、副業的にスタイリストとして勤務する事が難しくなっているケースもあります。

また最近では洋服のシェアサービスや洋服レンタルサービス等も普及しており、増々ファッション業界の競争は厳しくなっています。

 

そのためもし自分のコーディネートセンスに自信があるようであれば、代行サイトに頼らず自分で集客を図っていく事も一考です。

例えばブログやHP・SNS等で日々コーディネート提案を発信していく事も出来ますし、インスタやスナップチャットなどファッションコーディネートの集客にピッタリな媒体も豊富にあります。

 

自分のコーディネートを日々アップしていき、そのセンスに共感してくれる人が顧客になるので、リピート率が高い集客効果も期待できます。

依頼主とのコーディネート相談もメールやラインで簡単に行えますし、いつでも気軽に相談できるパーソナルスタイリストとして活動していく道もあるでしょう。

 

またファッションとして競合者が多い場合には、インテリアやアクセサリー・今の時期であれば浴衣など、ジャンルをさらに細分化して洋服以外で集客を図っていくのも面白いですし、富裕層向けの限られたコーディネート提案に固定するのも良いかもしれません。

どのジャンルにしてもラクに稼げる道はありませんが、コーディネート代行を仕事にするには他人とは違う工夫も求められるでしょう。

これだけ集客媒体が豊富にある時代ですから、あとは自分がどのようなコーディネートを提案していきたいかでやり方も変わっていきそうですね。

 

コーディネート代行の副業まとめ

コーディネート代行の副業について幾つか挙げてみました。

昔はファッション雑誌を購入して自分なりに洋服を購入し、周囲の反応を見ながら少しずつセンスを磨いていくといった事も多かったものですが、今ではコーディネート代行のように便利なサービスがあります。

またスタイリストと言うと芸能人やモデルだけが接するイメージがありましたが、今では一般の人もスタイリストに依頼ができます。

 

ですが逆に言えば、経験が浅い人でもスタイリストとして活動しているケースが多く、今まで以上にプロ意識が求められているとも考えられます。

ファッションセンスに自信がある人は挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

今回はファッションコーディネート代行の副業について挙げてみました。

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