モーニングコールのバイトとは?求人や給料・仕事内容まで解説

今回はモーニングコールのアルバイトについて挙げてみたいと思います。

朝早くに起きるのはつらい時もありますね。

特に前日に夜更かししてしまったり、お酒を飲んでしまったりした時には翌日起きるのが苦痛の時もあります。

また元々朝起きるのが苦手だったり夜になかなか寝付けないという人もいるでしょう。

そんな人に利用されているのがモーニングコール代行です。

このアルバイトは朝が苦手な人やどうしても早起きしなければならない人に、気持ちよく起きてもらうためにモーニングコールを代行してあげる仕事です。

今回はそんなモーニングコールのバイトについて触れてみます。

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モーニングコールのバイトの仕事内容は?

モーニングコールのバイトの仕事内容は、朝の決まった時間にモーニングコールをしてあげて、依頼者を起こしてあげるという目覚ましコールのお仕事です。

人によっては朝から大事な会議がある・目覚まし時計では起きれない・単身者など他に起こしてくれる人がいない等、様々なニーズがあります。

そのような人達に対して、朝気持ちよく起きれるようにモーニングコールをしてあげるアルバイトになります。

 

仕事の流れとしては、まずモーニングコール代行会社に採用(登録)される必要があります。

登録が完了したら、コール前日までに登録会社から顧客のリストがメール等で送られてきて、そのリストに基づいて決まった時間にモーニングコールをする事になります。

コール件数も1日10~20件ほどのまとまった人数に対してコールをする事が多いでしょう。

 

モーニングコールのバイトの時間帯としては朝の6~7時頃のコールが多く、朝2~3時間の勤務を続ける事が一般的です。

コール代行者は当然にその時間帯前に起きている必要があり、遅延をする事は許されません。

またコールをした結果、顧客が起きてくれない場合であっても会社によっては「何コールまで」等といったようにコール回数に制限を設けている会社もあるので、起きるまで無限にコールをし続けなければならないといったリスクもないでしょう。

 

また代行会社側は複数の案件のコールが重複するのを避けるため、案件毎に時間を多少ずらしてリストを送ってくれます。

とは言え1コールに何十分もの長電話になってしまうと他のコールが遅延してしまう可能性もあるため、代行者は数分程度のコールに留めなくてはなりません。

 

また代行会社によってはモーニングコール以外のオプションサービスを設けている所もあり、その会社のサービス内容に沿った仕事の提供をする事が求められます。

例えば会社によっては以下のようなオプションがあります。

  • テレビ電話通話
  • 対応者のキャラの変更
  • 二度寝防止サービス
  • 緊急連絡先(家族)への連絡
  • スタッフの選択(男性か女性か) etc…

 

依頼者側からしても人から電話がかかってくるという程良い緊張感があり、目覚まし時計やアラームよりも目覚めが良いという声も多く、人の声で起こしてもらえるといったサービスが単身者や単身赴任の中高年などにも人気のサービスです。

またコール代行者はほとんどが女性であるため、利用者に男性客が多いのもこの代行サービスの特徴と言えるでしょう。

モーニングコールのバイトは在宅ワークが主なので副業としても適しており、特に朝から早く起きている主婦などにとっては比較的取り組みやすい副業と言えるのかもしれません。

 

モーニングコールのバイトの求人・募集は?

モーニングコールのバイトをするには、まずモーニングコール代行会社に採用されてスタッフとして登録をする必要があります。

代行会社のHPの登録フォームから応募するか、電話やメールで応募する流れになります。

モーニングコールを行う会社としては以下のような会社があります。

  • Good Morning Call Service
  • モーニングコール娘
  • モーニングコールセンター
  • 株式会社エリアフレンズ
  • モーニングコールどっとこむ
  • めざまし呼~る

 

またモーニングコールバイトの求人は代行会社だけでなく、ホテルや宿泊施設でのアルバイトもあります。

主にホテルのバックヤード業務として、宿泊のお客様宛の電話の取次ぎやモーニングコールを担当するアルバイトです。

ホテルによっては英語対応の求人もあり、その場合には高収入を狙えることもあります。

 

また上記の他にも、求人誌やネット求人等に掲載されている事もあります。

ただしモーニングコールバイトは案件数が少なく、その上応募者も比較的多いため、なかなか採用されにくいといった声もあるようです。

中には新規登録を打ち切っている会社も多いようです。

特に都心部の求人で検索をするとヒットする事もあるかもしれませんので、求人を見かけた際には検討してみるのも良いかもしれませんね。

 

モーニングコールのバイトは在宅でできる?

