特殊清掃員の副業

今回は特殊清掃員の副業について挙げてみたいと思います。

今では忙しくて掃除ができない人や掃除が苦手な人のためにハウスクリーニング業者があります。

月額の料金さえ支払えば毎月決まった日に自分の家の清掃をしてくれるという代行サービスです。

しかしハウスクリーニング業者でさえ一般的には受け付けていない清掃があり、それが特殊清掃です。

特殊清掃はその事業の特殊性から大手も参入しにくい分野でもあり個人事業や副業として始める事も

検討できるクリーニング業と言えます。

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特殊清掃員の仕事内容は?

特殊清掃員の仕事内容はその名の通り一般的なクリーニングと異なり特殊クリーニングが必要な清掃

です。主には人が亡くなった後の部屋のクリーニングをする事がメインの仕事となってきます。

人が部屋内で亡くなると死臭が部屋内に付いてしまう事もありますし、遺体の状態によっては血液が

床や畳に付着している事も考えられます。その体液に触れてしまうとケースによってはウイルス感染

してしまう事も考えられ、完全防備をして作業に望むなど、やはりプロの作業が必要になってきます。

また少し前に「おくりびと」という映画を観た事がある人もいるかと思いますが遺体近くや遺体のあった

部屋で作業をすると独特な臭いが衣服にこびり付く事もあり、体に臭いが付く事もあります。

死臭が酷いとハエ等の害虫が発生している事もあるのでやはり害虫駆除と死臭を同時に進める必要も

あります。また死後直後では遺品整理が進んでいない事もあり清掃後でなければ遺品をまとめる事も

なかなか困難です。そのため特殊清掃業者が遺品を整理して不要な物は処分もします。またその部屋が

もし大家業を営んでいる所有者の部屋であれば死臭が付着していると次に賃貸する事も困難ですし、

清掃が遅くなれば近隣住民から苦情がくる事も考えられます。が衣服などにもこびり付く事があります。

またメンタル面でも厳しい仕事であり、今まで体液や酷い悪臭を経験した事がない人が特殊清掃員の仕事

をするとやはり数日で挫折してしまう事も多いようです。そのため慣れるまではひたすら辛抱が必要に

なり、今後は核家族化や独身世帯の増加・高齢化社会が進むに連れてまだまだ特殊清掃員のような

仕事が必要になっていく事は間違いない事のように思います。特に昨今では老人ホーム等に入居せず独居で

部屋内で静かに人生を終えるといったケースが増えている事から特殊清掃員の役割も今後増々大切になって

くるでしょう。

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特殊清掃員になるには?

特殊清掃員になるには一般的な求人誌やネット求人・特殊清掃業者などのHP等から応募をする事が一般的

です。特に清掃に関しての資格が必要という事もなく、誰でも応募できるケースが多いでしょう。

ワードに関して言えば特殊清掃・便利屋・廃品回収などの仕事ワードで検索するとヒットする事があります。

特殊清掃の会社には年齢制限を設けている会社もありますが、中高年で勤務している人も多くいます。

敷いて言えば軽トラ等を使用する事も多いため、普通免許の他にも中型免許程度があると優遇される

傾向があるでしょう。

雇用形態としては主には正社員・アルバイトの求人が多いでしょう。後述しますが現在では一般的な

サラリーマンやアルバイトと比較してもさほど高待遇とは言えない状態でもあり、特殊清掃が肌に合わない

人にとっては割の合わない仕事と思う人もいるかもしれません。また特殊清掃だけではなく便利屋業を

営んでいる会社であれば廃品回収や修理業務などを兼務する事もありますし、ゴミ屋敷の片づけ等を

併せて行っている会社もあります。

またクリーニング方法等を学べば独立も考えられる職種かと思われます。特殊な清掃剤やクリーニング方法・

遺品整理など専門的な仕事ではありますが、それでも覚えてしまえば将来的に自分で開業を検討できる

仕事です。ただし事業として開業をする際には一般廃棄物処理や産業廃棄物関連の許可を得る必要も出てくる

職種かと思います。また現在でも特殊清掃業者は増えておりますので、今後競争が激化してくる可能性もあります。

特殊清掃員の給料は?

特殊清掃員の給料は平均より若干高めといった印象です。正社員のサラリーマンであれば年収ベースで

350~450万円程度・アルバイトであれば時給にして1100~1300円程度の会社が多いように

思います。例えば副業アルバイトとして考えた場合、週2日程度1日8時間勤務をすれば月に7~8万円

の副収入にはなりますので副業としても一応成立はします。しかし特殊清掃員の仕事が特別に好きだという人

以外は、他にも稼げる仕事は多くありますので、特殊清掃員だけにこだわる理由はあまり見つかりにくい所

でもあります。

特殊清掃員の副業のつらい所は?

特殊清掃員の副業のつらい所はやはり遺体のあった部屋を清掃するというショッキングな現場に慣れるか

どうかです。人によっては勤務初日は衝撃的で仕事にならなかったり泣いてしまったりと、その特殊な仕事

に慣れていけるかどうかが問題になってきます。また人の死というものに感情的になり過ぎる人にとっても

不向きな場合があるでしょう。遺体自体は遺族の元に届けられてから清掃する事がほとんどなので遺体自体に

直面する事はほぼありませんが、それでも死体のかけらを部屋内で見かける事もあれば、体液の染み付いた

部屋を清掃したりするのは初心者であればあるほど衝撃的なもののようです。

また遺体があった部屋だけに悪臭がきつい部屋が多く、その臭いは衣類だけに留まらず、体にさえ付着

してしまう事も多くあります。お風呂に入ればすぐに取れるといったものでもなく、特に新人の頃は

そのような臭いが気になり人に会うのをためらってしまう人もいるようです。

また確かに特殊清掃や遺品整理は今後高齢化を迎える日本では需要があるように思えますが、それ以上に

業者の数がタケノコのようにわんさか増えている風潮もあります。仕事自体のパイは変わらないので

競合他社が増え続ければやがては従業員の減給等にも繋がる可能性はあり、以前のような割りの良い仕事

とは言いにくい現状でもあります。特殊清掃に関わらず自分が長く続けていける仕事を副業にしたいですね。

今回は特殊清掃員の副業について挙げてみました。

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