試験監督でネイルが禁止の理由は?副業としてバレるって本当?

今回は試験監督の副業について挙げてみたいと思います。

学校入試や資格試験のために猛勉強している人も多いかと思います。

試験を受けるには一般的には指定の試験会場に足を運んで試験を受けることが多く、その場に必ずいるのが試験監督です。

受験者が試験を受けるには問題用紙や回答用紙が必要になり、配布や収集のために人が必要になります。

そんな試験会場で必要とされるのが試験監督です。

試験監督の仕事をする際には服装やネイルを始め、幾つかのルールが存在します。

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試験監督の副業の仕事内容は?

試験監督の副業の仕事内容は試験会場において受験者がスムーズに試験を受けられるように行動をします。

会場や試験によって仕事内容は多少異なりますが、主な試験監督の仕事内容は以下の通りです。

 

  • 受験者を試験会場まで誘導
  • 試験会場の準備
  • 受験票の本人の確認
  • 試験前の受験者への説明
  • 黒板への板書
  • 問題用紙・回答用紙の配布
  • 試験中のカンニングなどの監視
  • 問題用紙・回答用紙の回収
  • 回収後の集計

 

その他にも英検やTOEIC等、音源が必要な試験に関してはその音源のチェックなどをする事もあります。

また試験が始まる前に担当者から監督者に対して事前に説明がなされるので、そこで1日のおおまかな流れも把握できるでしょう。

いずれにしても試験監督の副業は立ち仕事ではあるものの、多くの体力を必要とせず比較的ラクな仕事ではあるので副業にも向いていると言えます。

また土日に試験が実施される事が殆どなので、平日に本業を抱えている人でも取り組める副業です。

 

試験監督の副業をするには?

試験監督の仕事に応募するには求人誌やネット求人から仕事を探し、エントリーをする事が一般的です。

試験監督は経験者だけでなく未経験者もエントリーできるので応募もしやすい仕事とも言えます。

 

特にアルバイトや派遣会社の求人には試験監督の求人が多く掲載されている事があります。

アルバイト情報ではバイトルやタウンワーク・anなどもありますし、en派遣などの派遣総合求人にもよく掲載されていたり、ショットワークス等の単発専門求人にも掲載される事があります。

その他にも予備校や受験団体のHPに試験監督の求人が掲載されているケースもあるので、希望している人は小まめにチェックしておいても良いでしょう。

特に毎年のように行われる国家資格試験や入学試験シーズンなどは試験監督の求人も多くなるので、頻繁に求人に目を通しておきましょう。

 

試験監督の服装は?

試験監督をする時の服装はスーツ着用できちんとした服装を求められるケースが多いです。

男女共に以下のような服装が望ましいでしょう。

男性

  • スーツ着用(黒・紺・グレー)
  • ワイシャツ+ネクタイ(シャツは白。ネクタイはシンプルな柄に)
  • 革靴
  • ヒゲや長髪・過度な染髪NG

女性

  • スーツ着用(黒・紺・グレー)
  • シャツやブラウス(色は白)
  • 革靴(フラットシューズでも可)
  • パンツスーツ・スカート共に可

また女性でも髪の毛をしっかり縛っていく必要があったり、ネイルやピアス・マニキュアがNG・ヒールがNGな事もあります。

 

試験監督はネイルもNG?

女性が試験監督をする場合、中にはネイルをしている人もいるかもしれません。

もしくは前日に誤ってネイルをしてしまった人もいるでしょう。

 

ですが試験監督の求人会社によってはネイルを禁止としている所も多くあります。

実際には控えめなネイルをこっそりしてくる人も多いのですが、やはり会社がネイルNGとしている場合には控えるべきです。

最低限としてもストーンは外したほうが良いでしょう。

 

やはり試験というのは受験者も緊張感を持って臨んでいます。その会場内で過度なネイルをしていると不快に感じる受験者もいるかもしれません。

また派手なネイルだと問題用紙や回答用紙の配布・回収時に邪魔になってしまう事もありますし、試験によっては会場準備などで多少体を動かす場合もあるので、作業中にネイルが気になってしまう事もあるでしょう。

また目立つネイルは試験中にも受験者の気が散ってしまう事もありますし、受験団体のイメージを損ねてしまう可能性もあります。

 

特に試験監督は募集倍率が高くなりがちなので、面接時にはネイルはオフして行った方が良いかと思います。

ネイルを始め、しっかりと服装マナーを守って仕事に臨みたいですね。

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試験監督の副業の給料は?