モーニングコールのバイトは在宅でできます。

そのため外出できない方や主婦の方などの副業としても検討できるでしょう。

 

携帯電話等は会社側から貸与される事も多いですが、基本的なPC環境は自分自身で用意しておく必要があります。

特にメール送受信や入力業務・Excel等の使用が利用できる環境などは求められる事がありますが、基本的なPCスキルがある人であれば問題はないでしょう。

また中には発声テストのようなものがあり、声質や聞き取りやすい声かどうかといった事を簡単にテストされるケースもあるようです。

 

ただしモーニングコールバイトの注意点として、通話中に家族の話声や子供の泣き声・ペットの泣き声などが聞こえてしまうのはNGですので気を付けておきたい所です。

モーニングコールのバイトは女性がほぼ優先的に採用される傾向がありますが、あらゆる方が挑戦しやすい副業と言えるのかもしれません。

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モーニングコールのバイトの給料は?

モーニングコールのバイトの給料は1件あたりの報酬制となっている事が多く、コール1件につき50~150円ほどの報酬設定の会社が多いと思います。

例えば1日平均10件のコールをすれば1日で1000円前後~の報酬が得られる事になり、週5日の勤務であれば月に2~3万円の副収入になりますので、お小遣い程度の副業としては良いかもしれません。

また最近では英語などの外国語対応のコール需要もあり、英語が話せる人は待遇がアップする会社もあります。

 

朝の2~3時間の間ではコールの間隔を考えてもせいぜい10~20件程度が限界という事もあり、この副業だけで生計を立てるのは困難な部分もありますが、それでも在宅で服を着替える必要もなくノーメイクで稼げるという意味では取り組みやすいバイトと言えそうです。

 

男性はモーニングコールのバイトをできる?

モーニングコールのバイトは女性が多いですが、中には男性スタッフもいます。

利用客には女性もいるので、男性コールのニーズも多少はあるようです。

特に一人暮らしのOLさん等、人の声で起こして欲しいといった人もいるのかもしれません。

また先ほども挙げたように、会社によってはオプションで男性コール・女性コールのどちらかを選択できる会社もあります。

募集枠は少ないかもしれませんが、もし求人を見つけた場合には検討してみるのも良いかもしれませんね。

 

高校生はモーニングコールのバイトをできる?

モーニングコール代行のアルバイトは20歳以上~40代くらいまでの募集が多いです。

あまり高校生の求人募集は見かけません。

 

また早朝とは言っても朝5時までは深夜にあたりますし、個人間の会話となるのでトラブルに繋がる可能性も考えられ、アルバイトとして高校生は難しいのかなとも思います。

あくまで個人的には、高校生のアルバイトはお金だけでなく社会経験を積める大切な場かと思いますので、その他のアルバイトを優先的に検討した方が良いような気もします。

将来の役に立つような経験を積めるアルバイトを探したいですね。

 

モーニングコールのバイトのつらい所は?

モーニングコールの副業のつらい所はやはり決まった時間に必ず起きていないといけないという事です。

毎朝早くに起きるのが日課となっている人であれば問題はありませんが、この仕事のために早起きを始めるという場合には注意が必要かもしれません。

中には朝早く決まった時間に起きなければいけない事がストレスになってしまい、結局挫折してしまったという人もいます。

あくまで自分の生活リズムを変えない程度に仕事を入れるようにしましょう。

 

またコミュニケーションが苦手という人も不向きと言えます。

いくらモーニングコールとは言え、コールの他にも一言二言程度のあいさつを交わす事も普通です。

人並みの会話が出来れば問題ないですが、相手は朝起きたばかりの人です。

朝は不機嫌な人もいるので、相手の心情を汲み取るちょっとした気遣いが必要な場合もあり、コミュニケーションを取るのが苦手な人は向いていない場合もあるでしょう。

 

また毎朝2~3時間の仕事とは言え、体調管理もきちんとしておく必要があります。

特に風邪などをひいてしまっては代行者自身が朝起きるのも苦痛になってしまいますし、喉を傷めてしまっては聞き苦しい声でモーニングコールをしなければなりません。

 

またモーニングコールバイトの需要自体が減少している事も考えられます。

冷静に考えれば、朝が苦手だからと言ってお金を支払ってまでモーニングコールを依頼する人というのは少数派のようにも思います。

ニーズはあっても求人への応募者が多い場合には、仕事をする事が難しい場合もあります。

 

モーニングコールのバイトまとめ

モーニングコールのバイトについて幾つか挙げてみました。

朝が苦手で起きられない人や不眠症で悩む人・ついつい二度寝して遅刻が多い人など、多くのニーズに応えられる仕事かと思います。

ですが現在ではその求人自体を見つける事も難しくなってきているようです。

そのためもしモーニングコールバイトの求人が見つかった場合には、検討してみるのも良いかもしれません。

早起きが得意な人や美声の人は挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。

今回はモーニングコールの副業について挙げてみました。

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