運転代行バイトの副業の時給は?きつい?評判や保険についても解説

今回は運転代行の副業について挙げてみたいと思います。

運転をする人にとって、その時々の状況で運転を代行して欲しいという要望は意外に多いもの。

例えばお酒を飲んだ時などは運転できませんし送迎を希望する際にも代行が欲しい時もあります。

運転代行はそのようなニーズに応えてドライバーの代わりに顧客の車を運転するサービスです。

運転代行を本業としている人だけでなく副業として運転代行を仕事にしている人も多くいます。

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運転代行バイトの仕事内容は?

運転代行バイトの仕事はまず2人程度でチームとなり、顧客の希望する場所へ車で向かいます。

そして顧客の元へ着いたら1人は顧客の車を運転し、自宅などへの目的地へ向かって運転をします。

この時に同時に後部座席や助手席に顧客を乗せて、料金メーターを作動させます。

もう一人は先行する車に着いていき、目的地に到着したら料金を精算。

その後また自社の車に乗り込み次の顧客の場所へ向かうか、帰社する事になります。

 

特に年末などの忘年会シーズンや新年会時期・金曜日・土曜日あたりは忙しくなるケースが多く、1日に3~4件の運転代行をこなす事も珍しくありません。

また基本的に少数での仕事になるので気楽という声もあり、特に運転が好きな人にとっては副業向きとも言えるでしょう。

運転代行のコアタイムは夜20時~朝4時頃まで。夜~深夜にかけての仕事になるため、日中に本業を抱えている人でも夜間に副業として運転代行をしている人もいます。

また運転代行バイトの中にはシフト制にしている会社や自由出勤制の会社も多いのでやはり副業にも適しています。

 

しかし顧客を乗せて運転するだけに安全運転を心掛けるだけでなく、眠気との戦いになる事も多いので、運転には細心の注意が必要になります。

また顧客の車を運転するには二種免許が必要になりますが、その場合には顧客とのコミュニケーションが必要な事も多いですし、酔っ払い等の場合には多少絡まれるようなケースも起こり得ます。

特に運転代行はリピートに繋がることも多く、顧客とのコミュニケーションから次回以降の受注に繋がることもあるので、二種免許保持者は特に会話が得意な人などが向いているとも言えるでしょう。

 

運転代行バイトに二種免許は必要?

運転代行バイトを仕事にする人には二種免許を所有している人が多くいます。

例えば元々タクシードライバーだった人なども運転代行を仕事にしている人は多いでしょう。

 

昔と異なり、現在では顧客を乗せて車を運転するには二種免許が必要という事になっています。

そのため顧客の車を運転しないでついていくだけの運転手には二種免許は必要ありません。

 

二種免許は学科と技能試験があり、技能試験は教習所で行う卒業検定に合格すれば免除される事になります。

二種免許を所有していれば時給も数百円アップしてもらえる事もありますが、副業の運転代行バイトのためだけに二種免許を取る人は少数派で、副業者は追尾する運転手を勤める人が多いかと思います。

運転代行の運転手はアルバイト雇用が多いので二種免許を所有していなくても副業としては成立するでしょう。

 

運転代行バイトの時給・給料は?

運転代行バイトの給料相場は会社によって様々ではありますが、時給換算すると1000円~1200円前後の会社が多いように思います。

例えば毎週末2日だけ1日5時間程度働いたとしても、月に4~5万円の給料にはなるので副業としても成立します。

また最近の代行会社は完全歩合制に移行している所が多く、自分の売上げによって給料額が大きく左右されやすいのも特徴的です(売上の35~40%など)。

もしくは最低日額保障+歩合額の給与体系など、会社によって給料体系が大きく異なります。

 

副業として行うのであれば出来れば固定給に近い給与体系の会社で働く事をお勧めします。

歩合制だと売上げにも左右されますし、そのプレッシャーが事故を引き起こす可能性にも繋がりやすいからです。

また時には顧客からチップをもらえる事もあり、思わぬ副収入が入る事もあります。

特に忘年会シーズンのみ等、一定の時期にスポット的に運転代行をする者もおり、運転代行バイトは比較的自分のスケジュールに合わせて働きやすい副業とも言えるでしょう。

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運転代行バイトの評判・口コミは?

魅力的な副業にも見える運転代行バイトの副業ではありますが、実際に働いた人の声には様々な評判があるようです。

  • 短時間でも稼ぎやすい
  • 酔っ払いが面倒
  • 色々な車に乗れる
  • 夜に強くないと体が持たない
  • 高級車・左ハンドルなど運転が上手い人向け
  • 客車ドライバーとの車間距離が難しい
  • 事故を起こした時のリスクで割に合わない
  • 深夜手当が出ない所も

特に運転代行会社によっては多少ブラックな雰囲気の会社もあると聞く事がありますので、入社前には事前によく確認してから始めるようにしたいですね。

 

運転代行バイトの求人はどこで見つける?

運転代行バイトの求人は一般的な求人誌やネット求人で見つけることが出来ます。

中には登録制となっている会社もあるようなので副業にもしやすいかと思います。

中高年者でもOKとなっている求人も多いので、運転に問題がなければ採用率も高めです。

会社によっては週1~週2程度でも受け付けてもらえるので、やはり副業にも適しています。

特に地方よりは都心部で求人が発生しやすく、都内でドライバー職を検討している人にも良いでしょう。

 

運転代行の保険はどうなる?

もし運転代行を利用して途中で事故が起きてしまった場合にはどうなるのでしょうか。

事故が起きた場合には、基本的には運転代行業者と依頼者が責任を負う可能性があります。

被害者側としても、代行業者や依頼者に賠償請求をする事ができます。

事故が起きた場合には任意保険がありますが、運転代行中の事故については保険金支払いの対象外となっている事が多いでしょう。

 

ですが代行業者は通常は賠償責任保険に加入しています。

代行業者であれば対人賠償8,000万円・対物賠償200万円以上の保険等に加入しているかと思います。

そのため運転代行中に事故が起きたとしても保険から一定の金額が補償され、依頼者に請求がいく可能性は低いと言えます。

とは言っても運転代行を副業にする際には事故にはくれぐれも注意するようにしたいですね。

 

運転代行バイトのきつい所は?

運転代行のつらい所はまず二種免許の運転者は顧客との絡みがある所。

特に酔っ払い客が多く、また男性客がメインになるので、面倒な話になったり時には暴力沙汰になったという話もあります。

そのような状況も上手くかわす事ができる話術なども必要になります。

 

また安全運転は元より、夜中の仕事になるので睡魔との格闘になる事もしばしば。

特に顧客の車を運転している場合には、事故などを起こせば賠償問題に発展する可能性あり、慎重な運転が求められます。

仕事の合間に仮眠を取らせてもらえる事も多いですが、やはり仕事前には少しでも体を休めてから運転に取り組む事が望まれます。

 

また意外にコンビを組む先輩や同僚との相性によっても仕事にしやすさが変わったりもします。

相性の良い人間なら良いですが、例えば1人は自分のペース重視で、もう一人はとにかく数をこなす売上げ重視の人間だと仕事が噛み合わない・注意を受けるといったケースもあるようです。

また同伴後の帰りの運転ではもう一人と同乗で事務所なりに一緒に帰社する事も多くなるので、相性が悪いと車内でのコミュニケーションが取りずらい等の不満を持っていた人もいるかと思います。

 

副業としても需要のある運転代行ではありますが、普段から本業を抱えている人にとっては取り組みやすい仕事と言えるでしょう。

運転が好きな人・人との会話が好きな人は挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

今回は運転代行の副業について挙げてみました。

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