回転寿司のバイトはきつい?まかないは食べれる?仕事内容まで解説

今回は回転寿司のアルバイトについて挙げてみたいと思います。

日本人にとって特別な食べ物でもあるお寿司。

ネタも豊富で新鮮なお寿司が好物という人も多いですね。

お寿司は値段が高いこともあり毎日のようには中々食べられませんが、それでも時々食べたくなるという人も多いかと思います。

中でも回転寿司は金額的にも良心的なお店が多く、お寿司好きな人にとっては嬉しい限りですね。

そんな回転寿司でもアルバイトを募集しており、副業として働くことも出来ます。

今回はそんな回転寿司のバイトについて触れてみます。

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回転寿司のバイトの仕事内容は?

寿司

回転寿司のバイトの仕事内容はどのような作業が多いのでしょうか。

まず回転寿司バイトの仕事内容は、主にホールとキッチンに別れます。

 

ホール

まず「ホール」は主に店内での接客がメインとなり、お客様のオーダーを取ったり皿の枚数を数えたりといった仕事が多くなります。

ただし昔と比べて最近ではタッチパネル操作の寿司屋も増えている為、オーダー時に多くの接客を求められる事は少なくなっています。

ですが特別オーダーの呼び出し時にはお客さんの元へ駆け付けなければなりませんし、待っているお客さんの席への案内や食後のお会計・退席後の食器片づけなどはホールの役割です。

また会計時の皿のカウントは店員が目視で確認している店舗が多く、枚数によって会計金額が変わりますので、このカウントもホールの大事な仕事の1つです。

他にもテーブル上のガリやお箸などが無くなっていたら補充しなければなりませんし、テーブル拭きや整理などもホールの担当になります。

どちらかと言えばホールは女性が担当している店舗が多いでしょう。

 

キッチン

次に「キッチン」ですが、キッチンでは寿司を作る調理がメインの仕事となってきます。

ただし寿司と言っても、握りや巻物・軍艦・サラダやドリンク・デザート・味噌汁などのサイドメニューにも対応しなければなりませんし、調理だけでなく盛り付けや食器洗いの仕事も含まれてきます。

また一般的なお寿司屋さんと違い、シャリでさえ機械が自動で握ってくれていますし、具材もカットされたものがあるのでアルバイトに特別な技術が求められる事は少ないです。

大きな回転寿司店になると、レーンの担当やシャリ入れ担当・軍艦担当など、その日によって担当する持ち場が異なります。

最初から全てこなせる必要はありませんが、徐々に多くの持ち場をこなせるようにしたい所です。

 

また回転寿司のバイト全般に言える事ですが、やはりお客さんにはファミリー層や団体での来店が多くなる為、土日祝や連休日には来店客数が上がります。

どの回転寿司店も週末はアルバイトの求人を出している店舗が多いため、平日に本業を抱えている人でも副業として応募しやすいと言えます。

 

店によってはお寿司のまかないが食べられる店舗や、社員割引に対応している所もあり、ちょっとした食事代を浮かせる事も出来るかもしれません。

またホールやキッチンだけでなく、デリバリーに対応している寿司店もあるので、バイク免許を持っていれば配達専門でバイトをするという考え方もあります。

 

回転寿司のバイトはきつい?

回転寿司のバイトでは、他の飲食店と同じく髪型や身なり等に厳しい所が多いです。

出勤時にはまず上司の身だしなみチェックが終わってから勤務開始となる店舗も多いでしょう。

回転寿司店では店舗によっては、上司にも体育会系の人間もいるので、あたった上司によっても厳しさが変わってきます。

 

また最近では寿司の注文もタッチパネルになっている事もあり、次々と注文が来ます。

特に人気のネタや季節の旬のネタは多く注文が出ます。

オーダーを確認しながら自分の作業をこなすとなると、最初の頃はかなり慌てます。

その都度、次に進める作業を予想しながら動くことが求められます。

 

また回転寿司と言うと家族連れが多く、苦情やクレームが少ないイメージもありますが、実際にはそうではありません。

特に週末などはウェイティング時間が長くなる事が多いので苦情になることもありますし、寿司のネタがシャリから落ちていてクレームになる事もあります。

また回転寿司の皿も洗浄機で落としきれていない汚れがあれば苦情に発展する事もあるでしょう。

苦情を受けても気持ちを入れ替えられるメンタルの強さも必要です。

 

また回転寿司バイトは魚具材を扱うだけに、退勤時には生臭い匂いが付着している場合もあります。

また魚の生臭さや酢の臭いが苦手な人など、あまりに神経質な人には回転寿司バイトは向いていないかもしれません。

 

回転寿司のバイトの給与は?

回転寿司のバイトの給与は、他飲食店と比較して同じくらい~若干高めの店舗もあります。

アルバイトでは1000円前後の時給設定にしている回転寿司店が多いかと思います。

 

またオープニングであれば時給高めで求人を出しているケースもありますし、夜間まで営業をしている店舗も多いので22時以降は割増手当が支給されます。

他にも土日祝や連休中は特別時給で対応している店舗も多いでしょう。

例えば土日だけ時給1000円で1日6時間程度勤務をすると、月収5万円前後稼ぐことが出来ますので副業としても成立します。

またシフトに関しても店舗によっては週2日勤務~という事もできますし、1日3~4時間の短時間勤務も可能な為、主婦の方の副業としても検討できるでしょう。

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回転寿司のバイトでまかないは食べれる?