試験監督の時給は1000円~1300円程度が一般的となっています。

立ち仕事にはなるものの、仕事内容と比較して考えると割りの良い副業と言えるでしょう。

勤務時間は半日程度の求人もありますが、準備~片づけまで丸一日8~9時間程度かかる試験も多く、その場合には日給で1万円前後稼げる求人も多くあります。

毎週土日だけ取り組んだとしても月に7~8万円の副収入にはなりますので副業としても十分に成立します。

 

また登録会社によってはその日のうちに日払いで給料を受け取れるケースも多くあるので、すぐにお金が必要な人にとってもお勧めです。

ただし人気職だけに応募倍率が高かったりすぐに募集枠が埋まってしまう場合もあるので、気になる試験監督の仕事が見つかったら早めにエントリーする事をお勧めします。

 

試験監督の副業はバレる?

本業の仕事を他にしている場合、試験監督の副業が会社にバレるのではないか?と考える方もいるかと思います。

あくまでこれは私個人の場合ですが、年に計2回ほど試験監督の仕事をしたことがありますが、本業の会社にはバレませんでした。

私が勤めていた会社では特に副業禁止規定はありませんでしたが、副収入については何も言われませんでした。

もしくはもしバレていたとしても、給与の金額が少額であった事から経理が何も言わなかったのかもしれません。

 

ですが試験監督のバイトは副業であったとしても、会社にバレる可能性がゼロとは言えません。

ご存知の方も多い通り、勤務先は給与や報酬額を市区町村に対して報告する義務があり、市区町村は本業分と副業分も合算して住民税を算出し会社に通知するため、特に金額が多い場合などは会社にバレる可能性もあります。

住民税の支払い方法を普通徴収にする等の対策もありますが、万一試験に会社の同僚や上司が受験した場合にはバレる可能性がありますし、試験会場が会社近くだった場合にもバレる恐れが出てくるでしょう。

やはり副業を始める際には出来るだけ事前に会社側に確認する等の対策が必要となります。

 

試験監督の副業の必需品とは

試験監督の副業仕事は少し特殊な仕事である事から、会場に持っていくべき必需品があります。

これから試験監督の仕事をする方は以下のアイテムは持参して行くと良いでしょう。

 

のど飴・飴玉

試験は長時間にも及び、立ちっぱなしでも眠くなってしまう事もあります。

会場内は冬場などは乾燥してしまう事もありますし、受験者に説明をする時には思うように声が出ないと困ります。

そのため試験前にのど飴を舐めておくと良いでしょう。

 

絆創膏

試験監督の副業ではバンソウコウも持参した方が良いでしょう。

試験の問題用紙や回答用紙の配布中に指を切ってしまう事もありますし、また指から血が出てしまうと配布が出来なくなってしまう恐れもあります。

また試験会場では革靴など、普段から履きなれない靴を履いていると靴擦れを起こしてしまう可能性もありますので、絆創膏を1~2枚持っていくと良いでしょう。

 

腕時計

腕時計をあらかじめ持参するように指示される事もあると思います。

試験会場では「試験開始」の合図を出したり、試験終了までの残り時間をアナウンスするシーンもありますので、時間を確認するためにも腕時計を持参した方が良いでしょう。

 

試験監督の副業のつらい所は?

試験監督のつらい所は時間が経つのが遅く感じることが多いという事です。

人によっては試験中は監視をしているだけなのでラクと考える人もいますが、60~120分の間、何もせずに監視だけしている事を苦痛と感じる人もいるでしょう。

そのため上記にも挙げたように幾つかのアイテムを準備した上で仕事に臨んだ方が良いでしょう。

 

また試験監督は立ちっぱなしという事も多いので、疲労感を感じる事も多いかと思います。

もちろん試験中に居眠りをしたりガムを噛む・試験を解く等の行為はNGとなります。

 

また試験監督の求人は多く掲載されているので、採用されやすいイメージを持つ人もいるかもしれませんが、採用人数自体が少ないので早めに応募を打ち切ってしまう事も多くあります。

せっかく副業として試験監督をやりたいと思っても、自分が入りたい日時や時間帯の仕事に入れないという事態も多く発生します。

 

また試験監督としては単純な1日のアルバイトという感覚かもしれませんが、受験生からすれば年に数回しかない真剣な気持ちで取り組む試験です。

試験監督の用紙の配布が間違っていたり案内にミスがあったりすれば受験生の混乱を招く場合もありますし、受験生が今まで勉強してきた事が無駄になってしまう恐れすらあります。

アルバイトや副業といった安易な気持ちではなく、試験終了までしっかりと仕事をこなす必要があります。

 

試験監督の副業まとめ

試験監督の副業について幾つか挙げてみました。

試験監督は仕事内容からすれば比較的ラクで稼ぎやすい副業と言えるかと思います。

ただし試験会場はその受験生たちの今までの苦労や努力を発揮する緊張感のある場所です。

そのためお仕事には真剣に取り組む必要があります。

勉強が好きな人や試験監督を体験してみたい人は応募してみるのも良いかもしれませんね。

それでは今日はこの辺で。

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