コインゲーム機オーナーの副業

今回はコインゲーム機オーナーの副業について挙げてみたいと思います。

小さな子供から大人までゲーム好きな人でいつも賑わっているゲームセンター。ゲーム機は様々な種類が並び、アクションやギャンブル系ゲーム・プリクラやUFOキャッチャーなど多くのゲーム機が並んでいます。

副業を始める人には不労所得を目指す人も多いものですが、このゲーム機オーナーの副業も半不労所得と言え、景品補充や現金回収等の細かい作業を除けばほぼ何もしないでもお金を生み出してくれる可能性のある副業と言えます。

スポンサーリンク

コインゲーム機オーナーの仕事内容は?

コインゲーム機オーナーの仕事内容はゲーム機への商品補充(ガチャガチャ・UFOキャッチャー等)、またゲームに投入された代金回収の仕事などがあります。

これらの付随的な仕事は30分前後で終わる仕事がほとんどであり、大きな手間はかかりません。

またオーナーになる事自体にも、特別な資格が必要という事もありません。

(もちろん内容に著作権等の権利が発生するものは、メーカー等の許諾を取り使用料を支払って商用利用する必要があります。無断使用はできません)。

 

ゲーム機オーナーとして安定的に副収入を得るためには、そのゲーム機の設置場所と売上げが見込めるゲーム機かどうかという事が鍵となってきます。

まずゲーム機本体の購入には小型のものでも30~50万円程度かかるものが多く、クレーンゲーム等の大型機器については100万円を超えてきます。

ゲーム機に入れる景品代にも数万円の経費がかかってくる事が普通であり、ゲーム機を置く設置店に売上げの2~3割をバックするケースも多いでしょう。

特にガチャガチャのような景品は仕入れ原価が高く薄利多売となるのが基本で、立地が良くなければ多くの収益は得られない事も多いです。

 

また既に何かしらのお店を経営している人で空きスペースがある人であればそのスペースにゲーム機を置く事も検討できます。

ゲーム機をレンタルさせてもらい場所を提供すると売上げの2~3割を受け取れるといったシステムが多いようです。

 

またゲーム機には売上げ金額に応じてオーナーに利益が分配されるタイプと、売上げに関係なく毎月一定額が支払われるタイプとがあります。

当然にゲーム機の設置場所が好立地であれば利益分配タイプの方が多くの分配金を受け取れる可能性がありますが、逆に予想通りの売上げが見込めるか不透明な場合にはリスクの低い固定収入タイプの方が安定的に収入を確保できる可能性もあります。

 

ただどちらにしても契約をしているゲーム機会社が倒産をしてしまうと話自体がパーになってしまう可能性がありますし、この手の契約書は大抵は作成者側に有利に作ってある事が普通です。

やはり実際にどれくらいの収益・リターンが得られるのかじっくりとシュミレーションをした上での判断が求められるでしょう。

 

またどのようなコインゲーム機を導入するにしても、やはりこまめに景品補充をする事が必要になってきます。

その場所に来店する客層に合わせた商品ラインナップが必要になりますし、大当たりのような商品は最後の方に取れるようになっていて回転を上げるための工夫をしているゲーム機であれば尚更こまめな補充が必要です。

面倒かもしれませんが細かな手間が売上げに繋がっていく部分もあり、完全な不労所得ではありませんがコツコツ型の副業を求めている人には1つの投資対象として検討できる事もあるかもしれません。

 

コインゲーム機オーナーは儲かる?

コインゲーム機オーナーは儲かっているかどうかと言えば、あくまで個人的な意見ですが多くのゲーム機副業者は儲かっていないと思います。

まずコインゲームの販売が伸びるかどうかはその設置場所に大きく影響され、客数の多いゲームセンターや集客が見込める立地であればそのコインゲーム機の売上は伸びると思います。

 

ですがそのような場所は既に先駆者がいるのが普通で、そんなに利益が取れる場所ならオーナー募集をせずに自社でやります。

またゲーム機器を置く以上は故障も考えておかなくてはなりません。

故障時の修理はどうなっているのか、メーカー側が請け負うのか・設置場所側で行ってくれるのか・修理費用の負担金額は?など様々な問題が付きまといますし、当然に修理期間中は売上げも見込めません。

そのような責任割合がきちんと定まっていなければ、設置場所やメーカーとのトラブルになる事も考えられるでしょう。

 

またこれは通常の商売も同じですが例えばUFOキャッチャーにしてもガチャガチャにしても販売が見込めなければそれは不良在庫となります。

不良在庫が処分できないうちは次の景品の投資にも廻りません。

不良在庫を多く抱えてしまった時、例えばこれがおもちゃや本などの在庫商品であれば半額程度でオークションや転売で何とか売りさばけそうな気もしますが、さすがにガチャガチャ景品やガチャ機本体の在庫処分には販路に困るでしょう。

また不良在庫となったとしても、メーカー側がその在庫品の買取りに簡単に応じてくれるとは思えません。

 

あまりにも回転が悪ければ設置場所側からも断りの連絡が来ないとも限らないでしょうから、やはり設置場所と景品内容によって善し悪しが決まる副業と言えます。

少なくともゲーム機を設置しておくだけで、チャリンチャリンと自動的にお小遣いが入ってくるような楽な副業とは考えない方が良いでしょう。

長く投資を続けていく中で自分の中で見極めの線引きを作っていくしかないのかもしれませんね。

今回はコインゲーム機オーナーの副業について挙げてみました。

スポンサーリンク