回転寿司のバイトでまかないは食べれるのでしょうか。

一般的な個人経営のお寿司屋さんであれば、まかないを食べれるお店は多くあります。

特にこのようなお寿司屋さんでは日によってまかないが違う事もあり、それが楽しみでバイトのモチベーションになる事も多いです。

 

ですが回転寿司の場合には、チェーン店によって異なります。

チェーンによって、まかないがある店舗と無い店舗があるようですね。

特に最近では経費削減の影響か、まかない無しのチェーン店は多いです。

もしまかないが気になる方は、アルバイト求人に「まかない有り」「食事補助あり」などの記載がある回転寿司店を選んだ方が良いでしょう。

もしくはまかないが無くても、社員割引(寿司30%オフなど)や施設優待がある回転寿司店もあります。

 

面接時にまかないがあるかどうか聞きたくなるケースもあるかと思いますが、出来ればまかないの事は積極的には質問しない方が良いと思います。

バイト面接では仕事へのやる気や熱意を全面にアピールするようにしたいですね。

 

回転寿司のバイトは高校生もできる?

回転寿司のバイトは高校生でも可能です。

中には大学生中心の店舗もありますが、高校生でも応募可能な回転寿司店も多いです。

特に面接時には土日祝は出勤できることはアピールした方が良いでしょう。

回転寿司店は家族連れのお客さんが多く、長期休暇中など子供たちが休みの時期もかなり忙しくなりますので、繁忙期に出勤できるかどうかは面接時のポイントになります。

またその回転寿司店を利用した事があるかどうかも聞かれる事がありますので、もし機会があれば事前に一度来店してみるのも良いかもしれませんね。

 

特に高校生の中でもバイトが初めての方は、回転寿司店のようにチームワークが必要とされるバイトは役に立つことも多い筈です。

店舗内のバイトの従業員数も比較的多めなので、友達も出来やすいと思います。

最初はバタバタとしていて仕事がきついと感じる人も多く、数カ月で辞めてしまう高校生も多いですが、根気強く取り組みたい所です。

 

回転寿司のバイトで恋愛はある?

回転寿司のバイトでも恋愛や出会いはあります。

まず回転寿司店は一般的な飲食店と比較しても、バイトを含めた従業員の数が少し多めです。

アルバイトも新しい人が頻繁に入ってきますし、入れ替わりも多いので出会いの数も多めと言えます。

ホールの女性やキッチンの男性が恋愛関係になる事は珍しくありませんし、中にはバイトと社員が恋愛関係になる事もあります。

また年代的にも高校生~大学生のスタッフが多いので、一緒に仕事をしていると自然に恋愛になってしまう事もあるのでしょう。

あまりにも忙し過ぎる店舗では恋愛まで発展しない事もあるようですが、公私混同しない程度に恋愛を楽しみたいですね。

 

回転寿司店は郊外に多い?

回転寿司店は郊外に多いと言われます。

駅近にある回転寿司店も多くありますが、郊外型と言われる回転寿司店も多いものです。

特に回転寿司で有名なス○ローなどは、ロードサイド等に数多くの店舗を立ち上げ成長してきた店と言えるでしょう。

 

回転寿司は多くはファミリー層や団体で来店するものであり、郊外やロードサイド店では車で来店する顧客を前提とした立地となります。

駅前など一等地と比較すれば賃料も抑えられ、特に大型店が多い事を考慮すれば回転寿司店が郊外に開店する事が多いのも理解ができます。

実際にも他外食店の多くが売り上げの10%以上のテナント家賃がかかっている事が多いのに対し、回転寿司店は概ね8%以内に収まっている所も多く、特殊な戦略が伺えます。

車で来店する客が多いため、店舗によってはガソリン価格が下落すると郊外型の回転寿司店の売り上げが上がるという話もあるようです。

回転寿司のバイトを副業として考えてみると、毎回の出勤が郊外や遠地にあるのは面倒ですから、なるべく近場の店舗を選びたいですね。

 

100円寿司は儲かる?

巻き寿司

さて回転寿司店の中には「1皿100円」といったように、驚くほどの低価格で寿司を提供している店舗もあります。

高級なイメージもあるお寿司ですが、本当に1皿100円で利益が出るのでしょうか。

 

まずは原価から考えてみると、やはりネタによって当然にそれぞれの原価が異なります。

例えばウニやマグロ・イクラといったネタが原価が高めなのに対し、タマゴやツナ・味噌汁といったネタは原価が低めになります。

 

さすがに原価が高いネタばかり注文されてはお店も厳しいですが、回転寿司はファミリー層が多い事もあり、注文するネタや品目は年代によっても様々。

例えば大人客が原価高めのネタを優先して注文したとしても、お子様はタマゴが好きだったりデザートに目が行ったりと、バランスよく採算が取れるように計算されています。

また店によっては原価が低めのネタを優先的にレーンに乗せているといった店もあるようです。

 

回転寿司店ではシャリを握るのも機械が行ってくれますし酢を混ぜるのも機械でできます。

キッチンオペレーションもあらゆる面を自動化する事によって人件費を大幅に節約できる事になりますし、最近ではシャリ握り→ネタ乗せまでロボットが行うといった店もあるようです。

いずれは接客まで機械化される世の中になっても不思議ではないのかもしれませんね。

その他にもネタを冷凍していたり、手間のかかる部分を別途外注していたりと、回転寿司店には競争の激しい外食産業を生き抜く知恵がふんだんに凝らされている事が分かります。

 

回転寿司のバイトまとめ

回転寿司のバイトについて幾つか挙げてみました。

私たちは気軽に回転寿司を食べに行く事も多いですが、その裏ではお店側の様々な工夫がある事に気付きます。

回転寿司店は忙しい店舗も多いものですが、黙々と仕事ができて時間もあっという間に過ぎていきます。

最初のうちはきついかもしれませんが、特に高校生などは社会勉強になる事も多い筈です。

回転寿司のバイトに興味がある方は、まずは挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

今回は回転寿司バイトについて挙げてみました。

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