クレープ屋バイトの仕事内容は?面接対策や志望動機まで解説

今回はクレープ屋バイトの副業について挙げてみたいと思います。

昔から愛されているお菓子でもあるクレープ。

街中や商業施設の中には可愛らしいデザインのクレープ店舗があちこちにあります。

クレープ店のスタッフは主にはアルバイト店員が多く、副業としてクレープ屋でアルバイトをしている人もいます。

クレープがもともと好きであったりクレープ店の制服が可愛い・スイーツやお菓子が好きという方にも人気のあるお仕事がクレープ屋のバイトです。

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クレープ屋バイトの仕事内容は?

クレープ屋でのバイトを始める前にまずその店舗形態に違いがあります。

1つは通常のお店として出店しているタイプ、もう1つはトレーラーなど車を改良してクレープ屋にしているタイプです。

移動販売をしているようなクレープ屋もありますね。

どちらも特徴は違いますがアルバイトとして考えるのであれば、やはり店舗タイプのクレープ屋の方が仕事はしやすいと言えます。

 

まずトレーラータイプの場合には直射日光が車両内に入ってきますし真冬などは寒さとの闘いです。

また調理面積が狭いだけに2~3人で作業をするだけでもパンパンになりますし忙しい所では尚更です。

トレーラーのクレープ店に憧れがある等であれば別ですが、単純に副業程度に考えているのであれば店舗タイプのクレープ店を選ぶようにしましょう。

 

クレープ屋のアルバイトの仕事の役割は主に3種類に分けられ「レジ」「トッピング(メイク)」「生地焼き」というパターンに分かれている所が多いと思います。

最初はレジから始まりその後にトッピング・生地焼きというように難易度の高い順に仕事を任されていく事が多いでしょう。

その他にも店舗によっては生地やホイップクリーム・カスタードやフルーツ等の仕込み作業を手伝うような場合もあるかもしれません。

 

レジ作業は混雑すればするほど金額や操作を間違ってしまうケースも多くなりますし、特に大型の店舗ではクレープだけでなくドリンク類や他の粉もの(たこ焼きやお好み焼き等)を扱っている事も多いので、取扱商品は数十~100種類以上に及ぶ事も多く、レジ操作を覚えるのにも最初は苦労するでしょう。

トッピングにしても具材の位置によっては生地を巻いた時にバラバラになってしまいますし、慣れないうちは見栄えも悪くなります。

また例えば同じチョコバナナにしても、店舗ごとに具材の切り方やトッピング位置・生地の巻き方も多少異なってくるので練習が必要です。

 

生地焼きにしてもクレープ用鉄板で生地をトンボで薄く伸ばしながら整えていくのですが、薄すぎても切れてしまいますし厚すぎても食感に影響するので丁度良いさじ加減を覚える必要があります。

特に機器がガスの場合にはすぐに焦げてしまう為、鉄板の上でクレープ生地を数十秒で焼くには幾度も練習を積まなければなりません。

 

またクレープ店は一般的な飲食店とは異なり店舗内で食べるだけでなく、テイクアウトで持ち帰る事が普通です。

そのため回転率が高く、流行っている店舗であれば休む暇もないほど常に作業をしている事になります。

例えば原宿の人気店であれば客数も1日500人を超える店舗があると言われ、仮に10時間営業とすれば1時間に50人の客数をこなす事になります。

計算上では1分少々で1人の顧客をさばかなければならない計算になります。

 

特に副業として考えた場合には夕方~夜のバイトを検討する人が多いものですが、クレープ屋は午後~夕方が一番忙しいとされており、その店舗が日々どのくらいの客数をこなしているのか事前に確認しておきたい所です。

高校生などは特に部活動や学業との両立ができるのかどうかも考えておきましょう。

どのような作業を任されるとしても、忙しい店舗ではかなり手際の良い作業が求められるため、単純にクレープとは言っても奥の深いバイトと言えます。

 

クレープ屋のアルバイトをするには?

