出張パンク修理の副業
今回は自転車屋バイトの副業について挙げてみたいと思います。
私達に馴染みのある自転車。普段から通勤や通学で利用している人も多いのではないでしょうか。
会社への出勤時・プライベート・買い物時・サイクリングなど様々なシーンで自転車を利用しています。
しかし毎日のように自転車に乗っているとやはり色々な箇所に傷みが生じてきます。一般的なパンク修理
からチューブ交換・タイヤ・ブレーキ交換などその修理箇所は様々です。自転車屋を専業として
仕事をしている人ももちろんいますが、自転車屋の仕事を副業的にこなしている人もいます。
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自転車屋バイトの仕事内容は?
自転車屋バイトの仕事内容は基本的には自転車等の修理が大半を占め、その他にも自転車販売や部品販売・
防犯登録等の保険関係や展示自転車のメンテ・棚卸・店内清掃など多岐にわたります。販売も行っていますが
自転車屋の利益は殆どが修理を含めた技術料なので修理が仕事のメインとなってきます。ロードバイク等の
プロのショップであれば業務内容は変わってきますが、一般的な自転車屋であれば日々修理の対応に追われて
いるのが通常のお店でしょう。特に平日より土日祝は自転車の修理持ち込みが多いため、尚更アルバイトでも
人の手が欲しくなります。そのためアルバイトのみで副業を考えるのであれば土日など週末を中心に考えて
いった方が良いでしょう。
自転車屋の場合は特に大型店やショッピングセンターの中の店舗の場合には作業が分担されている事も
多く、中には売りっぱなしで販売のみに終始し修理は受け付けてない所もあります。自転車について修理
全般を学びたいのであれば個人店のように仕入れから修理までトータルで学べる所を選ぶと良いでしょう。
また自転車屋でアルバイトをするにあたり特別な資格は許可は必要ありません。
店舗によっては長く勤めていると自転車安全整備士や自転車技士等の資格の取得を勧められる事もありますが
自転車屋として長期的な就業を考えているのであれば資格取得も視野に入れても良いかと思います。
自転車屋でのアルバイトの給料は時給制が殆どで、900~1000円程度の設定になっている店舗が多い
でしょう。例えば週末だけ2日間、1日7時間勤務したとすれば月に5~6万円の収入にはなるので
副業としても成立はします。
出張パンク修理の副業
一般的な自転車屋の経営を大きく支えているのがパンク修理である事はどこも変わらないかと思います。
自転車に乗っている以上はどんなに丁寧に利用していてもパンクはしますし、材料費は数十円で自分で修理
する事も出来ますが、女性やお年寄りであれば修理に時間をかけるよりも自転車屋に持ち込んだ方が早いと
考える人も多いのでしょう。しかしパンク修理をしてもらうには車体自体を自転車屋に持ち込まなければ
ならず、パンクをしていては乗って走れないので重いし面倒に感じる人は多くいます。または夜など営業時間外で
パンク修理をしてもらえないといったケースもあるでしょう。その点から言っても出張パンク修理業であれば
作業員が自宅まで来てくれる所にニーズは生まれやすいですし、夜などでも自分のスケジュール次第では対応
出来そうです。また出張形態であれば店舗を持つ事なく依頼連絡が入れば修理に向かう事が出来ますし、
利益率はパンク修理なので90%以上を誇る高い利益率です。ロードバイクなど専門的な車体の場合には作業に
多少慣れが必要ですが、基本的なパンク修理の工程に大きな違いはありません。また震災の影響などで今後も
自転車の需要がなくなる事は無さそうですし、本格的な高齢化社会や家で用を済ますネット人口が増えていく
事を見越せば、出張パンク修理は副業としても大きな収入源になる可能性を秘めているようにも思えます。
また一般的な自転車屋でも出張パンク修理を行っている所はありますが、あくまで少数派です。やはりパンク修理
自体の単価が低い為、時間をかけて出張形態を取るほどの旨味がないというのが本音の所でしょうか。
しかしだからこそ副業として考えるのであれば本業の合間や週末に出張修理をこなす事で副業としても成立する
可能性が高いとも考えられます。例えばパンク修理代金を900円+出張費500円(エリアを区分する必要アリ)
として粗利が1件800~850円程度とすれば、1日に3件こなせば収益は2500~3000円程度。
隙間時間だけ週3日程度対応したとすると月に3.5~4万円前後の副収入を得る事が出来ます。1人作業で
回転率を上げるにはある程度エリアを絞る等の工夫が必要になってきます。もちろん副業としてではなく本業
として行えば更に収益を上げていく事も出来るかもしれません。一時期はパンクしないタイヤが話題になったり
シェア自転車が流行りましたが、どうも最近ではあまり話題に上がらない所を見ると自転車所有のニーズは
今後も大幅に減る事は無さそうです。パンク修理出張は原価も殆どかからず、店舗も不要で万一の時も撤退が容易
な事から、隙間時間の副業として面白そうですね。自転車が好きな人であれば検討してみるのも良いのでは
ないでしょうか。
自転車屋の仕事のつらい所は?
自転車屋アルバイトのつらい所はまず見た目以上に体力が必要な仕事であるという事です。
修理や購入にあたり自転車を持ち運ぶ事も当然ありますし、修理は常にしゃがみっぱなしである事が多いので
手や腰が痛くなる事もあります。女性の作業者が少ない所を見てもやはり男性中心の肉体労働であると言えます。
1日修理をしている事が苦にならない人や自転車が好きな人に向いている副業と言えますね。
また自転車屋の修理は前述したように高い利益率ではありますが、その分単価が低いという事がネック
と言えます。1件の修理をしても数百円の利益にしかなりませんので、数をこなす必要があります。
そのため修理件数を上げる工夫も必要ですが、その前に単価を上げる仕組み作りが必要です。例えば最近では
ロードバイク・トライアスロン系のスポーツが盛んではありますが、富裕層がハマっているスポーツ等に
限定して修理をこなす等、修理単価を上げていけば労働量は減りますしクレーム数も減少します。
効率的に副業を行うのであれば少ない労働量で稼ぐ仕組みを作りたいですね。自転車が好きな人は自分なりに
自転車を絡めた副業を考えてみるのも良いのではないでしょうか。
今回は出張パンク修理の副業について挙げてみました。
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