塾講師の副業

今回は塾講師の副業について挙げてみたいと思います。

学歴社会が崩壊しつつあるという声も聞かれますが、まだまだ学歴が就職や社会的地位に影響

を与えている事は実際かと思います。学校に通う生徒さんの中には学校の授業自体についていけない・

進学には学校の授業だけでは不十分だから学習塾に通うというニーズもあり、塾講師を専業としている

人や副業的に講師をこなす人もいます。また今までの対面授業だけではなく、通信手段も豊富になって

きている事から、塾講師の形態としても様々な形で検討できるようになっています。

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専任講師と非常勤講師

塾講師と言っても様々な働き方がありますが、大別すると塾講師を専任で行っている専任講師と

特定の時間帯や曜日に合わせて講師をする非常勤講師があります。本業を抱える人が副業として塾講師を

考えるのであればやはり非常勤のスタイルがメインになってくるでしょう。例えば夜間帯だけ講師を

勤めるとか土日だけ講師をするといった形です。生徒としても学校帰りや休日に塾に通いたいという

ニーズもあり、非常勤講師の活躍の場も広がっています。また学習塾と言うと昔は教室で数十名の

生徒と集団で講義を行うといった形が一般的でしたが、最近では個別指導の塾も増えており、この点

でも特定の時間帯だけ生徒に密着して指導ができる非常勤などの副業的な講師の強みとも言えるでしょう。

個別指導ではその生徒に合わせた指導の進捗やカリキュラムを考える必要がありますし、集団授業であれば

全体のバランスを考えて細かな授業計画を立てながら講義を行っていく必要があります。

塾講師の仕事内容は?

塾講師の仕事内容は生徒の塾へ通う目的によって左右されます。前述したように学校の授業のレベルに

ついていけないから教科書の復習として塾へ通う人もいれば、学校の授業だけでは進学に不十分なために

塾へ通いたいという生徒・独学を基本にしているがわからない部分だけ講師をしてもらいたい生徒など

塾へ通う目的は生徒によって様々です。それぞれの生徒の目的を理解し、その終着点に導いてあげる事が

塾講師の第一の仕事の役割と言えるでしょう。また塾講師と言えば勉強を教えるだけのイメージもありますが

生徒は思春期である若年の生徒も多く、時にはそのモチベーションの維持や意識の低下・他への意識の

移り変わりなど、様々なケースが想定されます。そのような時にも講師自信が生徒と直接コミュニケーション

を取ったり悩みや不安を取り除いてあげる事で、学習への意欲を取り戻してあげる事も講師の役割の1つ

と言えるでしょう。

また指導の他にも事務処理を併せて行う事が多く、採点や生徒の成績管理など空いた時間を利用して作業を

する事になります。また非常勤講師には少ないものの、イベント企画や報告書の作成・保護者の対応などが

求められる塾もあるでしょう。そのためにも生徒とのコミュニケーションだけではなく、他講師との意思疎通が

多く必要とされるケースもあります。

塾講師になるには

塾講師になるにはネット求人や一般のアルバイト情報誌・学習塾の求人情報・通信や家庭教師派遣会社

などの求人から仕事を探していく事になります。

塾講師になるには塾側が一定のハードルを設けている事が多いものです。大学卒や大学院卒など学歴

によるハードルが設けられている他にも教員免許を持っている人が採用されやすかったり、採用面接や模擬試験

・学科試験などが行われる事が多くなります。その他にも生徒とのコミュニケーションが適切に取れるか等、

その人柄も重視される事が多くなるでしょう。

特に最近では塾講師や家庭教師もアルバイト講師が担当している事も多く、講師としての質の低下が

問題視されている傾向もあり、またその講師の人柄や指導方法や人気によって塾側の集客にも大きく影響

してくる事から、塾としても講師の採用には慎重になっている塾も多いものです。特に大学受験専門の塾や

予備校の講師ともなると採用のハードルは高くなる傾向があり、学歴だけではなく講師としての生徒からの

信頼度・人気度等も重視されてきます。また無事採用されたとしても生徒の保護者からの苦情や授業の

面白味がなかったりすれば解雇となる可能性もあり、採用後であっても常に生徒の満足を意識した講義が

求められる事になります。

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塾講師の給料は?

塾講師の給料は時給制による場合と1コマ~円といったように講義単位で報酬が決められている場合とが

あります。平均的に時給換算すると1200~3000円くらいが相場と言えるでしょう。飲食店等と

比較すれば高時給になる事も多く、副業とは言え月に10万円以上稼ぐ講師も珍しくはありません。

ただし特にコマ数で報酬が決められている場合には、講師が入社したてで講義に慣れていない頃には準備や

予習に時間がかかり時給換算でも1000円を割り込む事があるかもしれません。その為まともに稼げる

ようになるまでにはある程度の習熟が必要となる事もあります。

また塾講師と言ってもその形態によって特徴があり、一般的には集団講義→家庭教師→個別指導の順に

時給は高くなっていく傾向があります。特に現在の主流の個別指導ではあまり多くの給与が期待できない

ケースもあり、希望する給与形態の塾を選択したり、自分に合った教え方やシフトスケジュールに合わせて

在籍する塾を選択する必要があると言えます。また塾によっては講義時間のみを給与発生時間としている

ケースもあり、その他のスケジュール管理の時間や採点時間は労働時間の対象外としている塾もあるので、

自分の労働時間として認められる時間がどのくらいになるのか、事前にしっかりと確認してから応募する

ようにしたい所です。

塾講師のつらい所は?

塾講師のつらい所はやはりある意味では人気商売の一面である部分もあり、講義内容だけではなく生徒との

コミュニケーションや授業の人気度・保護者間の評判など、勉強以外の要素で評価が分かれてしまう可能性

がある事が挙げられます。特に生徒は若年層が多く、生徒間の講師の好みも様々であり、単純に勉強だけを

教えるだけでなくしっかりと生徒と意思疎通を図って講義を進めていく必要があります。また講師側が真剣に

生徒に向き合っていたとしても、その気持ちに応えてくれる生徒ばかりではありません。中には講師が与えた

宿題や課題をやってこなかったり思うように成績が伸びずに講師側が指導方法に悩んでしまう事もあるでしょう。

また副業とはいっても時間スケジュール管理が難しくなりやすい事も塾講師の難点でもあり、特に生徒は

学校が終わった後や週末に通うケースも多くなる為、終電近くの帰宅になる事や、講師自身がプライベート

時間を確保する事も難しくなるケースも少なくありません。その結果として食事や生活リズムが不規則に

なる事も想定しておかなければならないでしょう。また講師として慣れてくると自分の担当外の教科まで

教えなければならないケースというのも発生する可能性があります。特に中小の塾ではこの傾向は顕著で

自分の担当外の教科を担当するとなれば、それだけ今まで以上に講師自身が予習に時間を取られたり

準備に時間がかかるといった事も想定されます。

その他にも塾講師は時間外労働が多いという事もよくあります。前述したように授業の準備や採点時間などが

給与に含まれないケースや定時の時間になっても中々帰宅できないといったケースも珍しい事ではなく、

時給換算すれば他のアルバイトの方が稼げるといった話を聞く事もあります。あくまで副業として塾講師

を考えるのであれば、仕事のやりがいももちろん大切ではありますが、時間効率の良い仕事を探す工夫も

必要になってくるでしょう。

今回は塾講師の副業について挙げてみました。

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