クレープ屋のバイト仕事をするには求人誌やネット求人・店頭の求人ポスター等から応募をする事が一般的です。

大抵は通常のアルバイトと同様にクレープ店の店長等と面接をし、後日に採否の連絡が来ます。

クレープ店は可愛い制服を着れるなど、特に女性にとっては人気のアルバイトではありますが、さほど採用ハードルが高い仕事でもありません。

一般的な常識とやる気があれば誰でも採用される可能性があります。

 

店舗の制服や商品イメージからしてもターゲットには若年層が多く、高校生~大学生など年齢が若い女性が多く働いているクレープ屋が多いでしょう。

またクレープ店は土日祝は平日の客数の2倍近くの客数がある店舗も多く、バイト面接時にも土日祝に勤務できるかどうか聞かれる事も多くあります。

副業としてクレープ屋のバイトをするにしても、本業に差し支えない程度の勤務スケジュールで働くようにしたいですね。

 

クレープ屋バイトの面接対策は?

クレープ屋でバイトをするには、入社前に面接が行われます。

一般的な飲食店の面接と同じく、15~30分程度の簡単な面接である事が多いです。

面接時には履歴書を持参し、決められた時間に店舗に出向きます。

 

店舗によって異なりますが、クレープ屋のバイト面接時には以下のような事を質問されます。

  • 志望動機
  • シフトの希望(曜日・出勤日数など)
  • バイト経験の有無(特に飲食系)
  • 住まい・通勤時間
  • 前のバイトの退職理由
  • いつから働けるか
  • 身だしなみ(髪色・ネイル禁止など)
  • 土日祝は勤務できるか
  • 学業との両立はできそうか
  • 接客業に抵抗はないか
  • 応募者からの質問(何か質問はありますか?)

 

上記のようにクレープ屋バイトの面接で聞かれる質問としては、普通のアルバイト面接とさほど大きな違いはありません。

クレープ屋の場合には特にレジ受付では、たくさんの顧客と接することになります。

そのため面接官の質問にきちんと受け答えできるか笑顔で話すことができるか等、実際の接客を想定した面接が行われやすいと言えるでしょう。

またクレープ屋のバイトはその華やかなイメージだけでなく、多少きつい作業も含まれてきますので、クレープの仕事に携わりたいという熱意を伝えるようにしたいですね。

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クレープ屋バイトの志望動機はどうする?

意外と困ってしまう人も多いのが志望動機です。

特にクレープ屋の志望動機となると、どのように言えば迷ってしまう事もありますね。

「クレープが好きだから」という志望動機でも良いのですが、それだけでは不十分な感じもしてしまいます。

以下に簡単な志望動機を挙げてみます。

 

クレープ屋の志望動機例

人と接するのが大好きで、接客のアルバイトを経験したいと考えています。

高校への通学時にこちらのクレープ屋さんを見つけ何度も訪れており、友人と一緒によく通っていました。

こちらのクレープ屋さんは、いつも丁寧に気持ちのよい接客をしてくださるので、私もここで働いてみたいと思っています。

私自信もクレープが大好きで、たくさんのお客様にクレープを提供できるこのアルバイトに魅力を感じ、今回応募させていだきました。

飲食業は未経験ではありますが、根気強く頑張っていきたいと思います。

宜しくお願い致します。

上記は簡単な一例ではありますが、そのクレープ屋で働きたいという気持ちを素直に伝えるようにしたいですね。

 

クレープ屋バイトは高校生でもできる?

クレープ屋バイトは高校生でももちろん可能です。

むしろ高校生~大学生といった学生さんが多く勤務しています。

同世代のスタッフと一緒に働けるので仲が良くなるケースも多いでしょう。

クレープを焼くにはコツが必要ですが、慣れれば難しい作業ではないので高校生のバイト未経験者でも採用してもらえる事は多くあります。

 

ですが飲食である以上、衛生管理や接客をしっかりとできる人かどうかは面接で見られます。

中には管理者やマネージャー不在で、時間帯によって学生さんだけのクレープ屋や一人勤務の店舗も少なくありませんので、衛生面やお金の管理など責任感がある人物かどうかは大切なポイントです。

また高校生である場合、学業との両立ができるかどうかも大切です。

部活をやっている人や進学で受験を控えている生徒さんなど様々な事情があるでしょうから、バイトに専念できる環境にあるのかどうかは確認されるでしょう。

とは言え、きちんとした対応をすれば高校生でも採用してもらえる可能性は十分にありますので、リラックスして面接に臨みたいですね。

 

クレープ屋バイトで男性は採用してもらえる?

確かにクレープ屋バイトでは女性が圧倒的に多めです。

ですが男性がダメという訳ではなく、男性を多く採用しているクレープ屋もあります。

募集要項に女性限定とされていない限り男性でも応募は可能ですので、クレープ屋さんで働いてみたいという男性は応募してみるのも良いでしょう。

クレープ屋を始め、女性職のイメージが強い職種は幾つかありますが、大切な事は性別や年齢ではなく、あくまでその職場に調和できるか・馴染めるかどうかです。

最近では男性を積極的に採用している店舗もあるようですので、積極的にエントリーしていきたいですね。

関連記事:パン屋のバイトは男でも出来る?口コミや志望動機も解説

 

クレープ屋のアルバイトの給料は?

クレープ屋のアルバイトの給料は900~1000円程度の時給設定となっている事が多いです。

他の飲食店同様、さほど高時給の店舗は少ないです。

 

例えば週に2日程度1日5時間勤務したとすれば月に4万円程度の副収入にはなりますのでお小遣い程度ではありますが副業しても成立はします。

もちろん勤務時間や勤務日数を増やす事で収入を上げる事は可能です。

 

中にはまかないとしてクレープを食べれる所や、店舗によっては面接時にクレープをプレゼントしてくれたり、廃棄寸前のクレープを支給してもらえる・新商品の試食としてクレープを食べれるといった店舗もあるようです。

クレープ屋バイトは給料はさほど高いとは言えませんが、多くの顧客を相手に接客する事になるので、人と接する事が好きな人やスイーツが好きな人には向いている仕事なのかもしれませんね。

 

クレープ屋バイトの副業のきつい所は?

クレープ店の副業のつらい所はまずは店舗面積が限られている所が多いという事です。

狭いクレープ店では4~5坪の小さな店舗でスタッフ達が調理作業をしている所もあります。

気の合うスタッフ同士で仕事が出来るのであればまだ良いですが、これが気の合わないスタッフや会話のない社員との共同作業であれば職場の空気感が気になる事もあるかもしれません。

どのくらいのスペースでどのようなスタッフさんと作業をする事になるのか、事前に確認できる所はチェックしておきましょう。

 

またクレープ店の印象として、甘いスイーツの華やかなイメージを連想する人もいるかもしれませんが、実態としては体力系の仕事であったりもします。

例えば店頭に立つにしても店の前を歩く顧客にサービスデーの割引の声掛けや新商品の声掛けを大声で行わなければならない店舗もありますし、クレープを作るためには体力の要る仕込み作業も必要です。

また販売をした後には当然に鉄板や店舗内を綺麗に清掃しなければなりません。

 

その他にもクレープ店に勤め始めると自分もクレープを食べる機会が多くなります。

試食やサービスでクレープを食べられる事もあるのですが、当然カロリーのあるお菓子なだけに食べるほど太ります。

特にクレープ屋に勤め始めてから太ったというスタッフの声はよく聞く事があるので、試食などでクレープを食べた後は一生懸命仕事をするなり適度な運動をするようにしたいですね。

今回はクレープ店バイトの副業について挙げてみました。

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